森の中の大きな木~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

他人の不安定さに巻き込まれないようにするために・・・

今日、こんな記事をnoteに書きました。

人はどうして自分の「思い込み」や「固定観念」を他人に押しつけたがるのだろう|Emiko|note

読みやすくなるかなぁと思って私自身の体験を織り交ぜながら書きましたが、これ、逆に私自身も自戒して気をつけなくてはいけないなぁ・・・としみじみ思いました。

 

最近の社会の様子を見てみると、固定観念や思い込みが強くて、そこから抜け出せない人が多いなぁ・・・と感じるのですよ。

そして、そういう自分のことが客観的に俯瞰して見ることができず、好き放題・やりたい放題の人も多いなぁ・・・と思うのです。

  • 他人と自分の間の境界線が曖昧で、他人を自分の所有物のような扱う人
  • 自分は自由に好き勝手やっているのに、他人のことは絶対に許さない人
  • 自分は正しいと信じ込み、他人の言動を細かく監視しジャッジしないと気が済まない人
  • 気に入らない人を徹底的に叩き潰しておかないと気が収まらない人
  • 自分の思いを無理やりゴリ押しする人
  • 自分が一番だと勘違いし、どんどん暴走して破滅へと向かっている人
  • 相手の気持ちを無視して、自分の感情やエゴを人に押し付ける人
  • 自分の感情を一方的に押しつけることが「愛」だと勘違いしている人

・・・云々。

以前は、こうした傾向があっても、人前ではそういう自分の顔を隠して「良い人」であろうと努力することが多かったと思うのですが(もしかしたら「世間体」と「本心」を上手に使い分けていただけかもしれませんが・・・汗)、最近は、上記のような自分の顔を、公然と人前でも剥き出しにする人が目立つようになった・・・。そんな気がするのです。

 

それも、有名無名問わず、いろいろな人が・・・です。

そして、自分のこうした顔を剥き出しながら、うっかりと自分の「認知のズレ」までも社会で平然と晒している・・・そういう人が結構目立つのですよ(汗)。

 

わかりやすく説明すると、他人のことを勝手に「アイツは悪い奴だ」と思い込んで決めつけて、その「決めつけ」の正当性を証明するために、いろいろな言い訳やこじつけを考え出して、それを公然とSNSに流したり、人前で堂々と言ってみたり、更には「ねつ造」や「フェイク」まで持ち出して、わーわーと大騒ぎして拡散し、人々に自分の主観を流布する吹聴する・・・。こんな感じなのです。

そんな人たちが、最近は何だか急に増えているような・・・そんな気がするのですよ。

 

これ、怖いことだなぁ・・・と思います。

一度、こういう人から敵認定されてターゲットとしてロックオンされると、執拗に「おまえは悪人だ」とレッテル貼りをしてきて、とことん追いかけられる訳です。いろんな言いがかりをしてきて、どんなことも全て「自分は正義・おまえは悪」という話に持っていかれて、さもそれが真実のように周囲に拡散していくのです。

聞かされる側も、「正しい知識」と「事実に則した認識」をしっかり持っていれば、「これはフェイク」「これはガセ」「これは真実」「こっちが本筋」と見分けがついて冷静に判断できるはずなのですが、最近は、自分の無知さに無防備な人が増えて、嘘と真実の見分けがつかない人が多いでみたいです。

自分の無知さに無防備な人は、すごく不用心で未熟です。

よくわかっていないのに、周り雰囲気に乗せられて、煽られたガセ情報にすぐに飛びついちゃうんですよね・・・。そこで何の疑いも無く「ガセ」「フェイク」を「真実」だと信じ込み、そこからどんどん間違った方向へ思考が突き進んじゃうのです。

本当は「A」なのに、他人が強く「B」だと言うのを聞いて丸っと信じてしまい、「そうだそうだ」と全肯定。本当のところはどうなのか?事実を確認することもなく、雰囲気で何となく「B」と思い込むんですよ。

更に、自分の周囲には、自分と同じように「B」だと信じる仲間がいたほうが心地よいと思い、「A」をバッシングして「A」を味方する者を排除し、その逆に「B」の正当性は強く訴えて、「B」を信奉する仲間を増やすのです。

「B」への思い込みの強さと感情的に煽られると弱い性質から、周りの人たちに自分の思いを押しつけて、結果的には、間接的に「A」を孤立させ貶めている・・・みたいな(汗)。そんな感じなのですよ。

 

もしかしたら「B」が正しいというのは自分の勘違いかもしれないのに、もしかしたら100年後には「A」の価値が認められるかもしれないのに、ただただ自分の一時の感情で「A」を叩き潰して「A」を根絶させ、「B」を擁護して「B」を生かそうとする・・・。

こんなことを、世界の至る所で繰り広げられているのを、私はひしひしと感じます。

要は「情報操作」であり「情報戦」。プロパガンダですよ。それが、今までは地下で秘密裏に行われていたのが、今は地上に出てきて大々的に大胆に行われている・・・ということです。

こんなのに乗っかっていたら、もしかしたら、今後100年200年という長い目で見たとき、私たちは知らないうちに、大切なものに傷を付けて、尊いものを台無しにして、守るべきものを抹殺し闇に葬るようなことを、今現在やっているのかもしれない・・・。もし、そうだとしたら本当に大変なことです。

自分たちも自覚していないところで、無意識に、間接的に・・・。世論や雰囲気に流されて、自分も間接的に「大切なものを破壊すること」に手を下しているのかもしれないのです。怖いですよね。

今まで、数々の歴史上で同じことが幾度となく繰り返されてきたのに、また同じことにはまって同じ過ちを繰り返そうとしている・・・。人間とはなんと愚かな生き物なんだろう・・・と思います。

 

だから、「真実を知る」「確認する」「本当のことを探求する」って、とても大事なのですよ。

でも、多くの人々は、事実とは異なる作り上げた「イメージ」を勝手に真実だと思い込み、それが正しいと思い込んでいます。

そして、個人の主観や感覚で「それは良い」「それはダメ」「アイツは悪い奴」「この人は良い人」と勝手に決めつけて、気に入らない存在を「悪」と認定し、それらを排除しようと心が動くわけです。

ちなみに、こういう「決めつけ癖が強いタイプ」の人たちは、元々すごくプライドが高いから、一度「これが正しい」と信じたら、自分からは絶対に曲げません。

途中で「これは誤解だった。私の勘違いだった。」と自分の思考を軌道修正することができないため、最後まで突っ切ってやり抜こうとするのです。自分のプライドを曲げることは屈辱だと思っているので、自分の守るために意地になり、無意識にいろんな嘘をつき、妄想を真実のように語り、言いがかりや言い訳や屁理屈をこねて、自分の誤解が「真実」だと押し通そうとするのです。

こうして、自分の誤解と勘違いが「事実」だと広く社会から認められるまで、他者を攻撃し、自分の信者を増やそうと画策します。信じてくれる人の数が多ければ多いほど、「それが真実になる」と思い込んでいるのです。

こうやって、自分のエゴと名誉を守るために「誤解」を「事実」にすり替えていくのですよ。

それが最近は、堂々と人目がつくところでも平気でしてくる人が居て、ちょっとビックリしています。

嘘なんてつかずに、いつも裏表なく正直に生きていれば、自分の思い込みをゴリ押しする必要がなくなって、楽に生きれるのに・・・ね。

自分の見栄やプライドより、真実を語り、現実を生きることを大切にすべきです。 

 

 今日は満月。だからかもしれませんが、子が不安定になっている人が多いように感じます。自分の心の不安定さに溺れること無く、また他人の不安定さに巻き込まれること無く、客観性をキープし、自分の心をキリッと引き締めてください。

私は私。他者との境界線をしっかり引いて、心を強く持ち、自分の真実を貫いてくだい。

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月暈。先日の夜の月です。そういえば今宵は満月ですね。