森の中の大きな木~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

慣れない未知の世界

体調の悪さはまだ少し残っていますが、本当に大変なところを通り抜けて、自分を取り戻してきました。

 

そんななか、強く感じることですが、私たちが頭の中で抱えている「固定観念」や「常識的な知識」や「これが正しいという思い込み」は、もう捨てなければいけないなぁ…ということです。

 

(かなり深いレベルで)自分の意識に刷り込まれている様々な「価値観」や「常識」や「知識」を、一度精査してみることが必要ではないかと思います。

 

 

わかりやすい例で例えて説明すると、健康について、「カラダのここが調子悪い時には、これを飲むといいよ」とか、「この病気にはこれを食べるといいよ」とか、「この不調の場合は、こんなマッサージをするといい」といった情報が、この世界には五万と溢れていますよね。

そして、私たちはこうした情報を、頭の中に大量にインプットしています。

 

だから、何か問題が起きると、条件反射的に「この時は〇〇を食べる」「そういう場合は△△をする」と、頭の中にある情報を引き出して、その情報に基づいて対処しているところがあります。

 

だけどよく考えてみたら、今の自分の体の状況に、それらは全く適さない…というケースも実は結構あるんですよ。

 

今回、これは私が実際に体験したことなんですが…。

肩が凝っているからと言って、コリをほぐすために一生懸命自分の持っている知識を使って対処してきたのですが、ある日、ちょっとした不調から病院へかかることになり、調べてもらった結果、ある症状が見つかったんですよね。

 

だからコリが治らなかったのか…と納得したのですが、この時に、この症状を抱えている人はマッサージをすると余計に悪くなる…ということを後で知りました。

それで、マッサージを止めてみたら、確かに不調が収まったのです。

 

なんとなく条件反射で「肩こり=マッサージ」と思い込んでいたので、(実際にマッサージしてもらうと、その時は楽になります。でも、またすぐに元に戻って調子が悪くなるんですよね…汗) 何も考えず、ひたすら受けていたんです。

 

あちゃーと思いましたね(笑)。自分では「疑う余地のない常識」の部類に入っていたことが、実は、NGだったという事実は、まさに「目から鱗」でした。

 

以上、健康面での気づきで説明しましたが、こんな感じで、もっと深いところで「正解」だと理解して信じてきたことが、実はそうじゃなかった…ってことが、結構たくさんあるんじゃないか…と思うのです。

 

上にあげたような「健康ネタ」だけでなく、他のことでも、ちょっと立ち止まって考えてみて「本当にこれは不変かつ普遍の真理なの?」と、自分の意識に問いかけてみるといいですよ。

 

こんな感じで、いろいろ気づき始めたら今までの思い込みは、実は正解ではないんじゃないか?と感じ始めてきて、頭が混乱しているところです。

 

今までなら全く気にならなかったことや、許容範囲内だったことも、この夏を通り抜けた今は、妙に気になって心に引っかかったり、違和感を強烈に感じたり、自分には合わないと反射的に感じたり…等々。

 

その感じ方が、昔はぼんやりと何となくモヤモヤする程度だったのが、今はハッキリくっきりバッチリ「違和感」としてわかるのです。

 

まだまだ混乱は続いていますが、(だって今まで「白」と言われてきたものが「レインボーカラー」になってしまったような…強烈な変容なんですよ。「人間は単独で空を飛べない」という概念を、「人間はスイスイと自由に空を飛びまわれる」に上書きしていくような感じ…。これで混乱しない人はいないと思う汗)、これが落ち着く頃には、自分はどうなっちゃっているんだろう?…と、その点でも、やはり混乱継続中です。

 

 

 

おそらく今までは、多少間違っていたり、正解からずれたことであっても、 なんとかなっていたんですよ。「常識」という枠の中に納まっていれば、問題はない!と言う感じで、みんな、「常識」の世界に自分を押し込んできていたんです。

 

そして、平成時代になると、みんなテレビからの情報を「正解」と信じるようになり、また、最近ではネットからの情報も「正解」だと信じ込むようになりました。

 

自分の身体が直感で感じる「違和感」は無視されてしまい、知識として入ってくる情報が、正しいという認識になってしまったんですよね。

 

そして、脳にインプットされた知識や常識は、多少ずれていても、許容範囲の中に収めてしまえたし、無理して飲み込める範囲内だったんです。それに万が一、自分な合わなくてダメだったとしても、ごまかしも効いたし、修正も可能だったんです。

ちょっと無理しても、やりすぎても、失敗したとしても、「常識」で押し通せたし、ごごまかしもできたし、リセットも可能だったし、 無かったことにすることもできたんです。

 

なので、それほど深く考えず、自分の脳に溜め込んだ情報を元にして、「これが正解」というものを一生懸命みんなやっていたんですよね。

それでも大事にならず、なんとかやっていけたんです。

 

だけど、今、いろいろなエネルギーの影響を受けて、どんどん新時代の在り方に変化している人達は、過去に刷り込まれた情報&これが正解だと教えられた常識が、もう機能しないよ…という不思議な世界を生きています。

 

だから、今でも過去に刷り込まれたことを一生懸命に頑張ってやっている人を見ると、違和感を感じたり、「自分には無理」という感覚に陥るんですよね。

それぐらい「予備」というか「余白」がないということです。

 

今後は、「間違い」と「正解」、「正しい」「悪い」の定義も大きく変わっていくだろうし、「常識」という概念も変わっていくだろうし、訂正や軌道修正が可能な「余白」も「予備」もなくなっていき、人々の許容範囲も判断基準も大きく変容していかざるを得なくなるでしょうね。

今までの常識を大きく超えた世界に行っちゃうんですよ。多分。

 

だから、自分がやってみて「これがいい」と感じたことが、100%正しいとも言えないし、人から聞いたことが100%正しいとも言えない。

 

ここで大事なのは「自分はそれを信じるか?信じないか?」です。

 

自分が「 正しい」と信じたことが、他人も「正しい 」と信じてくれるとは限らないし、他人の正義を、自分も正義だとは思えなかったり…。だから、自分の「正しい」を他人に押し付けることはNGだし、自分の期待通りに人をコントロールすることも、また、他人の期待通りに生きることも、すべて「間違い」の部類に入るってことです。

 

こんな感じで、これからの「ノーマル」は変化していくだろうなぁ…と思います。

 

今後は、自分に一番適したものをこれからは自分で探り当てていく…そういう時代に入ってきたということです。

自分にとっての「普通」が、 皆にとっての「普通」ではないんだ…ということを自覚することが大事じゃないかなと思います。

 

 

大変だったこの夏を通り抜けた後、はっと気づいたのは、価値観がガラリと変わってしまったという現実でした。

 

今まで特に違和感を感じなかったこと& まあまあ自分の許容範囲内でスルーしてきたことも、 今は強烈に違和感を感じます。また、馴染まない自分、気持ち悪さを感じる自分、適応できない自分、不自然さを感じる自分をたくさん体感しています。

 

この違和感は、ただ単に「自分には合わないよ」ということを、私に教えてくれているのだと思います。

 

自分が違和感を感じるからと言って、 相手を変える気はありませんし、自分を変える気もありません。 ただ、 自分は大きく変容したんだなということを自覚する、ただそれだけです。



 もしも今、体調の悪さを感じている人がいたら、その具合の悪さを通り抜けた後、 アップデートした自分を感じるかもしれません。

 

まずは自分を信頼して、自分を信じていきましょう。

そして、この慣れない不安定な世界、お互いに頑張って生きましょうね。 

 

コスモスが咲いていました