森の中の大きな木2~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

「自分」に正直になり、クリアに生きる

『クリアにダイレクトに適切な言葉を使ってオープンに表現する』

これを心がけましょう。

「自分は一体何を相手に伝えようとしているのか?」

「自分は何が言いたいのか?」

人に何かを話す前に、ここの部分↑を自分の中でしっかり確認しておきましょう。そして「伝えたいこと」を明らかにしましょう。

じゃないと、聞き手は混乱します。

「この人、何が言いたいの?」と訳が分からなくなるのです。

例えば、相手に「あるもの」をあげたい・・・と思っている人がいるとします。その時、ダイレクトに「これをもらってほしい」とか「これをあなたにあげます」と相手にキチンと自分の真意を言えば良いのに、何故か、そのものがどれほど素晴らしいものなかのかを懇々と説明し続けたり、いかに「良い物」なのかを力説したり、使い方をネチネチ解説したり・・・等。延々と「そのもの」の話をしつづける人がいるんですよね(汗)。

で、相手の方が「それ私も欲しいです♡」と言ってくれるのを期待して待ち続けるんですよ。つまり、自分から「これあげる」と言わずして、相手が「それ欲しい」と言ってくるのを引き出そうと頑張る。・・・というわけです。

でも、たいていの場合、相手の気持ちを察知する能力に長けた人でない限り、「えっ?どうしてこの人、延々とそのモノについて説明してくるの?」と不思議に感じるだけだと思います。それに、このやり方だと、相手が「それが欲しい」と感じない限り、ただただ繰り返される説明を聞き続けるだけで、いつまで経っても「欲しい」という言葉を相手から引き出すことはできません。お互いにとって、これは「時間」と「労力」の無駄。

なので、こういう場合、相手に「これをあげたい」と思うのなら、そんな遠回りで面倒臭い方法を使わず、サクッと「これあげる」で良いんですよ。説明をネチネチと力説しなくてもいいから、サッと渡せば良いんです。そうしてくれれば、相手も「あっ・・・ありがとう」と素直にパッと受け取れるだろうし、そのモノについて分からないことをあなたに聞きやすいと思うのです。

そして、自分があげたものについて、いつまでも変な期待を込めて思い続けないことです。相手がそのものを受け取った時点で、その後、相手がどんな使い方をしたとか、ちゃんと喜んでくれたか?とか、これをあげた私のことを好きになってくれたかな?とか、そういう変な下心はあなたの心の中から一切排除してください。

相手の手に渡った瞬間から、それは相手のモノであり、あなたのモノではないのです。だから、あげたことは忘れること。きれいさっぱり忘れて、あけだモノや相手に対していつまでも精神的に粘着することは止めることです。粘着する気持ちは、ネバネバして気持ちが悪いエネルギーです。ベタベタと絡みつき、べったりと貼り付いてキモいです。こんな気持ちが悪いエネルギーを「あげたもの」に込めて、受け取った相手を困らせないように、自分の心を自制して、エゴをむき出さないように気をつけてください。

あなたは、「相手にモノをあげる」という体験ができたのです。ただそれだけのこと。受け取ってくれた相手に感謝して、この体験をきれいに完結させてください。

ちなみに、これは「ものをあげる」という行為だけでなく、全ての行動・行為にも当てはまります。済んでしまったことは、全て「過去」です。あの時、相手にモノをあげたあなたも、あなたがあげたモノを受け取った相手も、あなたの記憶の中に映像が残っているだけで、お互いにあの時とはもう異なる存在なのです。

人間は常に生まれ変わりながら生きています。心がコロコロ変わると言うことは、コロコロと新しい自分に生まれ変わり続けている・・・ということです。

だから、せっかく終わった「過去」を何度も蒸し返す・・・なんて野暮なことは止めて、常に過去を手放し続けて心をスッキリさせていきましょう。

余計なことを考えず、ただダイレクトに自分がしたいことをしてください。

伝えたいことがあるのなら、深読みしないで正直に言いたいことをクリアに伝えましょう。

自分にもっと素直になり、自分を隠すのを止めて、どんどんオープンにしていきましょう。

自分がしたいことをやる。伝えたいことを正直に伝える。いじけない。ひがまない。

自分の魂の欲求に従ってクリアに生きる。

それを強い心で実践していきましょう。それがこれからは特に大切です。

自分に嘘をつかないでね。正直にクリアに、そして強く生きましょう。

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緑の季節。