今日も暑い一日でしたね。
猛暑のなか、30分ほど散歩に出かけました。
公園では、蝉をたくさん見つけました。今年は蝉がすごく多いですね~。
大きくて元気のいい蝉がミンミンと大合唱していました。
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さて、今日は76回目の「原爆の日」。
こちらの記事は、4年前の前ブログで書いたものなんですが、今も忘れられない体験だったので、再掲させていただきますね。
戦争を体験されている方がどんどん鬼籍に入られている今、平和活動の進め方ややり方も、大きく変えていく必要があるのではないかな…と思います。
かつてのように恐怖や怒りを煽るようなやり方では、戦争で亡くなられた方々の御霊が、いつまでもこの地に縛られるだけだと思うのです。
二度と繰り返さないという決意は大事ですが、今までとは違う方向で、新しいかたちの平和活動をしていくことが大切だと思います。
これは戦争に限らず、すべてのことにも言えることです。
悲しくい辛かった過去の一点に、心がずっととどまり続けていることは、とても苦しくてつらいことです。
でも、もう充分に悲しみ苦しみ尽くしてきたのならば、どこかで見切りをつけ、そこから精神的に卒業することも必要だと思います。
受け取ることができたように、手放すことも必ずできます。
ただ、モノによっては完全に手放すことが不可能だったり、手放すにはかなりの時間とエネルギーが必要かもしれません。
でも、ここで大切なのは、手放すことを心で固く決めない限り、手放しは起きない…ということです。
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手放しとは、モノによっては(断捨離などで)簡単に楽にできることもあります。、
しかし、心の中にあるものや記憶を手放す場合は、確固たる決意と強い覚悟が要ります。
意図的に「もう手放す」と決めて、腹をくくった状態でズバッと切り放していく。一度切り放したものは、もう二度と触れない・見ないと覚悟を決める。…とまぁ、そんな大変な作業でもあるのです。
だから「手放す」より、ズルズルと続けていく方が、実は精神的にはとっても楽なんですよね。
怠惰な人ほど、継続していく方が便利で都合がいいんです。
「継続は力なり」というけど、人間関係や心の中のことは、この逆がほとんどなので、注意が必要です。
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心の中にあるもの、人間関係、過去の記憶を手放すとき、自分から切り離すことや手放すことに、強い罪悪感を抱きがちですが、罪悪感は持たないでください。
あなたが手放してくれたおかげで、救われる人がいます。また、あなたが手放してくれたことで、解放されて自由になり、ようやく新しく転生できるようになった魂もあります。
だから、いつまでも縛り付けてつなぎとめておくことを「よし」と思わないでくださいね。自分が勇気を出して手放すことで、皆が幸せになることも多々あるのです。
要は、愛じゃなくて執着なんでしょうね。手放しとは、自分の中にある執着を断ち切って浄化することでもあります。
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あの時、私がつながった女の子。もう気配は感じません。
76年前、戦争で亡くなられたたくさんの人々の魂は、もう既に転生して新しい人生を体験しています。
だから、いつまでも悲しまないでください。
もしかしたら、私たちもその魂の一つかもしれないのです。
今のこの平和な時代を生きていることに感謝して、この人生を大いに謳歌しましょう。
それが、全ての魂への最高の供養になると思います。