私が住んでいる地域も、先日、無事に梅雨入りしました。
その上、昨日は「入梅」。
さすがに暦の通りで、入梅した昨日から突如、空気が梅雨っぽいジメジメしたものに変わりました。どんよりと重苦しい感じの曇り空。
今日も、雨が降ったり止んだり・・・。ムシムシと蒸し暑いです。
先日までは、ずっと良いお天気が続き、空気がすごく乾燥して埃っぽかったので、雨が降って少しホッとしています。
人間界の動きは今も停止した状態ですが、それとは関係なく、季節はちゃんと順番通りに巡って来ますね。
◇◇◇
今月の私のテーマは、
「脳を休ませる」
・・・です。
今までの私は、自分のスケジュールだけでなく、自分の体調まで、自分の力でなんとかしていこう、コントロールしよう・・・と頑張り過ぎてきたところがあったのですよ~。
これは多分、子供時代に、学校や塾など「集団生活」を送らなくてはいけない場面で、皆に迷惑を掛けないように頑張ってきたことも一因なんじゃないか・・・と思うのです。
特に「体調」や「身体」に関することで、『皆と足並みを揃えて、一緒にやらなきゃいけない」と、一生懸命、自分で自分を急かしたり、自分に無理強いをしたり、自分を押さえつけたり・・・等。自分で自分をコントロールしようと、子供ながらに頑張り続けてきたことがあり、その癖が、大人になった今も、私の中にベッタリと貼り付き、染みついていました。
例えば・・・
- 給食を残さずきれいに食べなきゃいけない。
- みんなと同じ歩調で歩かなきゃいけない。
- トイレは我慢しなくてはいけない。
- 嫌なことでも嫌がらず、頑張ってやらなきゃいけない。
- 皆に遅れないよう、素早く行動しなくてはいけない。
- 皆にペースを合わせて、迷惑をかけないように気をつけなくてはいけない。
・・・等々。
これで小学校6年間を過ごしてきたので、確かに集団生活には慣れてきてテキパキ何でもこなせるようになったけど、その反対に、自分のリズムに合わせるとか、じっくり自分のペースで物事を進めていく・・・ということが出来なくなってしまいました。
集団生活に適応するために、無理して周囲のペースに合わせていたら、自分自身を見失ってしまっていた・・・という感じです。
学校生活を卒業して、大人になったら・・・、あれ?
- 自分のペースって何?
- 自分は何がしたくて、何がしたくないの?
- 自分の本当にやりたいことは何?
- 自分の身体のリズムはどんな感じなの?
・・・という感じ。こんな低いレベルにまでズドンと堕ちていました(汗)。
集団生活をしているときは、これで良かったのですよ。
この方が、少しの具合の悪さも力技で封じ込めて、そのまま集団の流れに乗っかっていけるから、この方が都合が良く便利です。
でも、もうこれからは「集団主義」でも「全体主義」でも無い、個人の感性と生き方が尊重される新しい時代です。
こんな私のような状態では、身体を壊して自分をダメにしてしまいます。
こんな感じで、今までの私は「自分自身のこと」の基本中の基本すら見失っていて(汗)、「自分」が空っぽの状態でした。
上の立場の人間から見れば、私のような人間は、良いように都合良く利用できる、使いやすい人間(駒)だったなぁ・・・と思います。(反省も込めて)
もちろん、過去(40代の頃)には、「自分を取り戻す」ことを実践し、バラバラに散らばっていた「私」を拾い集めていき、少しずつ「自分」を思い出し、取り戻していきました。
それでも、「健康」「身体」に関しては、コントロール癖がなかなか手放せずにいました。大事な場面で具合が悪くなったり、皆に迷惑や心配を掛けるのが怖くて、「自分の体調やリズムは無視する」「我慢を自分に強いる」「迷惑をかけないよう、自分の都合は後回しにする」「自分の生理現象を尊重しない」ということを、ずっと無意識にしていたのです。
でも、このコロナ禍の最中に、そういう癖にふと感づき、6月の梅雨入り前後に起きる「毎年恒例の体調不調」で、もうこんなことは止めた方が良い、止めるべきだ!と痛感した・・・という訳です。
この時期に自分自身で気づいたことですが・・・。
自分の中に、「病気に対する恐怖」「健康を害することへの恐怖」がすごくあり、自分の体調を守るために・・・と考え続けている部分がありました。
自分の健康や体調を維持するために、しっかりコントロールしよう、力技で健康をキープしてていこう・・・と力みすぎていたようです。
それに、ここ最近の「プレ夏バテ」(←30℃越えで暑かった時、自律神経の調子が狂い大変だったのです・・・汗、)でハタと気がつき、こうした自分自身への「コントロール」「監視」「支配」はもう止めて、もっと自由になりたいな・・・と思いました。
(以下、私の心の中)
そんなに必死になって、体調チェックして健康管理にエネルギーを費やさなくても良いんじゃない?
少しくらい具合が悪くなっても、その時は自由に寝て休めば良し。
もっと気楽に受け止めてもいいんじゃないの?。
そう・・・、私は「痛み」が怖かったのですよ。
あと、重い病気になるのも怖かった・・・。
だから、必死になって、具合が悪くならないように、一生懸命に体調をコントロールしようと頑張ってきたんだなぁ・・・。
でも、もう、そういう意識から解放されて、もっとリラックスして気楽に過ごしたい。
肩の力を抜いて、「あれをしなきゃ」「これをやらなきゃ」というものから、自分を解き放そう・・・。
・・・と、そう心から思うようになりました。
これって、過去世からの記憶もあるみたいです。
前の人生で、病気や怪我で苦しんで死んだ記憶がいくつかあるみたいで、それが魂に刻み込まれて「トラウマ」になっているようです。正直「痛いのは嫌だ。苦しむのは嫌だ。」・・・という気持ちが強いです。(理想は、スーと眠るように大往生。)
ちなみに、今世の私は「長生きの相」なんですよね(汗)。
きっと過去世のトラウマ解消で、今世は「早死しない・長生きする」という人生を選択したのだと思います。
だから「まだ死なない」はずなんだけど(汗)、過去世で苦しんで死んだ年齢に差しかかつてきたから、当時の恐怖が出てきたんだなぁ・・・と、そう感じて居ます。
そこで、この過去の記憶から恐怖を浄化したいなぁ・・・と思いました。
ジャーナル(日記)に、私自身の健康や身体に関する「思い込み」「信じ込んでいること」「固定観念」を洗い出して書き出し、一つ一つをしっかり見つめ直して、検証し、「これは単なる思い込みだ」ということを証明していきます。
こうして、自分の「思い込み」を順番に一つ一つ外していき、「今の私はこうなんだ」という事実(現実)をしっかり受け止め、認めていくのです。
そして、肩の力を抜き、リラックスして、肩に背負っているものを全部下ろして、手放して、精神的に自由になろう・・・と思います。
ということで、6月の私のテーマは「脳を休ませる」です。
過去世のことも含めて、記憶というものは「脳」の暴走で呼び戻されてくるものだし、自分の健康に対するコントロール癖も、「脳」が一生懸命に自分の身体を監視してコントロールしようと働いているから・・・なのですよ。
だから、もう考えない。
考えすぎない。
もう脳を無駄に働かさない。
身体のことについては、脳でコントロールするのではなく、その時の自分の身体の感覚で、その都度、臨機応変に対応していく・・・。フィーリングで「どうするのか?」を直感的に決めて実行していく・・・。
・・・という感じで、脳に管理させるのではなく、自分の感性とフィーリングで対処していこうと思います。
私は、たまたま身体のことでしたが、皆さんも今月は「自分の取り組むべき課題」というものが、いろいろ出てきていると思います。
たとえそれが「すごく面倒臭くて嫌なもの」であっても、今回だけは逃げないで、キチンと向き合い、丁寧に対処してみてください。
6月は「じっくり自分と向き合う」月間だと思います。
逃げないで、自分に対して誠実に取り組んでみてくださいね。