また最近、重くてネチっこいエネルギーが絡みつくようになってきました。
年が明けてスッキリしてきたはずなのに、ここ最近、社会で世界で様々なことが起きているため、それに多くの人々が感情移入をしているようです。
たいていの場合、人は感情移入する際、「良いこと」よりも「悪いこと」をネタにするので、当然のごとく、感情移入によってネガティブな感情が沸き起こり、ネガティブなエネルギーがどんどん吐き出されていきます。
嫌なニュースやゴシップ、ショッキングなこと等を知ることで、心がかき乱され、そこから「怒り」「失望」「嘆き」「悲しみ」「憐れみ」「憎しみ」「恨み」「偏見」「恐れ」「不安」・・・ドバドバが出てきて、それらに心が占領されるのです。
ずっとそのことばかり考え続けていると、そのことと自分の境界線が曖昧になり、相手と同化しちゃいます。自分とは全く関係の無い相手なのに、まるで自分のことにように感じてしまうのです。
つまり、じっと考え続けることで、「自分」と「対象物」の間に見えないライン(エネルギーコード)が繋るのです。
すると、自分が対象物のことを思ったり考えたりする度に、自分と対象物の間のコードが「スイッチオン」状態になり、じっと自分が考え思い続けている間、対象物に自分の感情エネルギーがタダ漏れで、ずっと送り続けてしまうのです・・・汗。
これは、送っている自分もしんどいけど、勝手に他人から感情移入をされて、変な念(エネルギー)を四六時中ずっと送られている相手にとっても、メッチャ辛くてしんどいことです。
だって、もしもこれが逆の立場だったら、メッチャ嫌でしょう?(汗)
気持ち悪いじゃ無いですか・・・。知っている人から念を送られるのも嫌なのに、知らない人から頼んでも無いのに「こうなってほしい」とか「こうすべきだ」とか「ムカつく」「嫌だ」と勝手に念を送られるのですから、ね。
客観的に見たら、とっても怖いことなのですよ・・・。
ちなみに、対象のなる相手(人だけでなく場所・地域・組織なども含む)が、「体験を通して学んだり、気づきを得て成長していくことを、何の期待もせず、ただ純粋に素直に願い、それで終わりにする」こと、そして、一度考えても、すぐにエネルギーコードを切って、あとは一切考えない、相手のことは手放して完了・・・であれば、ポジティブなエネルギーになると思います。
しかし、そうではなく、ただ感情的に「あれはダメだ」とか「許せない」とか「こうするべきだ」・・・等と、非難・干渉・怒り・支配の感情をもち続け、いつまでも執念深く思い続けると、そこからネガティブなエネルギーが発生して、相手に送られていきます。また、相手だけでなく、そのネガティブなエネルギーが自分の肉体から漏れ出ていき、社会を汚し、世界を汚染していくのです。
このエネルギーの傾向は、実は数年前から顕著に出てきたことです
感情移入する人々が、腹に溜まったネガティブなエネルギーをガンガン吐き出すようになり、以前なら地球の自浄作用で何とかバランスが保たれていたのですが、数年前から宇宙が自浄作用をオフにしたのです。
結果、ネガティブなエネルギーが消えること無く溜まり続け、やがて吹きだまりとなり一つに集まって渦を巻き、その後、「ネガティブな集合意識」となって世界の上空を漂い流れ、社会にいろいろな影響を与えてきました。
何となく精神的に辛かったり、しんどかったり・・・等。敏感な人たちは、自分を保つのに大変だったと思います。実際にこのエネルギーの影響を受けて、自制が効かなくなった人もいましたし、いろんな事件や事故も起きています。この砂嵐のような世界を、安全に生き抜くことは、本当に至難の業でした。皆が必死でしたよね・・・。
ネガティブ・エネルギーの砂嵐も、昨年から少しずつ落ち着いていき、今年に入ってようやくクリアになってスッキリした感じがしたのですが、また最近、ぶり返して出てきたようです。
社会を流れる「気」が、どよーんと重苦しく、しかも粘着質でネバネバしていて、気持ちが悪い感じなのですよ(汗)。
このエネルギーの澱み捕まらないよう、自分を律しながらバランス良くいかなくては・・・と思います。
こういうときに大切なこと。
まずは、「体調管理」です。
身体のセンサーを使って直感的に生きていくことが、ネガティブなエネルギーに捕まらない第一のポイントなので、直感センサーである「身体」を壊さないように気を付けて下さい。
体調が悪いと、身体の感覚が鈍って正しい判断が出来なくなるので、身体を健康に保つことを大事にしてください。
次に「自分の直感を信じる」です。
社会の常識や世間体を基準に物事を判断するのでは無く、自分の直感や感覚、感性で判断してください。考え込んで悩み出すと、エネルギーが重くなります。エネルギーが重くなると、動きにくくなり、とっさの時に瞬時に行動出来なくなるのです。
「直感=行動」です。失敗を恐れる人は、「失敗」という概念こそが常識や世間体を基準にしている証なのだ・・・と思って下さい。直感で行動している人は、「うまくいかない」=「さそっちへ行くな」のサイン・・・という受け止め方をします。サインで教えてもらったから、違う道へ進む・・・と柔軟に対応していきます。
考えすぎないように、自分の直感を信じてください。
最後に「怖い方へあえて進む」です。
怖いことを理由に、自分の行動にブレーキをかける癖のある人は、今こそ「怖い」と感じる方にも足を突っ込んでみてください。そして、「怖い」と思い込んでいる世界を体験してみて下さい。
怖いから・・・という理由で避けたり逃げていると、今後は、「怖さ」がどんどん膨らんでいき、「怖くて何もできない状態」へ陥っていきます。
怖いという理由で、全く手を付けず逃げ続けることは、宇宙から見たら非常にバランスが悪いことなのですよ。
これは、あの人が怖とか、高いところが怖いとか、そういう物理的なことだけでなく、自分の心の中にある「恐怖」とも向き合って下さい。「相手が誰であれ、昔から正直に本音を言うことが怖い」とか「ちょっとしたものを買うのにも、自分のためにお金を使うことに怖さを感じる」とか「こういう状況・こういうシチュエーションになると、怖くてビビってしまう」とか・・・等々。
これらを克服することで、ネガティブな影響を受けたり、人に与えることが消えていくはずです。
克服していくには、「あえてチャレンジしてみる」・「勇気を出してやってみる」・「一度体験してみる」「慣れていく」・・・ということが大切なので、是非取り組んでみてください。
以前と比べたら、今回のネガティブなエネルギーは、割とあっさり抜けきれるような気もします。
前よりも目覚めた人・気づいた人が増えてきているので、ネガティブな方へ簡単に流される人より、影響を受けないよう自制心をもって取り組むことができる人が増えてきていることもあると思います。
とはいえ、今は、克服しきれていない「変な心の癖」が表に出やすい時でもあるので、その心の癖がきっかけで「ネガティブなエネルギー」の刺激を受けて迷走する人も出てくるかもしれません。
とにかく、自分自身を客観的に見つめること。そして、自分を俯瞰して観察すること。現実から目を背けないこと。偏見を捨てる。思い込みに縛られない。
・・・これらに気をつけながら、もうしばらく踏ん張っていきましょう。
全ては、人々の魂の進化・心の成長のために起きていることです。
自分をより成長させるために、「客観性を保つ」ことが今年のテーマになるようです。他人に感情移入するのではなく、自分のことにもっと集中して下さい。
自分のなかに「改善しなくてはいけないこと」・「取り組まなくてはいけないこと」が実は山ほどあるのです。
目を背けないで、ちゃんと自分のなかにある課題を受け止めましょう。そして、そちらに意識を向けて、自分を整えることに集中して取り組んでいきましょう。