森の中の大きな木~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

暗闇のトンネルを抜けて、ようやく光が見えてきました

今週は、今までお休みしていた整体とマッサージに久しぶりに行きました。

どちらも自粛要請が始まった頃に予約した日にちだったので、「もしかしたらまだ行けないかも・・・。その時は改めて予約を取り直さないといけないなぁ~」と思っていましたが、今回はどちらも大丈夫でした。タイミング的には、この時期でちょど良かったです。

コロナ禍の間は、セルフ養生で頑張ってきましたが、やっぱり施術してもらうと、身体のあちこちがカチカチにこわばっていて、ガタガタ状態でした(汗)。

だって100年に一度の感染症パニックの最中にいたんですもの・・・。そりゃ、心身共に緊張感でガチガチになりますよね~。

よくぞ無事に生き抜いた・・・という感じで(笑)、先生との久しぶりの再会を喜び合い、身体の手当てをしてもらいました。久しぶりにメンテナンスしてもらってスッキリしました。

 

こうして、整体とマッサージ、コロナ自粛でお休みしていたことを今回改めて復活させたことで、ようやく「私のコロナ禍は無事に抜け出した」・・・そんな気分になりました。

 

ホント、2~3ヶ月前は社会全体に悲壮感が漂っていて、重苦しくて、出口の見えないトンネルに入り込んだような重々しい雰囲気でしたもんね(汗)。

 

あのコロナ自粛・真っ最中だった頃の自分が、今、全く思い出せないのですよ。

当時は社会全体が集団パニック&ヒステリーみたいになっていて(汗)、日本中、いや世界中がみんな「かなり変」でしたよね。何かに取り憑かれたみたいな感じで変なうえに、異様な高揚感があって、ずっとハイテンションで突っ走っていたような・・・そんな感じ。

 

でも、今、ようやく長いトンネルを抜けることができたという感じです。

まだ感染リスクがゼロになった訳ではないので油断大敵なのですが、私の中では、とりあえずコロナパニックがひとまず落ち着いて、ここから少しずつ沈静化していくだろうと思います。秋から冬に向けて、またぶり返すかもしれないけど(汗)。

 

しかし今は、大きな一つ目の波の暗闇からはい出て、とりあえず光の当たる所に出てこれた・・・という感じでしょうか。

そして、やっとこさモゾモゾと出口に出てきたら、今までとは全く異なる「新しい世界」が、私たちの目の前に広がっていた・・・という感じです。

 

この暗闇のトンネルの中を這い回っている間に、私達の心の中はすっかり変わってしまったなぁと感じます。コロナ禍のトンネルから出てきた時、前と同じ風景なのに、以前とは全く違う世界に変容したのを実感しました。

私たちの意識が変わったから・・・なのでしょうが、見方を変えれば、意識が変わることで、自分を取り巻く世界も大きく変容する・・・ということなんですよね~。

そう、自分が変われば、世界も変わるのです。

人を変えるのでは無く「自分を変える」・・・それだけで、自分にとって生きやすい世界へと変化していくのです。

 

今はもう、コロナ前に戻ることはできないし、また、コロナ前の状態に後戻りすることもしたくありません。もう、こりごり・・・(笑)。

 

 あのコロナ禍の闇の中にいる間、私たちは自粛生活を通して、ずっと内観させられていたのですよ。

そして、常に「何が大切なのか」「本当はどうしたいのか」を突きつけられ、自問自答し続けてきたと思うのです。

 だから、自粛が解けた今、コロナ前と同じ事をしていても、そこから「感じること」「思うこと」が以前とは大きく異なり、新しい視点で物事を見たり感じたりすることが出来るようになりました。体験を通して視野が広がったのです。

例えば・・・

以前は「当たり前」だと思っていたことが、今は違和感を感じられたり・・・。

 また、以前は興味も関心も無かったのに、今は「良いなぁ、こうしたいなぁ・・・」と心惹かれたり・・・。

 「感じ方」「物事の受け止め方」「考え方」が大きく変わり、物事に対する認識も随分変化しました。昔の感覚が思い出せなかったり、過去の価値観が古臭く感じられたり、以前やっていたことが今は苦痛に思えたり・・・。でも、これは、自分が間違っているのではなく、本来の感じ方・本当の気持ちが見えてきただけなのだと思います。

 

コロナのお陰で、本当の自分の感覚や思いを取り戻せたのです。ならば、これを大事に守っていくこと、自分の気持ちに寄り添って自分の願いを実現させる方へ人生の舵を切っていくことが、これからはとても大切だと思います。

 

振り返ると、コロナのお陰で、「自分に取って本当に大切な物は何か」「これから自分はどう生きたいのか」を真剣に考え、それを行動に移したい、実行しなくてはいけない・・・と真剣に思えるようになったのです。

 

非日常的に生活を強いられる中で、自分が置かれた状況を客観視し、自分自身をありのまま等身大で見つめることができた・・・そんな数ヶ月間でした。

 

そして、そこから「限りある人生、だからこそ無駄にしないよう精一杯生きよう」・・・と。そういうことを「コロナ自粛の制約・制限」を体験していく中で、ジンワリと気づかされ、自己改革に向けて背中を押してもらったような感じです。

 

 

 もうコロナ前には戻りません。

 だから、前進あるのみ。

 

昔の価値観を手放して、新しく生まれ変わる気持ちで、これからを生きていかなくてはいけない・・・と思います。

 

変化と変容は、世界中の人々に求められています。

老若男女関係なく、皆が平等に受け取らなくてはいけない宇宙からの課題なのです。

 

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道端で見つけた芍薬。可愛いです。