森の中の大きな木~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

閉じていく人、開いている人

今のこの時代は、新しいエネルギーの流れに乗っかって、自分の意識をどんどんオープンにフラットにしていくことが大切です。

いろいろ怖いことや不安なことが起きている今だからこそ、あえてオープンになる・フラットになる・自由でいる・・・これが必要なのです。

 

でも、そんな新しいエネルギーの流れに逆行して、どんどん閉じている人たちもいます。そういう人たちは、自分の意識を(万里の長城みたいな)強固な城壁でぐるりと囲み、密室化した世界の中で生きようとするのです。

不安や恐怖が沸き起こる度に、その城壁を高く厚くしていきます。

自分を守るために、どんどん閉じていくのです。

また、新たな脅威(不安や恐怖の元になる存在)を遠ざけるために、攻撃的にもなります。

 

例えば、気に障る相手や自分の気に入らない人ことを「悪者」に仕立て、悪口を言いふらしたり、責めたりして、相手を孤立化させて、自分がいる世界から排除しようとします。

このタイプの人達が『排除』に突っ走るときを見ていると、「自分は絶対に正しい、相手が間違っている」・・・という思い込みの激しさを強烈に感じるのですが、この思い込みの強さも、ある意味「弱い自分を守るための手法」なのかもしれません。

 

こうして気に障る相手を徹底的に排除したら、今度は、自分に近寄ってきた人たちを囲い込もうとします。自分に依存させ、囲い込んで、自分が作り上げた城壁の中に閉じ込め、支配しようとするのです。

 

そうやって、自分の世界にたくさんの人々を取り込んでいくことにより、自分を正当化し、自分の存在価値が高いことを周囲に知らしめ、そういう状況に酔いしれて「自分はすごいんだ」と勘違いを起こすわけです。

 

こういうタイプの人たち、よくよく観察してみると、面白いことに、皆さん「妄想癖」を持っているのですよ

 

気に入らない相手の言動を見て、調略だの、自分を罠にはめようとしただの、自分を貶めようとしただの、これはアイツが何かを私に仕掛けたからだ!だの・・・等、あることないこと勝手なことを思いつき、関係のない第三者にもガンガン言いふらします。

相手に直接言うんじゃなくて、相手以外の人にベラベラ喋るのです。

 

そして、相手が何も知らないことをいいことに、自分が妄想で作った架空の嘘話を、さも現実のことだと勝手に確定し、それを他人にベラベラと吹聴します。

 

また、事実を照らし合わせたり、真実を確認することもしないで、自分の脳内で思いついたことを、即、真実だと決めつける癖もあって、勝手に堂々と「あれはこうなんだ!」と断言するのです。

 

その自信に満ち溢れた態度に、詳しい事情を知らない人達はコロッと騙されちゃうんですよね(汗)。あんなに確信に満ちた態度で大きな声で公言されたら「そうなんだ!」と誰もが信じますよ。

 

世間一般のノーマルな人なら、事実確認が出来ていない段階で「これは〇〇だ!」と断言することは、普通は怖くて出来ないものなんですが(責任がとれないから)、こういうタイプの人は恐ろしいほど怖いもの知らずなので(汗)、事実確認のない「決めつけ」が猛烈でものすごいです。

 

ちなみに、この「ふと思いついてから、これは事実だと勝手に信じ込むまで」のこの思考回路の流れ具合、ちょっと特徴的なんですよね(汗)。

具体的なことはここでは言えないけど、気質的に問題(障害とか病気とか…)をもっている人特有の【思考パターン】に似ていたりします。(その専門に詳しい人なら、ピンと来ると思います)

 

全てが全て障害や病気とは言えませんが、それに似た傾向を持っていると思います。

 

しかし、人にあれこれ迷惑を掛けていても、社会的に自立して一般生活が普通に営めていれば「ノーマルの枠内」という認識になるんですよね(汗)。

 

おっと、話を戻して・・・。

 

妄想癖のことなど何も知らない人たちは、嘘話であっても「えっ!そうだったの!」とビックリして信じてしうものです。

 

ましてや、妄想・嘘話をベラベラ喋っている人が、社会的に成功している人だと、みんな「あの人がいうことなら、きっと間違いない。本当のことだ。」とうっかり信じてしまうのです。

 

嘘話を喋る人は派手にベラベラと遠慮なく話して拡散させていくので、信じる人もどんどん増えていきます。

 

こうして「自分の話を信じてくれて、自分の取り巻きになってくれる人」を増やしていくことで、自分の嘘や妄想が「真実」「現実」であると固定化し、結果「勘違い」がどんどん進んでいくのです。

 

「小さな嘘も繰り返し言いづけることで、いつか真実になる」という話がありますが、まさにそれです。でも、これを陰でやられた人は、たまったもんじゃありません。

 

自分が全く知らないところで知らないうちに、自分が悪者になっていて、やってもいないことを「アイツがやった」と決めつけられた噂をガンガン流されるのですから、本当に怖いです。

 

気づいたときには、自分の立場がとんでもないことになっているので、恐々戦慄です。

 

(ちなみに今後は、エネルギーの流れが「真実を照らす」方向に加速していくので、嘘を垂れ流す側がその責任を背負うかたちになっていくだろうと思います。ですので、卑屈にならず堂々としていましょう。) 

 

自分を守るためには平気で人を陥れる・・・という、このタイプの人たちは、「自分で勝手に真実を作り出す」という手法で、ずっと生きてきたのだろうなぁ~と思います。

おそらく子供の頃からずっとこのパターンで生きてきたから、自分の妄想と現実の判別がつかなくなっているかもしれません。

 

特に、霊感とかスピリチュアルとかで儲けに走っている人の中には、こういう変な人も紛れているから要注意なんですよね(汗)。リーディングと言いながら、自分の妄想を語っているだけの人もいるから、そこは気をつけて下さい。

 

本物とガセの区別の仕方は、最初の冒頭部分でもお伝えしましたが、

オープンでありクリアであるか

・・・です。

 

その人の気質や、会ったときの雰囲気を感じてみて下さい。

その人のことを思い浮かべたとき、暗い闇やドス黒いものを感じたり、高圧的で押しつけがましく決めつけが酷かったり、エネルギーに軽さがなくて重かったり、ベッタリと貼りつく粘着さを感じたり、引っかかることが多くてモヤモヤしたり、プライドの高さを臭わせたり、低次のエネルギーを感じたら、要注意です。

 

良い人に見せかけていても、その見てくれにマッチしない魂レベルなら、外見を作っているだけなので、うっかり信じて騙されることがないよう、充分に気をつけなくてはいけません。

 

油断していると、エネルギーを抜き取られることもあるから怖いですよ。

一度執着されると、いつまでも執念深くしがみついてきて絶対に離してくれないので(エネルギーを搾取するためです)、深入りしないことが肝心。しっかりバリアを張って、自分を守ることです。

 

こういうタイプの人は、何かと囲い込もうとしたり、密室化したがったり、自分に靡かない相手には冷酷だったり・・・等、どんどん閉じている感じがしているので、それで見分けてください。

 

これ、スピ系でなくても、それ以外の社会全般の組織でも同様です。

 

世間の評判に騙されることながないよう(フォロワーの数や人の噂なんてあまり当てになりませんよ・笑)、自分の直感を信じて判断してみてください。

 

今のご時世、いろんなものが溢れかえっています。

自分でもガセになっているとは気づかないまま、ガセ化している人もいますし、一見、小さくて目立たない存在の人が実は崇高なエネルギーの持ち主だったり・・・。世間体や見た目に騙されている人が多いです。

 

こんな時だからこそ、偽物じゃなく「本物」をこの目で見つけられる人になってくださいね。感覚で嗅ぎ分けられる人になって下さい。

そして自分自身をも、まずは自分を「本物」へと導き成長させていってください。あなた自身が「本物」であれば、「本物」をすぐに見分けられると思います。

 

本物かどうかの違いは、

オープンである・クリアである・フラットである・バランスが整っている・正直である・素直である・自分の直感に自信をもっている・行動力がある・勇気がある・好奇心旺盛

 ・・・です。

 

そして、他人に対しては

偏見がない・どの人にも平等に接する・マウントしない・エゴを押し付けない・他人のプライバシーに介入しない・境界線を守る・意見を言うときは正直に率直に大事なことだけを端的に述べる・頼まれたことだけをする・相手の自主性を尊重する・愛がある

…です。

 

これが、日常的に普通にやっている人なら、間違いありません。無理して意識して作ったようにやるんじゃなくて、生き方やあり方として自然にやっている人のことです。

心の芯までこれらが染みついて、こういう状態で生きているのが楽で心地よい…というのが、本物なのですよ。

 

要は「開いている人」ということです。

 

「本物になる」・・・。これが私たちの魂の「進化の目的」です。

本物になれば閉じる必要が無くなります。神仏のように陰日向なく、ずっと開いて居られるのです。 そこを目指しましょう。

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朝の駅。寒かった日に撮った写真です。