今回の東京旅。
実は、計画を立てる段階で、ふと「築地へ行ってみよう」と思い付きました。
先月は御茶ノ水駅周辺を散策したのですが、今回は何故か「築地」が気になるのです。
そこで、最初の2泊は、リザベスさんのワークショップ&セッション会場へ行くのに便利な場所で宿泊し、最後の一泊は、地下鉄築地駅近くのホテルに泊まることにしました。
だけど、何で今回は「築地」が気になるのだろう?
築地と言えば市場が有名だけど、他に何があるのかな??
…と思い、いろいろ調べてみたのです。
すると、築地本願寺がまず見つかり、次に聖路加病院が出てきました。
聖路加病院といえば、私が尊敬する(故)日野原重明先生が名誉院長をされていた病院ではありませんか〜!
そして、この病院内には、聖ルカ礼拝堂があることを知りました。
しかも築地本願寺は、実は前から気になっていた場所で、いつか参拝したいと思っていたお寺だったのです。
まさか、この2つが徒歩圏内の同じエリアにあったとは…。ビックリ!
これもお導きだなぁ…と思いました。
こうして、私は空いた時間を利用して、築地本願寺と聖ルカ礼拝堂を参拝たのです。
◇◇◇
築地本願寺は、異国情緒あふれる建物が特徴の寺院です。
でも、異物感はまったくなく、ストンと心に馴染むのです。
しかも、実際に行ってみて気づいたのですが、すごくいいエネルギーが流れていました。
スコーンと突き抜けた感じで解放感があり、とても気持ちの良い場所だったのです。
オープンで明るくて素晴らしい所でした。その敷地に入るだけで、スカッと心の汚れが浄化する感じです。
本堂に入ると、申し込まれた方々の先祖法要をしている最中でした。
久しぶりに、お勤めのお経を近くで聴かせてもらいました。
読経は良いですね〜。
ああ、やっぱり私は、こうしたお寺独特ののこのエネルギー、すごく好きだなぁ…と思いました。
私のマスターエネルギーはここ(仏界)なんだなぁ…と、しみじみ実感したのでした。
◇◇◇
そして、次は聖路加病院へ。
この聖ルカ礼拝堂は、正式には病院に隣接してある聖路加国際大学の礼拝堂(チャペル)のようです。でも、この一帯も、築地本願寺と同じく、とてもいい気が流れている場所でした。
病院なのに、聖地のエネルギーを感じます。
守衛のおじさんに聞いて旧館へ。
玄関に入ったところから、荘厳で崇高な雰囲気が漂っています。
誰もいない礼拝堂のドアを開けました。
仏教寺院とは異なる独特のエネルギー。
これが、ジーザスのエネルギーなんだ…。
立派な造りの礼拝堂のなかに入って、そうしみじみと感じました。
礼拝堂の中のの椅子に座り、しばらくそこに居ました。
◇◇◇
その後、礼拝堂を出るとき、ふと壁に飾ってある色紙の作品を順番に見ていたら、そのなかに日野原重明先生直筆の作品があるのを見つけました。
日野原重明のお名前が書かれた色紙には、毛筆のかすれた小さな字で『死』と一言書かれてありました。
おそらく晩年の作品ではないかな…と思います。
あぁ、ここに日野原先生の生きた証がある…。私は胸が一杯になました。
まさか、こんなところで日野原先生にお会いできるなんて…。とても嬉しかったです。
◇◇◇
築地は、聖なる場所がたくさんある所でした。
聖なるエネルギーの場所へ。
貴重な体験でした。