最近、私の周囲では、
【人を支配したがる人たち】VS【支配に屈したくない人たち】
・・・のぶつかり合いが起きていて、「これも時代性だな・・・」と感じています。
この図式を詳しく説明すると・・・
【人を支配したがる人たち】が、今、すごく暴走しているんです。これって宇宙からの電波の影響なのかな?・・・とも思ったり。汗
とにかく、自分の支配欲をかろうじて一線を越える手前で抑えていた人たち。世間では「良い人」と言われていたけど実は支配欲が非常に強かった人たち・・・も含みます。
そういう人たちが、今は「理性」のタガが外れちゃって、支配欲を剥き出しているんです。支配欲エネルギーが沸点を超えて溢れだし、暴走している・・・という感じなのですよ。
要は、「隠し事が出来ない」「秘密が暴露されていく」というエネルギーの影響なんですが、その人の本質や気質が、分かりやすい形で表に出ている・・・というわけです。
それに対して・・・。
今までは、大人しく黙って従ってきた人々も、やはり宇宙からの電波の影響なのか?・・・【支配したがる人】に対して、「もう嫌だ。コイツらのエゴに付き合ってらんねー!」という気分になり、言葉でも態度でもキッパリ「ノー支配」を訴えるようになったのです。
こちらも、やっぱり「隠し事ができない」「秘密が暴露されていく」というエネルギーの影響なんですよね(汗)。
今までは何とか自分の気持ちを抑え込んで我慢してこれたのだけど、今はもう我慢が出来ない状態・・・。「我慢したくない」「本当は誰にも支配されたくない」「自分らしく自由に生きたい」という本心が、見えない力で突き動かされて、どんどん表に出てきているのです。
そんな人々の反応に、今、一番驚いているのが【支配したがる人たち】で、「えっ?どうして反抗的なんだ!」とビックリし、「どうして変わってしまったんだ?誰かが陰で糸を引いているのではないか?誰かの陰謀では無いか?」と疑り、怒り、疑心暗鬼になっています。
自分の欲求が通らなくなると、そこでネガティブな反応をして、ネガティブな感情を相手にぶつけることで、相手に罪悪感や恐怖心を味わわせ、相手を脅すわけです。
実はこれって、人類の長い歴気の中で幾度となく繰り返されてきたことでもあります。
被支配階級の人々が、支配階級の人たちから一方的に力で押さえつけられ、心に「恐怖心」「罪悪感」が植え付けられ、それによって抵抗ができなくなって従順になり、支配されてきたのです。そして、支配階級の人たちも「目の前の人間が、自分に対して従順でいるのは当たり前のことだ」と信じてきたのです。
お互いに言いたいことも言えず、相手の本心も知らず、勝手な思い込みで「これが正しい」と信じ込み、社会の慣習として「支配される・支配する」の関係が、ズルズルと長い間続いてきました。
そして、そのまんまのことが、私たちの身近な人間関係の中でも繰り広げられ、繰り返されてきたのです。
ここで言う「支配階級」と「被支配階級」とは、お金持ちと貧乏人、社長と社員、王と民・・・という分かりやすい階級だけでなく、例えば、親子関係、パートナーとの関係、家族関係、所属している組織の人間関係、友達関係、親しい人との関係においても、「支配する」「支配される」という関係に陥っている場合があります。
仲の良い友達であっても、気がつくと共依存の関係だった・・・なんてこともあります。
今は、そうした様々な人間関係の中で、自分にとって居心地がよくない関係・不平等な関係・愛がない関係・・・等、そうしたものが是正されていく時期のようです。
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だから今、私の周囲でも、自分の周りの者を支配したい人たちが、自分のエゴを剥き出して勝手なことをやりたい放題しているし、それに対して、その身内や下の立場の人たちがハッキリと「もう付き合いきれない!」と楯突いて意見を言うし・・・で、まさにカオス状態(汗)。至るところで衝突がおきているという訳です。
でも、以前なら「衝突はいけない」「ぶつかるのは大人げない」と言われてきたけど、これからはその考え方自体、もう古臭いかも・・・です。
今までは、「大人げない」といって相手の主張を潰したり、理不尽で不平等な関係をズルズルと引きずることが「大人の対応」と褒め称えたり、そういうことが当たり前のようになされてきたけど、これって「支配する側」の勝手な理論なんですよね。
相手が自分に反抗しないよう、また、刃向かってこないために、「大人の対応」という価値観を植え付けて、黙って我慢させることを強いているのです。
おかしい・変だ・・・と感じたら、ちゃんと声を上げて、相手に自分の意見を伝えましょう。そして、相手と腹を割ってキチンと話し合いましょう。
相手と本音で話し合うことも出来ないようなら、それこそ「理不尽で不平等な関係」ですよ(汗)。相手が誰であれ、一方的に押さえ込んだり、押さえ込まれるのは、不平等で愛のない関係です。是正しなくてはいけません。
そういう意味でも、今のこの時期の衝突は、お互いの気づきと成長の糧になる「必要な衝突」だと私は思います。
だから、ちゃんと摩擦を感じましょう。無かったことにしないで、しっかり摩擦を感じ取り、感じたことに対する自分の意見をしっかり持ちましょう。そして、自分の意見を相手にしっかり伝えるのです。
そこで、相手に聞くも耳が無くても、とりあえず「自分の意見をしっかり伝える」という体験を、自分にさせてあげてください。「言う」「伝える」という経験を、今の自分が強く欲しています。だから、今、勇気を出して言わなくてはいけないのです。
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【支配したがる人たち】は、自分が支配してきた人たちの「生の声」「本心」を知る必要があります。そして、皆を支配しようとする自分は、周囲から実は嫌がられているのだ・すごく煙たがられているし迷惑なのだ・・・という事実を知る必要もあります。
その上で、「じゃあ、自分はどうすることが大切なのか?」を考え、皆に信頼され愛され親しく付き合っていける人になるよう、自分を改革し成長していかなくてはいけません。
今までは、「自分は絶対に変わらない。その代わり、おまえたちが俺様のために変われ」と強要してきたと思うのですが(汗)、もう、そんなアンバランスで不平等なことは通用しません。今度は、自分自身がより良く変わらなくてはいけないのです。
そして、【支配されてきた人たち】も、いつまでも「怖い」「私が悪いんだ」と言って、相手の言いなりになっていられません。
これでは、非常にバランスが悪いからです。本人はこれで良しと思っていても、宇宙から見ると非常にアンバランスで不平等です。それに病的で不健康な関係でもあります。
こういう関係に対して、今後は「正していく力」が働きます。当然、私たち人間同士の関係ですから、まずは私たちが変わることで、人間関係の中に潜むアンバランスさ・不平等さも是正されていくのです。
ですので、相手のことがどんなに怖くても、これからは勇気を出して「自分の気持ち」「自分の意見」をキチンと伝えることが重要になります。
相手に伝えることが怖ければ怖いほど、それがあなたのアンバランスさです。改善しなくてはいけない部分です。それを自覚しましょう。「怖い」と感じることにあえてチャレンジすることが、【支配されてきた人】に与えられている課題です。人生の宿題です。
相手にしっかり伝えることで、相手に対して「気づかせる&学ばせる機会」を与えてください。
つまり、あなたが自分のために立ち上がり、相手としっかり向き合って、自分の意見や思いを伝えない限り、状況は変わらないし、また、相手も変わらないし成長できないよ・・・ということです。また、あなた自身も全く変わらないまま終わっちゃう・・・ということです。
今まで言えなかったことをハッキリ言うことで、あなた自身が成長します。
自分の成長のために、ちゃんと態度や言葉に出していく。自分の気持ちをしっかり表現する。伝える。言い切る。訴える。こうしていきたい・こうして欲しい!という自分の欲求を明らかにする。
それをしなくてはいけない時なのです。
◇◇◇
今、私の周りでは、様々な摩擦や衝突、闘いが起きています。
皆さんの周りでも、小さなものから大きなものまで、いろいろな摩擦や衝突が起きていませんか?
更に世界を見渡すと、人種差別に反対する人々のエネルギーが渦巻いています。
それに連動して、私たちが住む日本の各地域や各家庭、小さなコミュニティでも、アンバランスな関係を正そうとする動きがたくさん出てきているのです。
地球規模で変わらなくてはいけない時なのです。
昔のように「角を立てない」「長いものに巻かれろ」という価値観で、このエネルギーを押さえ込まないで下さい。
今は、衝突も闘いも辞さない覚悟で、しっかり向き合って言うことはハッキリ伝える時です。我慢してはいけません。
どんどん出していきましょう。
自分の気持ちや意見を表に出しながら、見失っていた「自分」をしっかり取り戻してくださいね。