今年の3月は結構ハードです(汗)。
京都へ行き、東京へ行き、そして今は子供の新居の引っ越し作業でバタバタしています。こんなに活動的な春は、本当に久しぶりかも…です(^_^;)。
そろそろ肉体的に疲れが出てくる頃ですが(かなりバテてきましたよ・汗)、そんなときは気兼ねなくゴロンと転がって休むようにしています。
いつも元気でいることなんて無理だから、辛いときはゴロゴロして休むことも大事な仕事!と割りきっています。
自分の身体のことは責任をもって面倒みてあげること。それを厭(いと)わないこと。←これも大人のたしなみです。
アラフィフになると無理は禁物ですからね〜(笑)。
自分の負担にならないところで、楽しみながら頑張ることを心がけています。
お陰さまで、子供は無事に大学を卒業し、就職で地元に戻ってくることになりました。
でも、本人の希望や私たち親の願いもあり、親子で一緒に暮らすことはしないで、職場の近くにアパートを借りて、そこで子供は一人で暮らすことになりました。それで、今は、引っ越しの残務整理&新居や就職に関わるいろいろな手続き等に追われ、親子で毎日バタバタしています。
ちなみに…
大学進学時の一人暮らしのときは、子供は何も知らないし、何もわからず出来なかったので(時間や心の余裕もなかったし…)、親の方で全部の段取りつけて、すべての手続きをやってあげました。とりあえず、最初の手続きは親がしてあげるから、あとのことは頑張れよ〜!って感じです(笑)。
でも、今回は、もう成人している大人なんだから…と、最初の段取りから、全部、子供にやらせています。とはいえ、まだ学生気分の抜けきらない子供なので、引っ越しに必要な手続きや作業は未体験だし初めてのことだらけ。そこで、私たち親が子供に一つ一つ対処法を教えてあげながら順番に体験させて、子供自身に一からやらせるようにしています。
◇◇◇
いろんなことを、自分で一からやってみる。
体験しておく。
これ↑、教える側から見ると、エネルギーが要るし、なかなか大変で手間がかかるけど(できる人がテキパキやっちやった方が楽で早いですもんね…)、子どもを成長させるのに一番手っ取り早くて効果的な方法なんです。
・学校なら、新入生。
・職場なら、新人さん。
最初のイロハを教えて徹底的に仕込むこと。
これをしっかりやっておくと、あとがスムーズなのです。
こうして一通り教えて、あとは全部のことを実際にやらせてみる、体験させる、そして失敗したら改めてやり直して訂正することも体験させる…。
もしも、やらせてみて、それが無事にうまくいき成功したら、それがそのまま「成功体験」となり自信がつく…という訳です。
◇◇◇
新しいステージに立ったときの最初の初期設定期間。
ここでしっかり設定できれば、あとは一人でも自信をもってスムーズにやっていけます。
そんな最初の大事な「初期設定」期間、子供に一つ一つのことを丁寧に教えてあげながら、あとは実際に自分でやってみることで、体験を積ませ、自信をつけさせる…。
そんなことを、今、我が家では根気にコツコツやっています。
◇◇◇
私は、子供が精神的にも社会的にも自立して、周りから信頼される大人になるよう育てていくことが親の役目であり、自立のためのスキルや術をキチンと教えて身に付けてあげさせることが、親の努めだと思ってます。
社会のなかで、堂々と自信をもってたくましく生きていく人となるように…。
そのために、子供が自信喪失したり恥をかいたりしないよう、親が自分の人生経験から得た『裟婆を渡り歩くための知恵や術』を上手に教えて、武器(自分を守るもの、マナーやエチケット)を持たせてあげて社会にボンと送り出してあげるところまでが、本当の「親の責任」だと思います。
親からみて従順で可愛い「良い子(=親の愛玩具・ペット)」に育てることではなく、社会に出て世間の荒波に揉まれても、自分を見失うことなく、力強くしなやかにたくましく生き抜く力を持った、そういう「しっかりした人間」に育ててあげること。
これが本当の子育てであり、大切なことなのだと思います。
だから、子供が一人前になるまでは、親としていろいろやることが多くて大変だけど、今は大切な時だと思って丁寧に向きあっています。
うちの場合、多分これが親としてやってあげられる最後の初期設定でしょうから…ね。
4月の新年度スタートまで、あと一週間ほど。
もう少し。もう少し。
頑張りたいと思います( ^ω^ )。