前回の記事から、早いものでもう2週間が経ちました。(自分でも「こんなに経っていたの!」とビックリ。時間が飛ぶように過ぎていきますね💦)
この間、いろいろ慌ただしくて、バタバタしておりました。
コロナ禍となって3年目に突入しましたが、これまでの2年間を「自粛&中止の期間」とすると、3年目となる今年(今年度)は、今までと打って変わって「活動再開の一年」になってきたのを強く感じます。
というのも、今までは「中止」だったり「縮小」されてきたものが、今年度から一斉に「通常開催」されるようになったんですよね。
そのため、今まで暇だった私も、なんだか急に忙しくなってきて、スケジュールが混み込みになってきました。
2年間、ずっと暇な状態に慣れてきたため、急に活動的になっても、ついて行くのにやっと…というか、ホント大変です。
コロナ自粛で引きこもってきたため、外での経験も不足しています。(これは大人の私であってもこの有り様なので、子ども達の経験不足から苦しいダメージは甚大でしょうね…)
すっぽり2年分の体験が抜け落ちている状態なので、これまでの経験から「きっとこうなっていくだろう」と未来の予想を立てることが下手になってしまいました。
先々の見通しなんかも、うまく立てられません~。全てが行き当たりばったり!そんな感じです。
今はアフターコロナの世界だから、コロナ前とは明らかに違うし、もう過去のやり方には戻れないし、新しい時代の感覚や思考にシフトチェンジしなきゃいけないのを感じます。
これからは、みんなが未知への挑戦&新しいことへのチャレンジ…なんですよね。
これはこれで、また新鮮で面白いです。
2年間の空白の間に、すっかり忘れてしまったことも含めて、これからは新人のような気持ちで何事にも取り組むことが必要だと思いました。
ミスや失敗もあるでしょうけど、失敗しながら微調整していくことも必要なので(失敗がないと成功につながるためのデータが集まらないので…)、ミスを恐れず、どんどんアクションを起こしていきたいと思いました。
◇◇◇
「新しいことにチャレンジ」というと、怖がる人が多いかもしれませんね。
その怖さ。つまり「不安な気持ち」。その原因は何か?
考えてみた時、多分出てくるのは「失敗への恐怖」じゃないかと思います。
そこで、更に「失敗への恐怖」について、その根っこを探るべく、深く深く自分の意識を掘り下げてみてください。
すると、多分、「昔、失敗した時に味わった恐怖感」がヌルっと出てくると思います。
失敗した時の羞恥心。叱られるんじゃないかという恐怖心。
さんざん叱られて、自尊心を傷つけられ、心底味わった嫌悪感と憎悪。
周囲からの視線が痛く感じたり、みっともないと恥ずかしくなったり、バカにされて悔しかったり…。
自分はダメな人間なんだ…と厳しく罰せられた時の悲しみ、怒り、喪失感…。
いろんなドロドロした感情が、心の奥底に溜まっていて、それが「失敗=死ぬほど怖いもの」というふうに、脳に刻まれてしまったのではないかと思うのです。
失敗した時に、逃げ場がない状態で、大人や周囲の人々に厳しく責められたり、怒りをぶつけられたりしたときのつらさは、脳裏に「記憶」として刻まれ、その時の感情は、心の奥にベッタリ貼りつきます。
だから、大人になった今も、「失敗してはいけない」という刷り込みに縛られて、失敗を避ける自分になっているのかもしれません。
でも、ここで私がお伝えしたいのは、「失敗しても、それで終わりではない」ということです。
いや、失敗から始まる物語も、世界にはたくさんあります。
いやいや、もっと言えば、失敗なんてもともと存在しないんですよ。
人間が、人間の都合で「失敗」と呼んで忌み嫌っているいだけの話で、宇宙から見たら、失敗も成功もなく、みんな同等の事象でしかありません。
だから、出てきた出来事を「失敗」「ダメ」…とネガティブなラベルを貼ってジャッジするのではなく、これを体験している自分の偶然性や突発性を、もっとポジティブに受け入れて、起きている出来事を楽しんで体験していくと良いと思うのです。
見方を変えれば、みんな面白くてユニークな体験なんですよね。
失敗から、学ぶことや気づくこともたくさんあります。
失敗に「ダメ」とラベリングして封印してしまう前に、これ何か有効活用できないだろうか?何かポジティブな見方はできないだろうか?と、プラスに感じてみることだと思います。
今年度は、ウィズコロナで、いろんな活動がリスタートしていくのを感じていますが、もちろん、以前のようにスムーズにいかないこともたくさん出てくるでしょう。
だけど、それでいちいち目くじらを立てるのではなく、これも一つの体験と思って、自分に経験させていく感覚で、もっと大きく受け入れていくことです。
過去はもう終わり、新しい時代に移行しているので、過去の感情や記憶は手放して、今の自分を充実させることに集中しましょうね。
田んぼに映る空