9月になっても暑い日が続き、まだ夏の延長のような毎日を送っています。
今は、7~8月の真夏の頃より空気が乾燥しているせいか、太陽の陽射しがダイレクトに地表に届くみたいで、ジリジリとした「熱」を強烈に感じます。おかげで半袖シャツから出ている腕が、(日焼け止めを塗っていても)こんがり焼けてしまい、毎日のお手入れが本当に大変…。まだまだこの暑さは続くのかしら?
そういえば「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があります。秋のお彼岸が過ぎれば、少しは落ち着いてくれると期待したいですね。あと10日間ほどの辛抱?それまで健康に気を付けながら心穏やかにいきたいです。
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さて、今年も残すところ、あと3カ月と少しとなりました。
今年もいろいろなことが起きて、そのたびに目の前の出来事への対応を迫られ、じっくり考える間もなく、瞬間的にパッパと判断して選択し、まさに「行き当たりばったり」状態でここまで何とかやってきました。ここ10年くらい前から言われていた「考え過ぎるな、直感に従え」「直感で決めたら即、行動に移せ」を、今は毎日の暮らしの中で現場実践編という感じででやっています。過去にメンターから「直感に従って生きることの重要性と大切さ」を教えてもらって以降、毎日の生活の中でコツコツ訓練してきたのですが、いよいよその集大成の時を迎えたんだなぁ…と思います。
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過去を振り返ると、昔は「何か新しいことを始めよう」と思うと、まず事前にしっかり計画を立てて、念入りに根回しして、用意周到で向かわないと成功しない…と言われていたんですよね。ところが10年くらい前に、ビジネス系のスピリチュアルの人たちが「思ったことを即行動に移せば、宇宙が導いてくれる」という思想を広め始めて、それらに魅力を感じた人たちが「何も考えず、無計画・無準備で始めた方が成功しやすいんだ!」と偏った価値観で受け止めるようになり、瞬く間に広がっていったんです。なかにはその勢いに乗ってビジネスとして成功した人も出てきたため、真似する人たちが次々と出てきたのでした。当時は、この思想の通りにやってみて経済的に成功した(=したように見える)人たちがたくさん出てきて、自分の成功体験をブログでどんどん拡散していたから、その界隈はすごいエネルギーが渦巻いていましたよね(汗)。私はこの頃にスピ系のお役目を手放したのですが、当時の私は、直感的に違和感を感じるようになり、もうここに居てはいけないと感じて、サッと離れたのでした。
(かつてあった崇高な光の世界も、エゴにまみれて清濁の見分けがつかない人たちが乱入し、浸食して踏み荒らし、汚されてしまったのです。今あるのは、誠実な人々が心を込めて守り抜いてきたもののみで、それらもどんどん消えつつあります)
その後、コロナ禍を経て、あの時の魔法は全て解けてしまいました。キラキラと輝いて見えていたものも、光が消えて本性が剥き出しになっています。あの時の魔法や異常なエネルギーに煽られていた人たちは今、厳しい現実と向き合わされていると思います。
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ちなみに、かつて私のメンターが教えてくれたことは、「自分の直感を信じて、勇気をもって自分の直感に従って行動する」ということでした。
これはビジネスで成功するための直感ではなく、純真に「自分の人生に対する魂の声」という意味です。
今いる自分の居場所が自分に合っていないと感じた時、勇気を出して、自分の尊厳のために立ち上がることであり、エゴや私欲を満たすためのものではありません。
自分が本当に進みたい道へ進むために、また、自分が本当に得たいと思うもののため、また、自分には不要だと感じるものを手放すために、自分の人生のために立ち上がってアクションを起こすということです。
そこには、もちろん行動したことへの責任がつきまとうし、良い事ばかりでなくマイナス面もたくさん引き受けることになります。そうしたことへの覚悟を確認したうえでの「直感に従って生きる」だったのです。
だから、「直感を信じて、直感を実践して生きる」は、なかなか険しい茨の道なんですよ。味方が誰一人いない孤独の道を歩むことであり、これはある意味、開拓者(パイオニア)として生きることでもあるのです。
自分の真実を信じて、全く道のないところに、新たに自分の道をつくるようなものです。しかし、自分が歩んだ後を、また誰かが歩いてくる。そんな後進のためにも、まずは自分が道をつけていく…という感じです。だから孤高なんですよ。
その覚悟はあるのか?と問われながら、私はメンターから教えてもらった「直感を信じて生きる」をコツコツ実践してきました。それはもう大変な道で、苦労が多かったですが、おかげさまで、今ようやく地力がついてきて、直感を実行に移すことが以前よりスムーズに…難なくできるようになりました。これは今まで10年以上かけてコツコツ取り組んできた成果だと思います。
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話を戻しますね。
今さまざまなことが起きていますが、マスコミやネットの情報に左右されず、それらから切り離したところに自分を置いて、自分の内面からキラッと閃く「直感」を信じてください。自分を信じるのです。そして、自分の直感と判断に従ってください。
「自分を信じる・自分の直感に従う」とは、自分に責任を持つということです。
自分の選択や決断の責任は、全て自分が背負うという覚悟を持ってください。
この潔さと心の強さが、これからを生き抜くヒントになると思います。
私が自分の直感を信じて行動してきた実践の日々は、振り返ると、自分が背負う責任の重さに耐え続けることであり、自分のメンタルを鍛える修行でもありました。
日々のちょっとした決断や判断の場で「どうしようか」と悩んだり迷った時、他人の意見やネット情報をもとに決めるのではなく、「自分はどっちにしたいの?」と自分に問うて決めることを、これから毎日やってみてください。コンビニでどのスイーツを買おうか?なんて小さな選択にも、自分の直感力と判断力を使ってくださいね。これが訓練です。こうした小さな積み重ねが、自分を鍛えてくれます。
今後ますます大変な状況が押し寄せてくると思うので、今の少し落ち着いて穏やかな時からコツコツ取り組んでみてくださいね。いざという時のために、訓練に勤しみましょう。