森の中の大きな木2

自由にマイペースに生きたい 「自分らしく生きる」ための心のメッセージ

済んだことへの未練を断ち切り 執着を手放しましょう~新しい自分になるために~ 

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小さな春を見つけました。

春は「別れ」の季節です。毎年この3月は「年度末」ということもあり、「卒園」「卒業」「異動」「退職」など、人生の節目となる行事が日本の至るところで執り行われます。このタイミングで「別れ」の時期を迎えた人々は、今まで慣れ親しんだ馴染みのある今の場所を次世代のために明け渡し、そこから立ち去らなくてはいけません。そう、今は「人生の節目の時」なのです。

 そんな春三月。でも、中には素直に明け渡して立ち去ることができない人たちもいます。

特に、今まで居た場所に愛着があったり、今まで一緒に居た人たちに愛しさを感じたり、過去の出来事にいつまでも酔いしれていると、ズルズルと未練を感じて去りがたくなり、心がずーとその場所に留まろうとします。手放すこと&自分が去ることが惜しく感じられ、心がそこから動かなくなるのです。

確かに「別れ」は悲しく淋しいものです。しかし、どんなに悲しくて辛くても、どこかで気持ちにけじめをつけて、気持ちをパチンと切り替えて、自分の未来をしっかり見据えて、前向きに前進していかなくてはいけません。

人間はいつまでも1カ所に留まっていられないのです。常に変化し成長し続けなくてはいけないのです。同じところに心を留めておくことは良くないこと(不健康なこと)なのです・・・。

ですので、どんなに後ろ髪引かれても、「別れ」の時が来たら、毅然とした気持ちで未練を断ち切り、振り切って、前へ前へと気持ちを前進させていくことが大切です。「別れ」の後は、しばらく淋しく悲しくても、新しい生活のなかに自分の身を投じて、毎日「今の自分」を必死に生きて頑張っていけば、自然と悲しみは癒やされていきます。苦しいほど切ない過去の記憶は、「懐かしい思い出」へと変わっていきます。全ては「日にち薬」です。だから、いつまでも過去に縛られず、未来志向で生きていかなくてはいけないのです。

でも、なかには、いつまでも過去に執着する人もいます。自分が立ち去った後のことをいつまでも心配したり、昔のことばかり思い出して「過去」に心が縛られた状態で生きていたり・・・等。どんなに過去が良くても、それは過去。済んでしまったことです。終わったことは、水に流してあっさりさせておくことが大切です。

また、もう関係ないのに、いつまでも「他人」のことに首を突っ込んで執着する人も世の中にはたくさんいます。「過去」も「他人」も同じく、今の自分ではどうしようもできないことなのに、いつまでも執着して「何とかしたい」とヤキモキするのです。所詮は「済んだこと」「他人のこと」だと割り切って、一切執着しないよう、自分を律さなくてはいけません。

  • 自分が背負わなくてもいいことは、わざわざ背負わない。
  • 本来、背負うべき人が、キチンと背負えばいいこと。関係のない自分が、わざわさせ背負う必要は無い。

・・・そう自分に言い聞かせ、割り切ることです。割り切って、相手のことを深く考えすぎないことです。←これすごく大切です。

ちなみに、いつまでもズルズルと過去を思い出したり、他人のことを考え続けたりするのは、これって単なる「執着」です。過去に執着し、残してきた場所や人々に執着し、いつまでも自分の「心のコード」を自分以外の他に繋げたままだということです。

これでは、自分自身だけでなく、執着された人々や場所も、あなたからの執着のエネルギーを受けて、「過去」に縛り付けられてしまい、少しも前進できません。あなたの執着エネルギーによって、足を引っ張られ、縛られ、それ以上成長できなくなるのです。そして、あなた自身も、過去や他事に心が引っ張られて凝り固まっているので、どんどん自由を失い、エネルギーが硬直していきます。

縛られて動きが泣くなり、コチコチに固くなっていくので、ますます停滞し、「今を生きる」ことが難しくなります。更に、他事や他人のことで頭がいっぱいになるので、あなた自身のエネルギーがどんどん漏れていき、あなたの状態がどんどん悪くなっていきます。

そうならないためにも・・・。もしも、別れのタイミングが来たのなら、未練タラタラ~は止めて、スパッと潔く断ち切ること・・・。←これ、ものすごく大事です。

勇気を出して、覚悟を決めて、自分の心の中にある「未練」をバッサリと断ち切ってください。そして、残していく場所&もの&人に対する「執着」も、バッサリ切って潰してください。懐かしむことは良いですが、自分の心が、執着や支配に走り始めたと感じたら、すぐに気づいて、その場で潰すことです。そして、もうそれ以上考えない、それ以外のことに意識を向けて集中することです。

例えば・・・。今までの職場では非常に良い仕事が出来て、とても充実した時間を過ごせた人が、配置替えで新しい職場へ移動になったとき・・・。ついつい、前の職場のことが気になり出して、「(前の同僚達は)私がやってきた仕事をしっかり引き受けて、ちゃんとやってくれているだろうか?」とか、「自分が残してきた功績を引き継いで、皆でしっかりやってくれているのだろうか?」と心配になる人が時々います。

でも、自分がその職場を立ち去った時点で、もう、その職場は自分とは全く関係の無い違う世界なのです。あとのことは、今その職場にいるメンバーでやっていけばいい話であり、その職場との縁が切れた時点で、自分は完全な「蚊帳の外の人間」になったことを自覚すべきです。関係ないのに、横から口を挟んだり、ヤキモキ気に病んだり、世話を焼く必要は全くないのです。もう自分の責任の管轄でないことは、考えない。気にしない。忘れる。スルーする。←それに徹してください。、

済んだことに対して、いつまでも余計な気を回してアレコレ心配したり、気に病んだり、悩んだり、考え込んで勝手に苦しんだり・・・。これらは、客観的に見れば、実は「対象に感情移入している」「感情移入して、相手を自分の期待通りになるよう監視している」「相手をコントロールしようとしている」ということです。遠回しに言えば、「精神的に支配している」ということでもあります。気になる相手が、自分の期待通りにやってくれることを望んでいるから、相手の言動に一喜一憂して気に病むのです。相手に感情移入してコントロールしようとしていること=「支配」です。
これは、職場だけでなく、例えば家族の関係、親子関係(義理も含む)、近隣の問題でも、よく起こることです。例えば、成人して大人になった子供が、自立して家を出て所帯をもったのに、いつまでも成人した我が子を子供扱いして、自分の手元においてコントロールしようとすること・・・等。これも感情移入によるコントロール(支配)です。子供が幼かった頃の、愛しく懐かしい時代の思い出が手放せなくて、それでいつまでも、我が子を子供扱いして、「子が幼かった頃の親子関係」を子供やその家族に要求しているのです。

こんな感じで、自分の未練や執着を相手に押しつけたり、あるい逆に、他人の未練や執着をぶつけられ、自分が引き受けさせられたり・・・等々。特に親しい間柄だと、相手と自分の間の距離感が近すぎる分、遠慮と節度がなくなり、適度で適切な距離を保つことが困難だったりします。しかし、相手に干渉したり、口を挟んで相手をコントロールしようとするのは、相手のことを心から信じて任せていないからです。信頼していない証でもあります。

どんなに近い間柄であっても、「他人は他人・自分は自分」という割り切りが必要です。近い関係だからこそ、相手の立場を尊重し、相手をリスペクトして、節度在る関係で接したいものです。相手の領域にずかずかと入り込まない。また、他人を自分の領域に引き込まない。これ、十分に気をつけていきたいことだと思います。

 そこは「親しき仲にも礼儀あり」で、自分を律すると共に、万が一、相手が出すぎたことをしてきたら、それを許容するのではなく、キチンと線を引いて相手には自分の領域から出て行ってもらうように言葉で説明して交渉することです。これ、すごく大切です。

人間関係における「線引き」と「交渉」。実は日本人って、昔からこうした対応が下手で苦手意識も強いと思います(汗)。でも、これからは逃げてばかりもいられません。お互いが精神的に自立し、独立した個々の自分として生きていくためにも、「相手の領域に侵入しない。自制して秩序ある関係を目指す」ということが大事です。

その上で、もう人のことは一切気にしない、他人や他事を思い出してイジイジ考えることは止める。他人に口出しする暇が無いくらい、自分のことで忙しく過ごす。自分に集中できる環境に身を置いて、今自分がすべきこと没頭するのです。

そして、必要な場面では、自分の意思をきちんと伝えてください。遠慮しないで正直に伝えて理解してもらう努力をしましょう。自分の居場所の安全確保のために必要なことは、勇気をもって行動してください。そこはメリハリが必要です。

済んでしまったことや他人のことは放っていいので、「今の自分のこと」に目を向け、自分の課題に取り組んでください。そして、自分の足下(自分の環境と自分の気持ち)を大事にしていきましょう。他人の足下は見なくて良いので(笑)、自分の足下にのみ集中し、今の自分の足下(環境や自分の心)を居心地良くしていくことに意識を向けてください。そこに自分の時間とエネルギーを費やしてください。自分の足下の世界を良くしていくために知恵を絞り、行動し、コツコツ取り組んでいくのです。それで忙しく過ごしましょう。そうしていれば、他人の世話をしたり、他人のことを考えている暇など無くなりますよ(笑)。健全に過ごせます。

 3月もあと3日程になりました。残りの日々、どうか、自分と繋がっている「執着」「未練」「愛着」などを、全部いったん切り離してみてください。切り離して、解放しましょう。縁が切れたのなら、もうあなたが面倒を見てあげる必要はないのです。手放したのなら、相手が自由に飛びだっていくのを温かく見守りましょう。伝えたいことは自分のエゴを外してクリアに正直に伝えましょう。その後、相手がどこに進もうと、何を選択しようと、それは相手の自由であり、相手の人生です。それより、自分の未来の希望にフォーカスしましょう。

この3月のうちに、きれいサッパリ切り離して自由になり、あなた自身も自立してください。自立して、精神的に独立しましょう。私たちは大人なのです。自由なのです。何者にも縛られず、誰をも縛らず、お互いに自由になりましょう。そして、この4月から自由に飛び立っていきましょう。

この3月は、そのための「別れ」の時であり、「今までの自分」から脱却する大切な時なのです。