森の中の大きな木~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

新しい生き方

気が付けば、カレンダーは3月から4月へと移行し、このブログも前回の更新からもう10日近く経っていました。

 

今、私の周囲では「動き」が活発化していて、気づいた者から順番に、周囲のしがらみや世間の常識を振り切って、自分の心の羅針盤が指し示す方向へとどんどん行動しています。

私自身もそうなんだけど、今までの常識や固定観念が、今の自分にはフィットしなくなっていて、それでも我慢してそれらに従っていると、自分が破滅したり、共倒れになって滅んでいくのが、なんとなく見えてくるんです。感覚的にうっすらとわかるんですよね。

 

だから、この世を生き抜くために「新しい道」を歩んでいる…という感じです。

 

だけど、従来通りの常識的な生き方や、模範的な人生を送ることが当たり前…と信じている人たちには、私たちの決断や行動が理解できないようです。

 

もちろん、応援してくれる人や、温かく見守ってくれる人もたくさんいるけど、それでも、やはり常識的な生き方から少しでも外れることをすると、皆さんかなり驚いて、衝撃を受けるようです。それだけ、安定した生き方をするのが、人々の常識になっているのでしょう。

 

 

「どうして安泰コースにいるのに、そこから離脱していくの?」

…と、頭にクエスチョンマークを100個くらいつけて、皆さん不思議そうに見るんですよね笑。

 

あるいは、ちょっとエゴの強い人の中には、今までの常識で「安泰コース」と言われる勝ち組ゾーンにせっかく居るのに、そこからわざわざ離脱していく私たちのような者を、「バカだなぁ」「負け犬」「可哀想な奴だな」と思い、陰で見下している人もいるかもしれません。

 

だけど、感覚的に生きている者から見たら、戦後の昭和時代に確立された「超安定コース」に、令和の今も乗っかって生きていこうとする方が、よっぽど危険で怖いと思うんですよね。

 

昭和の高度経済成長からバブルの頃まで、大量消費が「善」とみなされ、安定した社会を築くために、不安な要素は全て排除しようとしてきた時代です。そして、従順な労働者を確保するために、全ての人々をみんな画一的にしていくことが大事だった時代です。

 

その時に作られた社会のシステムは、「これさえ守っていれば、安定した生活が営める」というもので、みんなこぞってこのシステムに乗っかり、自分の人生をこのシステムに無理やりにでも適応させてきました。

そして、生まれてくる子供たちにも、このシステムを適合させ、システムが推奨する「安泰コース」に乗っかるような人生を送るように、親も躍起になっていたんですよね。

こんな感じで、自分の自由と尊厳と引き換えに、「安心・安定・安全」を保障してもらっていたんですよ。

 

でも、これはある意味、支配されていた…ってことです。

 

経済のシステムを回していくために、従順でよく働く機械のネジのような存在が大量に必要だったから、それで、効率よく人々をコントロールするために、人生のコースが決められていて、それに乗っかることを「成功」と位置付けていたのでしょう。

 

成功者になるために、自分の魂が欲していない道へ無理して進み、親や周囲の期待に応えるために「模範的な生き方」を心がけて、自分の人生を無難に進めていく…。そういう人がほとんどだったと思います。

 

当時は、そんな型にはめられた生き方をすることも、「魂の経験」として必要だったと思うけど、今は、自分の心の声を無視して、無理してこのスタイルを続けていたら、心か身体のどちらかが参ってしまい、途中で倒れますよ。

 

世間体や常識に縛られず、自分の心が欲する方へ素直に進んでいくことが必要な時です。

 

私や私の周りの人たちは、他人から「どうして?」と思われながらも、自分の心が欲する方へと突き進んでいます。

昔の古い価値観で頭がガチガチの人たちから見たら、心の声に素直に従う生き方は、失敗&挫折100%の道へ突き進んでいるように見えるようです。

 

だけど、私はその逆で、今アクションを起こさない方が、すごく危険だと感じるんですよね。

 

じっと停滞し続けて、その場から一歩も動かず、昔の古い価値観で「あれはダメだ」「こうしなくてはいけない」と人や社会をジャッジして、自分のエゴを大きく膨張させて、マウント合戦に明け暮れている生き方の方が、破滅に向かって一直線でメッチャ怖いなぁ…と思います。

 

自分を、古臭い価値観の鎧を厚く着飾っていたら、いざという時、身動き取れなくて、一発アウトですよ。

 

アクションを起こしている人・自分に様々な経験を与えている人たちは、逃げている弱虫なのではなく、自分の人生に責任を持ち、いざという時の腹のくくりをしっかり持っている「覚悟を決めた人たち」です。

 

古い価値観を盾にして、何もしないでジッとしている人たちより、うんと強くて逞しいです。そして、古い価値観の人たちが見ている世界より、うんと先の世界までしっかり見据えています。

 

他人を、自分の独りよがりな主観で、勝手に「こういう奴だ」と決めつけてはいけません。見えていないだけで、自分よりウンとハイレベルかもしれないのです。

 

どんなアクションにも、言動にも、ちゃんと敬意を払い、リスペクトするのは大事なことですよね。

 

もちろん動かない人たちの「動かない」という判断や決断も、私は尊重しています。

 

今、いろんな人が動き始めていますが、それらに刺激を受けたら、是非、自分自身の心の声にも耳を傾けてほしいです。

 

自分の心の声を叶えるためのアクションを、勇気をもって起こしてほしいと思います。

 

桜が満開になりました。

 

amzn.to