森の中の大きな木~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

キャッシュレス生活を始めます

f:id:mama-papa-131106:20190322121841j:plain

さるぼぼコイン☆デビュー

この春から、食費もキャッシュレス決済に移行しようと思い、地元で流通している『さるぼぼコイン』(電子地域通貨)を利用してみることにしました。

※さるぼぼコインについてはこちらをご覧ください。

電子地域通貨 さるぼぼコインのご案内 | 飛騨信用組合

※こちら↓は東海地方のテレビニュースですが、その他、全国区のニュースでも紹介されています。

飛騨高山でキャッシュレス化 「さるぼぼコイン」が急速に普及 そのワケとは : 中京テレビNEWS

実は私、食費以外の生活雑費は、電子マネー(カードに現金をチャージして使うもの)を使っています。また、大きな買い物をするときは、最近はクレジットカードを利用するようになりました。でも食費だけは、いまだに週ごとに「現金」を袋分けして使っていました。(←昔、仕事を辞めて主婦になったとき、主婦雑誌を参考にして「袋分け予算」という方法をやり始め、今に至る・・・。当時は画期的だったけど、今やアナログです・笑)

でも、最近では、地元のスーパーでもキャッシュレス決済セルフレジ化が進み、「現金にこだわらなくても良いんじゃないかな?」と、ふと感じるようになりました。

それに、今は、まるで雨の後のタケノコのごとく?「〇〇pay」とか「▽▽払い」とかいろいろ出てきて、さすがの私もちょっと脳内が混乱中・・・(汗)。何だか、日本全国津々浦々「キャッシュレス決済」絶賛キャンペーン中・・・という感じで熱気じみてて、この波に乗っからないと損するような雰囲気ですもんね・・・。それならば、この空気に便乗して「私も試しにやってみようかな~」と思いました。

まずは「さるぼぼコイン」を始める

まず、近くの「ひだしん」(飛騨信用組合)の某支店に行き、窓口で「さるぼぼコインを始めたいのですが・・・」と聞いてみました。

すると、職員さん(イケメンのお兄さんでした)が出てくださり、支店のカウンター横の席に案内してくださいました。そして、順番に丁寧に教えてくださいました。

まずは、自分のスマホに『さるぼぼコイン』のアプリをダウンロードするところから始まり、登録の手順や方法も、目の前に居る職員さんに習いながらできました。分からないことは、その場で丁寧に説明してくださるので、ここは本当にありがたかったです。

『さるぼぼコイン』アプリのダウンロードや手続きは、他の「電子マネー」アプリのように、個人でも出来ると思いますが、これから長く「生活費の財布代わり」として使うのであれば、直接、最寄りの「ひだしん」さんに行き、いろいろ教えてもらいながら手続きをする方が、断然良い!と感じました。そこは地元の信用組合だけあって、地域密着でお客さん一人一人にキチンと向き合い対応してくださるので、遠慮は無用。この方が堅実です。

こうして一通り、アプリに情報を入力して手続きが済んだら、次に、「自動チャージ」の手続きをしました。この自動チャージは、自分名義の「ひだしん」の通帳と、自分のスマホの「さるぼぼコイン」アプリを紐付けし、必要な時に、スマホの操作で「さるぼぼコイン」をチャージするようにする・・・というものです。(他人名義の通帳はダメなので、自分名義の通帳が必要です)

私は、自分名義の通帳を持っていたので、それを紐付けしてもらいました。ここも、口座や個人のお金などプライバシーに関わる部分の手続きなので、「大丈夫かな?」と不安や心配が付きまとうところですが、地元の信用厚い金融機関がやっていることなので、ものすごーく安心感がありました。信頼と安心。←「さるぼぼコイン」はここが強みだなぁ~と、実際に手続きしてみて強く感じました。

こうして、通帳の口座からの自動チャージ手続きも簡単に完了しましたが、実際に自動チャージが利用できるようになるまでには、約一週間くらいかかるそうです。(完了したら通知が届くそうですよ。)

それなれば、せっかくだから今のうちに、この場で・・・と思い、まずは3,000円、窓口でチャージしてみました。(さるぼぼコインは、今はチャージできるところが限られていて少ないです。) ※それが、この記事の冒頭の写真です。

チャージすると100円につき1ポイントつきます。チャージするごとに、ポイントがつく・・・というシステムです。なので私は、3,000円チャージで30ポイントつきました♡。このアプリには、さるぼぼコインが使えるお店の一覧があるので、これをチェックして、いつも利用しているスーパー以外でも支払いに使ってみよう♡と思いました。

アプリのダウンロードから現金チャージまで、約30分ほど・・・。こうして無事に「さるぼぼコイン」が使えるようになりました。

ちなみに、手続きには、

  1. 自分のスマホ 
  2. 本人確認が出来るもの(免許証など) 
  3. 自分名義のひだしんの通帳 (自動チャージをする場合) 
  4. メモ&筆記用具(パスワードやPINコードなどをメモしておく用・持参しておくと便利)

が必要です。

さるぼぼコインを使ってみる

早速、お買い物の時、さるぼぼコインで支払ってみました。

レジにある「さるぼぼコイン」のQRコードを写して、支払う金額をスマホ上に打ち込み、店員さんに画面をチェックしてもらって、支払い手続きをする・・・というシステムです。 

 カードやスマホを置いてチャリーンと簡単に決済する訳ではないので、ちょっと手間がかかりますが(汗)、「さるぼぼコイン」開発の時に、この「ひと手間」をわざと作ったような話を、先ほどのひだしんの職員さん(お兄さん)からチラリと聞いたことを思い出しました。確か、「ひと手間加えることで、お金を支払っているという感覚を残したい・・・」ということでした。

うん、これ確かに大事かも・・・。もともと「現金主義」の人たちがキャッシュレス決済をする場合、「現金を扱った」という確かな感触が残らなくて、それが不安要素になるんですよね・・・。でも、このさるぼぼコインの決済時は、「店員さんに自分が打ち込んだ金額を見てもらい確認する」という『ひと手間』が必要で、電子マネー支払いに慣れている人には面倒臭く感じられますが、キャッシュレス決済に対する飛騨人の不安を払拭するのに役立っているかもしれないな・・・と思いました。

それに、店員さんに金額をチェックしてもらう・・・という一見アナログなところは、飛騨っぽくて良いわ~と思ったのです。そもそも飛騨人って、対面コミュニケーションが全然苦なく誰とでもフレンドリーに話せる人が多いんですよ(←飛騨弁で、初めて会う知らない人とでも旧知の知人のように自然にコミュニケーションする)。だから、おそらく慣れるまでは、自らすすんで「これで良いんかな?ちょっと見てくれんかな」と店員さんに聞くと思うのです(笑)。「ひだしん」さんは、それを見越してなのか・・・? この方法、飛騨ならではの決済法だなぁ~と思いました。

次は「楽天Edy」も始める

私が利用しているもう一つのスーパーでは、「楽天Edy付きのポイントカード」が発行されています。でも、私は、楽天は利用しないので、「楽天Edy」の機能は使わず、そのスーパーのポイントカードとして使っていました。

でも、よーく考えたら、楽天Edyで支払いをしたら、スーパーのポイント&楽天ポイントがダブルでつくので、「お得」なんですよね・・・(汗)。

実は、先日、名古屋に行ったとき、iDやSuicaでの支払いは不可だったのに、楽天Edyでの支払いはOKだったお店に遭遇したのですよ。「え?楽天Edyしかダメなの?」と、ものすごくビックリしたのですが、そのとき「使わないからと避けていないで、これからは楽天Edyも使えるようにしておいた方が良いのかも・・・」と感じました。

そこで、そのスーパーでの支払いを、この春から「現金」ではなく「楽天Edy」で支払うことに決めました。そのカードに記載されてある楽天番号等を使って楽天に登録し、楽天会員になりました。そして、先日、そのスーパーのカードに現金をチャージして「楽天Edy」が使えるようにしてみました。(チャージ機はスーパー店内に設置されています)

その後、実際に、支払いを楽天Edyにしたみたら、確かに「楽ちん」ですね(笑)。小銭を探さなくても良いし、支払いもシャリーン♪ですぐに完了しちゃうし、とても便利です。

ついでに、スマホのおサイフケータイでも「楽天Edy」を始めてみました。こちらはスーパーのカードのEdyとは別になりますが、旅先や外出時でのお買い物に利用してみたいと思います。

この春からキャッシュレス生活を始めてみます

田舎に住んでいても、今は、都会・地方関係なく、世界規模の改革のエネルギーに押し流されていく時代です。特にインバウンドが進んだ地方は、都会から来る日本人より、世界から訪れる外国人が多くなり、今や、田舎に住む私たち住民に対し「大いなる刺激と新しい文化」をもたらしてくれる存在は、都会から来る日本人じゃなく、海外から来る世界の人々です。地方にいても人々の視野は世界に向いていて、ターゲットも世界。日本じゃなく、世界相手・・・へと意識も変化してるのです。昔の古い慣習に縛られるのは、今までは「田舎」や「地方」だというイメージでしたが、最近では、都会の人と話していて、私たち地方人が「え?首都圏に住んでいる人なのに、まだそんな古い価値観に縛られているの?」と驚くことも多々あります。世の中のエネルギーが逆転している・・・というか、もう今までの定説や固定観念は通用しない時代なのです。

そんな流れから、保守的な田舎に住んでいる人でも、今後は「よくわからない」「不安」「私には無理、できない」という言い訳はもう通用しない時代になってきました。どこに住んでいようと、若いとか年寄りとか年齢的なことも関係なく、また性別・性差も関係なく、誰もが、新しいことにも果敢にチャレンジして、どんどん体験して取り入れていくことが必要な時代になっています。挑戦していかないと、自分の人生そのものが「勿体ない」「損する」ことになる、そんな時代です。

私も、今までは「流れ」に逆らい抵抗していた部分があったけど(汗)、今後は、無駄な抵抗は止めて、せっかく便利な時代に生まれて生きているんだから、その恩恵をちゃんと受け取るべく、この流れに素直に乗っかってみよう・・・と思いました。

とりあえず、この春から、今まで「現金主義」の聖域だった『食費』にも、キャッシュレス決済を取り入れてみます。そして、この取り組みを通して、ささやかながら私の意識改革を進めていきたいと思います。(お金に対する意識改革)

さてさて結果はどうなっていくのか・・・?!

とても楽しみです😊。