ようやく冬が終わり、春が来ました。
今季の冬は雪がたくさん降った上にすごく寒くて、一冬越すのに体力と気力が必要で、なかなかハードでした。
でも、そんな厳しい冬もようやく終わりを告げ、「もう雪かきをしなくてもいいんだ」とホッとしているところです。明るい陽射しの下、雪解けが進む春先の風景を毎日眺めながら過ごしています。
さて、今日は満月ですね。
今回の満月は、長かった冬の時代を抜けて、ようやく春が来たことを実感するような感じなんですよね。これは単に、季節の冬や春という意味だけでなく、人生における「冬の時代」からようやく抜け出し、新しいフェーズに入っていく…みたいなイメージです。
つまり、ロングスパンで自分の人生を振り返ってみたとき、今のこの時点が節目となり、ここから新しいフェーズに移行していくんだなぁ…ということです。
次のフェーズが私たち人類にとってハッピーな世界なのか?否か?はわかりませんが、ここから次の世界に進むための新しい扉が開くので、否が応でも扉の向こう側に進まなきゃいけないのだろうと思います。
ここで大切なのは、今の自分の心の状態です。
財産の有無や社会的地位や肩書などは全く関係なく、ただ純真に「心穏やかで満足しているか?」で、開く扉がおのずと決まるのです。
この扉に至るまでに、私たちは誕生から今日まで自分の人生を歩んできたのですが、その集大成みたいな感じで、目の前に自分の扉が現れます。その扉は自分が開けなくとも自動的に開きます。そして、自覚なく無意識のうちに、いつの間にか扉の先の世界に進んでしまうのです。
そこから先は、これから自分が生きていく世界です。
つまり、今まで自分が無意識のうちに心に描いてきた世界が、そのままの形で今後の自分の人生の世界観になっていくのです。
この見えない扉は、この3月のうちに現れて、私たちを次のフェーズへと導いてくれます。
ちなみに、この扉の向こうの世界とは、今までの長いスパンで、自分が生きてきた人生そのものから、自分オリジナルの世界が設定されています。ですので「あっちは嫌だ、こっちがいい…」と今更あがいても、天が定めてくれていた修正期間や猶予期間はとうに終わってしまったので(←修正期間とはスピがブームだった頃)、これでほぼ決定なんですよね(汗。もう自分のエゴで変えることはできないのです。
移行したあとも、私たちの人生は続きます。
ただ、人によって見えている世界や、受け取るもの与えるもの、出会う人や感じ方は千差万別で共通性はなくなっていくでしょう。