クリスマスが終わり、ちょっと一息ついたところですが、今度は大雪ですね。
私が住んでいる地域も、気温がグッと下がり、今日は一日氷点下です。
久しぶりの凍みる寒さに、身体がまだ慣れていなくて(今朝も寒くて目が覚めました😅)、少し風邪気味ですが、でも振り返ってみれば、今までが暖かすぎだったんですよね。
だから、いつもの冬の環境に、早く自分の身体を合わせていきたいです。
若い頃は、環境の変化にもピタッと柔軟に適応できていたのに、年齢と共に、身体も心も柔軟性が弱まっているみたいで、自分を環境に適応させていくのが、年々大変なんですよね💦
肉体年齢と共に、適応加減の微調整が難しくなりますね💦
だんだん適応するのに時間がかかるようになるし、慣れるまで心身の不調は続くし…で、いろいろ大変です。
でも、これからの変化の時代、いつまでもワガママを言ってられません~。
地球号に乗ってる一員なんだから、地球の変化に私たちも合わせていくことが必要ですよね。
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過去の歴史を振り返ると、これまでは「快適な環境」を求めすぎてきたと思うのです。それで、人間が自然環境に手を加えすぎてきたと感じます。
人間は長きに渡って、権力と財力を振りかざしながら、(繁栄の代償として)自然の破壊と改造をやり尽くし、自然からエネルギーと資源を搾取し続け、自然を制し支配することで、この地球を思いどおりにしてきたと思うのです。
そして、自分達が快適に過ごせる環境を、無理やり地球上に作り出して、それを「豊かさ」と呼んでいたんですよね。
でも、この「豊かさ」は一部の人間にとっての豊かさであり、地球全体をみた時、豊かさとは真逆の環境や状態もたくさん生み出しています。
でも、もう、こうした在り方は終わりにしなくてはいけない。そういう時期にきていると感じるのです。
物言わぬ自然を、力ずくで変えていくのではなく、人間も自然をリスペクトし、共存共栄していくことです。
人間も、自然環境の変化を素直に受け入れて、適応していく。
…これ、すごく大事だなぁと思います。
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私は自然のなかで暮らしているので、そこからいつも感じることですが、
自然の前では、人間は完全に無力です。
自然に太刀打ちなんてできません。
ただ従うしかないのです。
雪が降るのなら、雪が降ることで生じる不便さや苦労も、素直に受け入れていかなくてはいけません。
いつもの晴天の時のペースで生きようと頑張るのではなく、代わりに「雪が降る日のペース」にシフトチェンジしなくちゃいけないんですよね。
いつもの、快調なお天気のときのペースは、潔く手放して、頭の中をパチッと切り替えて、雪が降る日バージョンにサクッと切り替えていくしかないのです。
そうして、雪の日の過ごし方を体験していく…。それでいいのです。
今までと違う状態に対して、いちいち大騒ぎする必要もないし、怒りやネガティブな感情を沸き起こす必要もありません。
普段、雪が降らない地域で大雪を体験したのなら、「ラッキー」とプラスに受け止めて、雪の日の過ごし方を体験すればいいと思います。
こうして体験から得たことを、ポジティブにに受け入れて、学びと気付きに昇華させてください。
そして、豪雪地帯に住む人々、雪国で厳しい冬の寒さと戦っている人々に思いを馳せてください。
今までは他人事だと思っていた雪国の人々の暮らしや苦労を、今回の大雪という実体験から感じとり、雪国の人々のことを心からリスペクトしてください。
共感と連帯です。
これも大切な魂の交流です。
こんな感じで、「冬なんだから雪が降るのは当たり前よ」と明るく受け止めて、淡々と雪の日のペースでいけばいいのだと思います。
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いつも同じではない。
世の中のことは常に変わり続けるもの。
昔の人は、これを「無常」と言いました。
常ならむ…。常に一定で決まりきったペースで同じことが延々と続いていく…。なんてことは、この世には一つも無いのです。
みんな変わります。変化が常なのです。
そんな不安定で変化に溢れた世界に住んでいるのだから、「常」を求めるのではなく、何が起きても「変わっていくのが当たり前なんだ」と受けとめ、目の前の出来事を受け入れて対処していく。それで良いのだと思います。
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こうして環境が変わるように、人も変わります。
私自身も、この一年で大きく変化しました。
自分でも驚くほど、私も変わりました。
みなさんも同じだと思います。
このコロナ禍を生きている私たちは、様々な体験を経て、ずいぶん変わってきたと思うんですよね。
変化していくことを素直に受け入れて、自分の変化を自分に許可していきましょう。
変化を許さず認めない方が、かなり不自然ですよ。
みんな、変わっていくのです。
だから、みんなで手を繋ぎ合って、変化の世界に足を踏み入れ、みんなで楽しんでいきましょう。
おやつを食べて、ちょっと一休み。