森の中の大きな木~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

これからはインクルーシブな世界へ

 これからは、インクルーシブな社会へ変容していくと思います。

今までは、目に見える形や結果で、優劣が計られて分離され、自分に与えられた世界のなかだけで生きていくことが当たり前…という価値観でした。

でも、これからは、障害のことで例えると、障害者と健常者という「分離」と「住み分け」が必要なくなり、障害と健常の境界線もどんどん薄れて曖昧になっていくと思います。というか、従来のように昔の古い価値観で人間の優劣を判別しようとすると、世界中の人々全てが社会不適応者になり、皆が個性豊かで枠にはまらない人々になってしまう…ということです。

それくらい、もう昔の価値観に合わせて生きていくことが困難になる…ということです。

つまり、人々の共通認識にある「古い価値観に基づいた幸福のかたち」というものが全く通用しなくなる…ということ。だから、からだが不自由なことも、別に恥じることでとないし、それがその人の身体の特徴ということになります。

そうなると、特に隠す必要もないし、自分を卑下する必要もないし、罪悪感も感じる必要がないし、コンプレックスに感じることも無くなると思います。そもそも身体の不自由さに感情移入する必要がなく、感情的な反応をすることも無くなっていくでしょう。

それくらい人々の意識が解放される…。それが水瓶座の時代です。

 

 

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また、他人の欠点を見つけて、それをネタに人を貶したりいじめることは、やる側の人間の魂レベルの低さを露見させる行為として、恥ずかしすぎて見てられないという認識で受け止められて、やがて淘汰されるでしょう。

 これからは、いろんな人が、自分の個性をのびのびと発揮して活躍し、自由に自分の存在感を表現して認めあい、それぞれが自分らしいやり方で『世界の一部分』となり、社会のなかに自然に溶け込んでいく…そんな世の中になっていくと思います。

 今後は学歴も関係なくなるだろうし、自分の好きなことを大事にして、どんどん活動していくことです。結果、今の自分が楽しくて幸せで、それでちゃんと生活できているのなら、それでOK、それで良いんですよ。それが、真の成功。

 こんな感じで、「成功」の定義も、今までのスタイルはガラガラと音を立てて崩れていき、新しい時代にマッチした新しいスタイルへと、新たに生まれ変わります。

こうして、世の中は、どんどんインクルーシブな世界になっていくと思います。

 

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日本でもここ数年前から「インクルーシブ教育」とか言われてますが、いやいや教育現場だけでなく、世界的規模で社会のニーズもインクルーシブへと突き進んでいくでしょう。これは、当事者の子供たちだけでなく、その親御さんやご家族の皆さんの生き方や価値観にも及ぶ話です。皆が平等に意識を変容させていくことが必要だということです。

例えば、今は、障害児の親もひとくくりで「障害児の親御さん」として見られてますが、家族ひとつひとつに歴史があり、ドラマがあり、人生があります。だから、本当はひとくくりにまとめられないはずです。

 昔は、社会に人権を認めてもらうために、集団で一致団結する必要があって、それで様々な親の会が生まれ、差別と闘い社会と闘争してきましたが、これからは『集団でスクラムを組んで国家権力と交渉して権利を勝ち取る』というスタイルは廃れていくと思います。

また、今までは、障害の種別でグループ化して集団組織を作り、半ば強制的にどこかの組織に配属されて、その組織に属することで自分の身や家族を守っていく・・・というシステムでした。でも、これからは、障害の有無や種類に関係なく、感性が合うもの同士、同じ意識を共有できるもの同士で、自由にコミュニティを作って意見交流し、新しいスタイルを築いていく、そんな時代に変化していくと思います。

 

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集団で足並み揃えて行動するのではなく、組織から離れて、単独で行動したいと思う人がこれからは増えていくでしょう。

でも、それはワガママとか自分勝手とかではなく、魂からの声でそう行動する人が出てくるでしょう。属することで個を埋没させるのではなく、際立たせて個を伸ばしていく。そんな、自分達のペースで自由に活動していくことを求める人たちが増えていき、それが社会の「当たり前」になって、やがて個々の「選択の自由」を互いに許し合う時代へと変化していくでしょう。

 

 

 

 

 

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もう古い価値観に縛られて生きていく時代ではありません。

前時代にできたルールや決まり事、掟も、必要がないもの・今の時代にマッチしないものは、どんどん精査して変えていくことが必要だと思います。

そして、私たちの意識も、考え方も、思考パターンも、今までの慣れ親しんだスタイルで本当にいいのか?をキチンと見極めててくことが大切だと思います。