4月も半ばを過ぎ、今や「新型コロナ」への対策の取り組みが、暮らしの一部分になってきましたよね~。
不思議なもので、世の中は緊急事態なんだけど、緊急事態の状態に慣れてきたら、この状況下の「不自由な暮らし」が、とても面白くて興味深く感じられるようになりました。
「今」を生きているからこそ、世界がコロナに浸食されていく状況を生で見ることができるのですよ。そして、緊急事態の不自由さな状況を、「この時代を生きている者」として皆が平等に体験しているのです。
これってすごいことだと思いませんか?
今、私たちが「人間として地球に存在している時期」を少しでも前後にずらして生きていたら、こんな歴史的な瞬間に立ち会うこともなく、コロナ社会をリアルに経験することもなく、何も知らずに今世を終えていたと思うのですよ。
世界が大きく変化していく節目の時を、私たちは直に体験しながら生きている・・・。
100年後、歴史の教科書に大きく記載されるような「時代が大きく変わる決定的瞬間」のなかを生きている・・・。
ならば、ただ「怖い、怖い」と怯えて過ごすのではなく、この状況をしっかり観察して、自分の身に降りかかる様々な出来事を「貴重な人生経験」として受け止め、ポジティブに明るく生き抜いていくこと・・・。これが大切なんじゃ無いかな~と思うのです。
不謹慎だと言われるかもしれませんが、怖がって萎縮するのではなく、気をつけることはキチンと気をつけながらも、この状況をポジティブに受け入れて、楽しみながら乗り越えていくことですよ。
だって、今までずっと「絶対にありえない」と思われていたことが、世界規模で次々と起きているのです。
そして、起きてくる出来事に対処していくなかで、「今までなかったこと」「過去に想像もしなかったこと」を、私たちは実践し体験しています。
新型コロナは、私たちに対して、命と引き換えに「自分の本当の生き方に目覚めなさい。自分が本当はどう生きたかったのかを思い出しなさい」と問いかけ、突きつけているのですよ。
力のある者が、その力によって自分を大きく見せ、力によって人々を押さえつけて従わせてきたのが、今までの時代のあり方でした。
ところが、今や、新型コロナの勢力によって、人間が持つ力の効力は色あせていき、逆に浮かび上がって見えてきたのは、その人の本当の姿・本当の能力・・・です。
力を剥ぎ取ることで、見えてきた「素の姿」「素の能力」・・・。
意外と「これはダメだった」とガッカリしたり、逆に「これはすごい!」と感動したり・・・。人も社会のシステムも、それぞれの「素の部分」が表に出てきて、良くも悪くも真実が明らかになり、「何が大事で、何が不要なのか?」がよく分かるようになりましたよね。
私は、修羅場になると人間の本当の実力が露わになる・・・と思っているのですが、今がまさにそれ。
その人の底力や人間性、器の大きさ、人徳、愛の深さ、・・・等々、そういうものが、至る所で浮かび上がっています。
実は、上記に挙げたこれらの「底力」「人間性」「器の大きさ」「人徳」「愛の深さ」・・・これらが本当の力なのですよ。そうです「魂の力」・・・。それが今、表に出てきたのです。
私たちは、もう見た目や肩書きには騙されません。
コロナ禍によって目覚めたのです。そして気づいたのです。
洗脳が解けたのですよ。
本当に大事なものは何か・・・。
要らないものは何か・・・。
これから「新しい世界」を作っていくのは、「底力」「人間性」「器の大きさ」「徳分」「愛の深さ」を鍛え、しっかり培ってきた人たちです。
これらの尊い魂の力をもって、世界は新しく築かれていくのです。
そして、その新しい時代を築いていくメンバーの一員になるかどうか・・・。
私たちは篩(ふるい)にかけられているのです。
篩にかけられて、そこからこぼれ落ちて終わるのか?
生き残って新しい時代を生きていくのか?
自分はどうするのか?どうしたいのか?
その選択を突きつけられているのです。
◇◇◇
今も「コロナ禍」の中に、私たちはいますが、
・必要に迫られて、変わざるをえない。
・早く変わらないと、命や身の危険に晒される。
そういう風に、今、宇宙から強く促されていることに気づいて下さい。
今は、動物的直感を使ってサクサク判断し、躊躇なく行動していかないと、この渦中を生き抜くことはできません。
過去の成功や富の有無、社会的地位や肩書きなんて、渦中では全く通用しないし、むしろ邪魔なくらいです。そんなものにこだわって変化の流れを止めたら、命取りです。
もう後戻りはしない。過去には戻れない。以前のような状態は二度と来ない・・・。そう覚悟を決めて、前進するしかありません。
そんなすごいエネルギーの中を、私たちは生きているのです。
だから、もっと時代の風を感じましょう。
すごく力強く吹き荒れていますよ。
春の嵐です。
きっと200年前も同じような風が、日本を、世界を、吹き抜けていったのでしょう。
そんな歴史的にも大きな節目の時を、私たちは生きています。
次に訪れる世界はどんな世界なのかを、この目でしっかり見届けるために・・・。
今この瞬間をしっかりした足取りでいきましょう。・
堂々と、力強く、生き抜きましょう。