春に向っていくに従い、どんどん「光」が強くなっています。
光が強なることにより、心の奥にしまっていた「不安」や「恐れ」「悲しみ」「怒り」などが、どんどん浮かび上がってきていて、意識の上で自覚できるところににまで表出しています。
今まで全く自覚できていなかったか、あるいは、感覚的に麻痺して「抱えていることの苦しみ」に気づけなかった・・・ということです。課題や問題なんて無いと思っていたのに、そんなことは全然無かった、私にも保留にしていた問題があったんだ・・・と、今わかったということです。
特に、優等生で真面目な人ほど、「私はスピリチュアルに生きている=問題はない」と思い込んでいます。そして、問題や課題なんて持っていないことをアピールしたがるんですよね(笑)。スピリチュアルに生きているからこそ、今世でいろんな問題や課題に向き合わされ、嫌でも付き合わされるんです。でも、本質がよく分かっていない人は、スピリチュアルに生きているとか、自分がサイキックであることを証明するために、「私には何も問題はないし、課題も全てクリアしている。私は明るく自由に生きている」と理想的であることをアピールしたがります。
でも、私は今までいろんな人にお会いしてきましたが、何も問題を抱えていないクリアな人なんて、この世には誰一人存在しませんでした。みんな何かを抱えています。抱えていてることで、大変さや苦労をいつも感じているけど、そこにフォーカスして感情的になることは絶対にしないのです。その代わりに、問題をポジティブに受け止め、客観的かつ現実的に問題に向き合い対処していき、出来る範囲で一つ一つのことをクリアにしていくよう、コツコツ努力して取り組んでいます。
苦しいながらも解決に向けて着々と動いているのが、本当の「スピリチュアルに生きる人」であり、どこに向かっていけば良いのかを察知して、素早く行動に移して結果を出すのが、本物の「サイキック」です。
つまり、感情の汚水に流されて、感情の汚泥に自らを沈めるのではなく、「今、自分はどうするのか?」を自分で決めて生きているのです。
今年の春のこの「光」のエネルギーの力によって、私たちのより深いところにあった「意識」や「記憶」や「感情」が浮かび上がり、自覚できるところにまで表出しています。だから、今は、いろんなことに気づいてハッと目覚めたり、まだ終わらせていない宿題が出てきて精神的にしんどく感じている人が多いかもしれません。過去の記憶や感情とは、今世のものだけでなく、過去世から引きずっているものもあるようです。
でも、どちらにしても、もう今までみたいに、出てきて気づいたことを「面倒だから」と無視してスルーすることは厳禁です。ちゃんと向き合って乗り越えてください。逃げたり、誤魔化したり、蓋をして見て見ぬふりをしたり、隠したり・・・等、そういうことは、これからは絶対にやらないほうが良いと思います。ちゃんと受け止めて「今の自分の心の状態」と向き合ってください。
ちなみに、今このタイミングで出てきた・・・ということは、「それを今やりなさい」ということです。それらが、まるで「今、突然、新しく目の前に出てきたこと」ように感じられても、実は俯瞰して見ると、今までずっと存在していたのに、「気づかなかった」「わからなかった」ことにして、無意識のうちに蓋をしてきたこと(先送りしてきた問題)である・・・ということなのです。
あるいは、「成長した自分」でないと対処しきれない・・・そういう「問題」(課題)が、実は自分の中に昔からあって、それらの存在を自分の成長と共に少しずつ感づいていき、今このタイミングでハッキリと自覚できた・・・ということもあります。
魂の長い歴史のなかで、過去(過去世も含む)に抱えた「課題」にいつかどこかで向き合わなくてはいけなくて、それが今、ようやく自分の状態が整って成長してきたので、その問題(課題)に着手できる自分になり、そこで深く長い眠りから目覚めて「課題」も動き出し、やっと自分もそれらを自覚して気づくことが出来た・・ということです。
だから、今がその問題と向き合うのにベストなタイミング・・・なのです。つまり、この問題に対処できるレベルにまで自分の魂が成長した・・・という証でもあります。
ですので、「問題が出てきた」「課題が見つかった」ということは、ようやく人生の土俵に立てるときが来た・・・ということです。それまでは(自覚できるまでは)、土俵に立つことすら許されていない、まだまだ未熟で無知だった・・・そういう状態だったということです。
今は、深い問題がボロボロと出てきて、精神的に辛くて苦しいかもしれませんが、魂の成長という観点でいえば、とてもありがたく良いことなんです。問題を自覚できたということは、魂の成長の証です。
ちなみに「問題を抱えている」ことに対する認識も、親や社会からの刷り込み?が作動している人は「ダメなこと」と思いこんでいますが、いやいや「問題」や「課題」の有無は、その人の人間性や道徳的な価値の優劣に何の関係もありません。例えば、人間的にとても素晴らしい人であっても、病気や家族関係などの問題を抱えていることはよくある話です。欠陥のあるダメな人だから、天罰が下って何かの問題を抱えている・・・という訳ではないのです。←ここの部分の勘違い(勝手な思い込み)から、まずは正していくことが必要です。
そして、ここに至るまでに成長できた人であれば、当然「今やらないと時期を逸する。嫌でも頑張って取り組まなくてはいけない。」ということも、自然と自覚できていると思います。
無視したいのに強制的に目の前に出てきて見ざるを得ず、また、嫌でも気になって意識が向かうために無視できない・・・。そういうときは、自分の中に「乗り越えるべきものがある」ということに気づいてください。
そうなれば、後はやるしかありません。もう無視して先送りするというやり方は機能しない時代です。やらなくてはいけないことは、今のうちにサクサクとやっておくことです。後回しにすると、もっと大変な状況に陥ると思います。
また、「失敗したらどうしよう」とか、「不本意な結果が出たら嫌だからやりたくない」とか、「この先、どうなるか分からないから不安で怖い」とか、そういうネガティブな感情を持ち出して、『やるか?やらないか?』を決めることもは、もう止めることです。そういう判断の仕方をしていると、どんどん本道から外れていき、解決からますます遠のいて苦しみだけが増していくでしょう。
どんな結果になろうと、恐れず勇気を出して、「今やったほうがいい」と直感的にそう感じるのなら、即やることです。自分の直感を信じてください。損得を考えずに「今やる」。これが最強です。「やったほうがいい」と直感が訴えている今この瞬間こそがベストタイミングだと心得てください。後回しにしていたら、せっかくのタイミングを逃してしまい、神様からのギフトを受け取ることは出来なくなるでしょう。
「どうしよう」「損したくない」と思考で物事をジャッジして決めるのではなく、気づいたらすぐにやってみる・取り組んでみる・・・。今とにかく手をつけてやっておくこと。まず一歩を踏み出してしまうこと・・・。それを心がけてみてください。
「光」が強いときは、何事も高速で進んでいきます。光のスピードが超高速であるように、物事もサクサクと動かしていかないと、重くなって起動しなくなります。それでは変化も起こせません。行動もなく変化を起こせなければ、成長も進化も出来なくなります。停滞あるいは退化するだけです。
ひと昔前なら、「停滞」という選択肢もありでしたが、これからは「停滞」させていると、その部分が重苦しくなり、それらが自分の人生を邪魔して足を引っ張ることに繋がるでしょう。だから、常に自分自身と向き合いながら、自分の意思でしっかり決めて行動していくことが今後は大事です。
「光」が強い今年。春に向かってますます強さが増しています。今上天皇のご譲位&新天皇のご即位が関係しているのかもしれませんが、新しい時代の幕開けが目前に迫っています。光の強さを言い訳にして、自分の現実を直視することから逃げないでください。光をうまく利用し、自分の深い部分もしっかり炙り出して見つめ、自分の現実と真摯に向き合ってくださいね。