昨日は冬至でしたね。
クリスマスが近いせいか、街中のショッピングセンターはいつもより人出が多く、たくさんの人で大賑わいでした。
そして来週はいよいよ大晦日。
いつの間にか2019年ももうすぐ終わりです。
今年一年を振り返ると「激動だったなぁ・・・」と思います。
私自身も個人的に激動の一年でしたが、私だけでなく、家族も周りの人も、日本中も、そして世界も・・・。皆にとって激動だったなぁ・・・と、しみじみ感じます。
いろんなことがあった今年。
私にとっても今年は、断捨離の一年でした。
まずは4月。夫と二人で家の中のモノを断捨離をしました。結婚生活25年の間に溜まった不要物を処分して、家の中を大掃除しました。
その後、モノだけでなく、思考癖も価値観も感覚も「いらない」と感じるモノが出てきて、それらもどんどん手放しました。
そして、新しく自分が心地よいと感じるものへシフトし一新していきました。
そんななか、人間関係の断捨離もありました。
もう自分には必要ないなぁ、自分にはフィットしないなぁ・・・と感じる関係はサクッと手放していきました。
自由気ままに感じるままに、自分の気持ちに従っていきました。今までなら無理して頑張れば合わせられる相手や物事でも、もう無理はしないと決めたので、無理しないことにしました。
できないことはできない。
無理なことは無理。
ついていけないのなら、ついていけないと正直に言う。
合わないのなら、合わないと感じる自分に正直になる。
もう義理を感じる必要も無い。
責任感から背負う必要もない。
もう要らないと感じるのなら、どんどん手放していく方が、自分だけでなく相手にとってもプラスになる・・・。
そう思いました。
実際に、気持ちを切り替えて、心の中でサクッと切り離して手放したら、スーと心が楽になりました。
ああ、やっぱり。無理していたんだな…わたし。そんな気づきもありました。
こうして切り離して手放したら、相手のと関係も自然とフェードアウトしていくもんなんですね(汗)。
手放したら、その後に新しい出会いがあったり、新しい繋がりができました。
しかも、手放すことで、私自身がとても身軽になり、気持ちも軽くなりました。
無理して繋がっていたときは、自分の中で一生懸命「折り合い」を付けようと無理していたのかもしれません。それに相手のエネルギーも常に繋がってて、ずっと重苦しくて辛かったんですよ。
でも、手放すことにしたら、気持ちの面での「こだわり」がとれて、心がすごく楽になりました。縛られているような感覚がほどけて、気持ちが解放され、とても自由になりました。何だかアップデートしたような気がします。
こうして、人間関係を手放すことで、自分の中に空間が出来て、新しい世界に足を踏み入れたり、新しい仲間が出来たり、また、過去に培った自分の財産を思い出したり・・・等。
新旧関係なく、今の自分に必要なものがポンと目の前に出てきて、それらを躊躇することなくパシッと掴める自分になっていて(以前の私なら、いろいろ屁理屈こねて逃げていたかも・・・です・汗)、結果、自分の新たな可能性の扉がパートと開きました。
もうビックリ。手放すって、すごく大事なことだと感じました。
こんな感じで、モノを手放すことで意識が変わり、意識が変わることで人間関係や環境も変わる・・・。それを身をもって体験した一年でした。
ちょうど今は年末の大掃除の時期。
お家の大掃除で不要物を処分していくついでに、自分のなかにある執着やこだわり、頑固さ、不要な思考、変な思い癖、古臭い価値観、整理しきれていない感情、親からの刷り込み、自分を縛り付けている固定観念…等々。
そういうものもサクッと手放しちゃいましょう。
そして、自分に合わない人間関係も、ついでに断捨離。
いつまでもその人にこだわり続けることをやめるのが、人間関係の断捨離です。
もう執着しない、いつまでも繋がろうとしない、感情移入しない、頭のなかからその人の存在を消す。これが人間関係の断捨離です。
もうその人のことを考えなければ、自然と離れて疎遠になっていきます。
無理しないで、手放しましょう。
疎遠になることも愛だし、手放すことも愛ですよ。いつまでも思い続けられると、粘着質な感じで気持ちが悪いです。あなた自身がさらさらと流れる小川のような軽くて明るくて心地よい、そういう存在になりましょう。
手放して、相手を自由にしてあげましょう。
それが今年最後の心の大掃除です。