森の中の大きな木2

自由にマイペースに生きたい 「自分らしく生きる」ための心のメッセージ

50歳になった私が「不惑の40代」を振り返る

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今月、私は50歳になりました。

 50歳と聞くと、昔は大年増というイメージを持っていたのですが、実際に自分が50歳になってみると、想像に反して、「年を取った」という実感がわかないのです。

 

 世の中を見渡すと、若々しく生き生きと輝いている素敵な50代の皆さん(人生の先輩方)が、身近にたくさん溢れているせいか、それほど年齢のことは気になりません。

 むしろ、40代の頃と比べると、心が解放されて自由になったような気がします。

40代までは、まだ10代・20代・30代の若かった頃の自分の「未熟さ」を引きずっていたところがありました。ところが、50代の扉を開いたら、若い頃の自分のことは自然とスーと離れていき、不思議と未来志向でいられるのです。

 無理して頑張らなくても、サクッと昔の自分が手放せた・・・そんな感じです。

 もしかしたら、50歳の誕生日は、人生のターニングポイント。マラソンで言うと「折り返し地点」を通過して、いよいよゴールを目指す・・・そういう時なのかもしれません。人生の前半戦は、後半のことを考えて体力を温存し無理しないようボチボチ走ってきたけど、ここから先はゴールだけを一目散に目指せばいいわけだから、もう遠慮は無用。後先考えず、思い切って突っ走っちゃえ~!という気分なのです。

 未熟さ故に人生のアップダウンに苦しんだ前半戦(10代~30代)。

でも、なんとか走り抜き、一番しんどい40代も踏ん張って走り続け、ようやく折り返しの50歳のポイントに無事に到着した~。さぁ人生これからだぞっ!・・・という感じ(笑)。

 ここまで来るとベテランの味を出して、走りにも余裕が出てくるんですよね(笑)。

  あとはゴールを目指すだけだから、悔いの無いよう楽しく完走しよう♡と思います。

 

◇◇◇

 

そういう意味では、人生の前半戦はまさにサバイバル

いつ倒れてもおかしくない状況下で頑張り抜いた訳だから、無事に50歳の誕生日を迎えられた人は、いろんな意味で「サバイバー」だと思います。

 「よくぞここまで死なずに無事に生き抜いた。よく頑張った!」と褒めてあげたい気分です。

 だからかな?

50歳の誕生日以降、不思議と心も体も軽やかになりました。

若い頃に感じていた「人の評価」や「世間の目」みたいなものから解放されて自由になった気分です。

 ちなみに、50歳になると、もうこれ以上は誰も「わたし」に対して期待をしなくなるのを肌で実感します。

 特に女性は、若い頃から「結婚」だの「出産」だの「嫁」だの「良妻賢母」だの・・・云々。「女」と言うだけで、完璧さを求められ、いろんな役目を期待されて、ただそこにいるだけで周囲からのプレッシャーが強くて、生きていくだけでも大変ではありませんか。特に日本では・・・。

 そういう意味では、50歳になると、もう子供を産むことを期待されることは100%ないし、未婚の人も「結婚」を周囲から迫られ圧力をかけられることもないし、親世代とは力関係が逆転して解放されるし、肉体の女性性に振り回されることもなくなるし(閉経)、良い意味でみんなが「わたし」のことを諦めてくれるから、気持ちがとても楽になります。

今まで、どれほど周りからの圧力に耐えてきたのか・・・。それをしみじみと感じるのです。これは世間の女性たち、皆さんが多かれ少なかれ感じていることだと思います。

 

◇◇◇

 

自分自身、開き直って、肩の力が抜けて、心が自由で楽になりました。

 ここから先は「社会に合わせて自分に無理をさせなくてもいい。自分らしく居ていいんだよ。」と背中を押されている感じです。 

人生を川の流れに例えると、「険しい激流を下りきって、ゆったり流れる大河に出てきた」・・・そんなイメージかな? これは、40代を頑張って生き抜いてきた者にしか味わえない「ご褒美の時間」なのかも・・・ですね。

 

◇◇◇

 

「論語」で有名なあの孔子様は、

 四十にして迷わず

五十にして天命を知る

 ・・・と説かれました。

 「40代にして迷わなくなり、50代に自分の天命を自覚するようになる」という意味なのですが、これ、実際に体験してみると、「40代になれば、心が成熟して、いろんな出来事に対して、いちいち「迷い」を起こすことが無くなっていく。堂々とした自分になれる。」という通常の解釈とは異なり、

 40代の間ずっと、心が迷うことばかり起きて、絶え間なく葛藤の日々を送る

 ・・・という感じでした。 

 振り返ってみると、40代の10年間は、いろんな感情に苛まれ、他人のエゴや感情にも巻き込まれ、ドロドロした世界もたくさん見せられて、葛藤・葛藤・葛藤・・・(エンドレス)の日々でした。 

 最後の最後まで、自分の心の弱さや迷い癖を自覚させられるようなハードな出来事が起きて、常に「決断」を迫られたり・・・。 

 今思えば、今まで生きてきた中で、一番ヘビーでハードな日々だったと思います。

そんななかでも、ネガティブに落ち込むこと無く、自分をキープし続け、トライ&エラーを何度も繰り返しながら、体験を乗り越えて生きながら自分自身を鍛えていった日々でした。

  でも、今になって思うと、今まで親や社会から刷り込まれてきた概念や価値観が「本当に正しいものなのか?」「それは自分に必要なものなのか?」を、体験を通して精査し確認しててきた日々でもあったように思います。 

そう考えると、この40代は、まさに「自分大改造の期間」みたいなものでした。

20代・30代はとにかく走り込み、運動しまくって基礎体力をつけるトレーニング期間だとすると、40代は、とりあえず身につけたものを一つ一つ丁寧に確認し、これからの自分の人生に必要なものだけを厳選して残し、あとの余分なものは全て削ぎ落とし

て、自分の今後の人生の目的を達成しやすいように自分自身を作り直していく・・・。

 自分大改造の40代。

大変だったけど、自分から逃げずに取り組みづけたことは、とても良かったと思っています。

 

◇◇◇ 

 

 そんな大変な40代を通り抜けた今、気分はスッキリ爽快です。

 不安や怖いものがなくなりました。

 そして、不安や怖さが消えた分、いろんなことに何の気構えも無く気楽に取り組める自分に変化しました。心境が大きく変ったのです。

 これは、そこに至った者でないとわからない「心の境地」だと思います。

 そんなところから・・・ 

孔子様が仰った「五十にして天命を知る」。

これは、50歳になると心が解放されて、自分の中にある制限やブロックが外れて、何でも自由にチャレンジできるようになるから、いろいろ取り組んでいくうちに、「自分が本当にしたかったこと」が見つけられるよ~。

 ・・・と、いうこと↑なのかもしれないなぁ~と、そう感じます。

(自己流解釈ですが・・・笑) 

 

 長生きの相が出ている人は、この40代は大変な山場です。

 今まで自分の中に溜めてきた価値観や概念の「棚卸し期間」・・・です。

 でも、ここを乗り切ることで、智慧(ちえ)がつき、強くなり、人生の後半を「自分らしく生きる」ための土台ができあがります。だから、もう一踏ん張り・・・ですよ。

自分を信じて、自分を信頼して、もう一息、頑張ってくださいね。

  本の紹介

『未来を動かす』 ~バシャールが新たに語る「最高の人生」にシフトする方法~

ダリル・アンカ(著)・安藤美冬(著)

昨年2017年初版の本です。Kindle版も出ています。

日本人インタビュアーによるバシャール対談本は今までたくさん出ていますが、これまで割と男性との対談本が多かった中で、この本は異色の女性版です。働く女性の代表である安藤美冬さんがインタビューをしています。

日本の一般女性が、女性視点で今の日本社会の中で感じることを素直にバシャールに質問している・・・そんな感じの内容です。結婚・仕事・パートナーシップ・不妊・人間関係などなど。身近なテーマについても語られています。 

これ、超オススメです!読んでみて、バシャールの哲学を改めて学び直したような感覚になりました。これからの新しい時代を生き抜くために、何度でもじっくり読み返したい本だと思いました。