今日は夏至。
ここ数年間、夏至の日というと、私のなかでは「良く晴れて蒸し暑い一日」というイメージが出来上がりつつあります。やはり今日も例年通りで、太陽の陽射しが強いお天気となりました。
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今日は日中、用事があって徒歩で出掛け、そのまま外をお散歩してきました。
これもここ数年のイメージなんですが、夏至の日は特に、昆虫は活発に活動し、鳥は美しい声で鳴き続け、植物は生き生きと葉を繁らせる…等々。人間以外の生き物たちの命のエネルギーを強烈に感じるんですよね。
今日もまさにそれで、外を歩いていても、何だか人間の私の方が自然界にお邪魔させてもらっているような感じで、生き物たちが主役という雰囲気。草木も昆虫も鳥たちも、とても元気でした。
こうして無事に夏至を迎え、今年も早いもので半分が終わっちゃったんだなぁ…と思いました。
人間の世界では、コロナとか経済とか暮らしが云々とか、いろんなことを言われているけど、ちょっと沈みかけている人間たちのエネルギーをフォローするかのように、地球の生き物たちが、精一杯、命のエネルギーを燃焼させて地球の自然を回してくれている。…そんなことも感じました。
ずっと長いこと、思考の箱の中に閉じ込められてきた私たち、人間。
自然から遠ざかり、人間社会で上手に生きていくために、私たち人間は、自ら作った思考の箱の中に自分を閉じ込め、小さく自分を押さえ込んで、その箱の中だけで完結する人生を長いこと送ってきたんだなぁ…と思います。
もう、その箱を出るとき。
その箱を手放す時なのでしょう。
気づいた者から思考の箱を抜け出て、箱の外の世界を生きる時なのでしょうね。
箱の外には、こんなにも美しくて自由な世界が広がっているのです。
それを知らずに人生を終えるなんて、本当にもったいないです…。
空を仰ぎ、緑に触れて、風を感じで、光を受けとる。
こんなに簡単なことを、私たちはどこに置き忘れてしまったのでしょう。
今日は爽やかな風と強い夏の陽射しを肌で感じながら、のんびり歩きました。
箱の外は、美しい自然の楽園でした。
ようやく紫陽花が咲き始めました✨