森の中の大きな木~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

古い価値観に縛られた生き方を手放すとき

今月10月の新月と満月、この両方の強力なエネルギーを乗り越えて、最近ふと感じることですが・・・。

今までは、女性の意識改革や変容が主でしたが、これからは男性の意識改革や変容が進んでいくように感じます。

というのも、これまで2000年間続いてきた「魚座の時代」が20世紀の終わりと共に閉じ、西暦2000年から「水瓶座の時代」が始まったのですが、男性性優位の社会を形成してきた「魚座の時代」のエネルギーが、この10月を最後にとうとう枯渇して、ここから先は、自由と平等と調和の「水瓶座の時代」のエネルギーが全体を占めるようになるのではないかな・・・と感じるのです。

ちなみに、魚座の時代とは何ぞや?といいますと・・・。

昭和世代の人たちは、自分が生まれ育った時代を思い浮かべると分かりやすいと思います。

ずっと、男性が主体で社会を動かし、女性は男性のサポート役を担う・・・というスタイルが定着していて、このスタイルに合わせて社会の制度や仕組みも決められていた時代です。権力と競争と集団主義の時代。

性別で役割がキッチリ分けられていて、生まれたときから「性差によって決められた社会的役割」を担うことを刷り込まれ、自分の希望や気持ちより、家や一族、その土地や属している組織のメンツを尊重することを強いられてきた時代です。

また、個人の自由よりも集団の秩序を守ることを重んじられて、競争して権力を取り合い、覇権争いして勝ち残ることが「素晴しい」と評された時代です。

そんな男性性優位の時代・・・。当たり前のように、女性は男性を立てて、男性は女性を従え、家族間の中にも主従関係があり、誰が上で誰が下で、自分の立場をわきまえた行動をすることを躾けられ、それが当たり前であると刷り込まれてきました。

だから、みんな何の疑いも持たずに、そうした価値観を先祖代々ずっと引き継いできました。誰もが、この価値観を信じて、そのまま社会に従順に生きて行くことが「幸せ」だと思っていました。いや、疑う余地もないほど、楔(くさび)のようにその価値観が心の奥底に打ち込まれ、それが2000年間も続いてきたわけです。

ですので、それ以外の生き方が思い浮かばないし、それを覆して変えることも不可能だったのです。男と生まれたら「男らしい人生」を歩み、女として生まれたら「女らしい人生」を生きる・・・これが定めでした。

でも、西暦2000年を過ぎて、今年で19年。この19年間の間に、今までずっと無理をして社会の価値観や固定観念に自分を合わせてようと頑張ってきた人たちが、少しずつ本音を出すようになってきました。自分の本当の気持ちを隠して無理やり我慢して生きていくことが困難になったのです。

それは、魚座の時代が終わり、水瓶座の時代が到来したため、新しい時代のエネルギーの刺激を受けて、我慢して自分を封じ込めることが不可能になったからです。

相変わらず「我慢強い人」「自分の感覚に鈍感な人」は、昔の古いエネルギーで生きようとしますが、これからますます、古いエネルギーのままで変わらず居ることの方が、違和感を強く感じるようになると思います。そして、昔のようには生きられない・古い価値観に沿った生き方は自分にはできない・・・と感じる人が増えていくでしょう。

 

とはいえ、まだ昔の古い価値観に縛られている人たちも、社会にはたくさんいますが、昔と比べたら、随分「自分の気持ちに正直になる」ことが楽にできるようになってきました。

社会の価値観や個人的な固定観念を「物差し」にして、人をジャッジしたり、人を支配したり、自分の意見を押しつけて人をコントロールしようとしたり、服従させて上下関係を構築しようとするやり方(←これらは魚座時代には正当化されて受け入れられてきたやり方ですが・・・)も、今後は通用しなくなっていくでしょう。

老若男女問わず、多くの人々が新しい時代のエネルギーに触れて、自分の意識を新しい時代の感覚に移行させています。そして、自分の感覚を新しくアップデートさせた人々が、今度はエネルギーの発信基地となり、新しい時代のエネルギーを周囲に広げています。

そんななか、過去、魚座時代にはその「男性性優位の社会」の中で非常にもてはやされてきたシステム&やり方も、今後は、どんどん魅力を失って流行らなくなり、やがて衰退していくと感じます。

例えば、権力闘争・派閥争い・覇権など。バリバリ昭和世代のオジサンたち(中高年層の男性)は、学歴や肩書きに弱く、力をもった人のところに集まりたがり、男だけの群れを作って覇権争いをして、相手の「人なり」を見ないで「性別・最終学歴・年齢・肩書き・年収」だけで人を判断して評価する癖がありますが(汗)、もうそういうことをやっている時点で・・・いやいや、そこに価値があると根っから信じている時点で、完全に「アウト!」なんですよね(汗)。

もう古い。古臭い。古すぎ。

今や、それって「化石レベル」に古臭くて通用しないどころか、使い物にならない・・・ということです。

それに付随して、男性性優位の社会を支えてきたシステムも、どんどん衰退して崩壊していくでしょう。

「結婚」というものも、異性同士ですべきという価値観が消えていくでしょうし、そもそも「結婚」というもの自体、その根底から、その意味を考え直すところに来ていると思います。もう昔のように「結婚して当たり前」という時代では無いし、また「結婚して一人前」という時代でも無く、でも「結婚」という制度が必要な人もたくさん居て、ならば時代の変化と共に「結婚」のかたちも、見直して変化していかなくてはいけない・・・と思うのです。

私たちの親世代も、子が結婚して孫を抱かせてくれるのが「ノーマルな幸せ」という刷り込みを手放す必要があるし、成人した子供でも自分の子供ならば干渉して支配しても良い・・・という感覚も手放さなくてはいけないし、何より、自分の子供を自分の所有物のように扱い、身近に置いて自分の介護要員として確保しておく・・・という価値観も手放さなくてはいけないと思うのです。

昔の価値観だと、結婚や家庭は依存し合ってもたれ合い、甘えてズルズルして良い関係だと思い込まされているけど、これからは親世代も「精神的に自立すること」・・・これ必要です。

「結婚」を社会制度として残すにしても、今までは「家父長制度」とセットだったので、余計にネガティブなイメージが強かったと思います。

でも、これからは、昔からの固定観念は外して、個々で自分たちの生活をどうするのか、どんなパートナーシップを築いていくのか、パートナーや家族同士で自由に自分たちに合ったスタイルや方法を決めていけば良いと思います。世間体や人目など気にしないで、自分たちが一番良いと納得して居心地良く感じる方法やスタイルを大事にすればいいのです。それに対して、他人が口を挟むことは、古い魚座時代のやり方なので、それこそ「要らぬお節介」です。人目など無視して、また他人の感情に振り回されず、淡々と自分の心地よさを追求して動くことだと思います。

また、一人で生きていくことを望んでいる人に対しては、その人生を尊重することが大切です。その人が望むライフスタイルを尊重して認めて受け入れていく・・・。これがこれからの「愛のかたち」です。型にはめるのは「愛」ではなく「支配」です。

 

こんな感じで、「自分はどうしたいのか?」「どう生きたいのか?」を、それぞれがもっと真剣に考えなくてはいけません。

何も考えず、親や社会から決められた通りに生きていくのは、昔の魚座の時代には「普通」のことでしたが、新しい「水瓶座の時代」には、エネルギーに逆行することなので、生きづらさを生み出すだけです。

これからの「結婚」は、今後は、単に家系を守るためのものではなく、「血縁以外の人とパートナーシップを結び、家族として生きていくための制度」に生まれ変わっていくでしょうし、子供を育てることが、もっとオープンで社会的なものに変化していくでしょう。男性性優位の社会の崩壊と共に、社会の制度や人々の価値観も大きく変容していくと思います。

そして、「結婚観」も「家庭観」も「人生観」も、今よりも「堅さ」が薄らいで弱まり、ゆるくて気楽で、ゆったりのんびりしたものへ・・・少しずつ移行していくんじゃないかなと感じます。

そう、2000年以上昔の、もっと古い時代の感覚へ・・・。家族、子育て、人間関係、生活、生きていくこと・人生観・・・云々。そうした人間の根本の部分が、太古の古い時代の・・・縄文時代のような鷹揚でゆったりした時代の雰囲気へと変化していくのだろう・・・と思うのです。

変化というより、本来の姿に戻る・・・という感じかな。

そういう意味で、女性達は随分と感覚的に変容してきたと思います。それに合わせて、若い世代の男性もどんどんオープンになり、昔のような男で群れる人が減ってきていると思うのです。

でも、まだ、ガチガチ昭和脳の古い世代は、男性も女性も関係なく、昔の古い感覚に縛られて、それをごり押ししようとしている・・・。それを感じます。

最後の悪あがき・・・みたいなものかもしれませんが、パッと見て「あっ古臭くさいなぁ」と感じても、そこに巻き込まれたり引き戻されたりしないで、あなたはあなたの「自分らしさ」を堂々と貫いてください。

 突っぱねてスルーして、自分らしく生きてくださいね。そこから新しい時代のエネルギーが新たに生み出され、周りの人に影響を与えていくはずです。

あなたも発信元になってください。勇気を出して、新しい時代のエネルギーを生きてください。

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お散歩中、コムラサキ(小紫)を見つけました。