森の中の大きな木2

自由にマイペースに生きたい 「自分らしく生きる」ための心のメッセージ

この世に万能な人など一人もいない

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この世界に万能な人など一人も居ません。

誰もが、魂の成長の過程のなかにいる・・・まだまだ未熟さを抱えた人たちなのです。

だから、人間として生まれ、今を生きているのです。

それぞれが自分の人生の課題を克服するために、こうして生を受けてきたのです。

なので、他人を見て、あの人は私より立派だとか、上だとか、私は下だとか、私はあの人より劣っているから黙って従おう・・・とか等々、そういう感覚で人を見るのは、もう止めた方が良いと思います。

今までの社会は、財産を多く持った人・素晴しい肩書きを持った人・職場での立場が上の人・名声&知名度の高い人・(最近だと)SNSのフォロワー数が多い人・・・等のことを「成功者」として認め、社会全体でこうした人たちを優遇し、彼らに「人を支配できる権限」を与えてきました。

また、私たちもそういう感覚を刷り込まれてきているので、無意識に「叱られると怖いから余計なことは言わないようにしよう」とか、「嫌だけど従順に言われたようにしておこう」とか、自分の尊厳を守ることよりも「卑屈になって黙って従う」方を選択していたと思います。

また、社会だけでなく家庭の人間関係においても、家族や一族の間で「年長者」「男性」「兄弟の中で一番早く生まれた者」を優遇するところが昔から根強くあって、「年長者」や「大人の男性」が全ての権限を握り、密室状態の中で家族や一族を支配する・・・ということも多々ありました。

全てにおいて、【支配する・支配される】と言う感覚がまかり通っていたなぁ・・・と思います。昔は特に階級社会だったので、自然と【支配する・支配される】という関係が土台になり、この感覚によって社会の仕組みが作られ、全ての人間関係もこの価値観で構築されてきたのだなぁ・・・と思うのです。

でも、もうこれからは【支配する・支配される】という感覚を、自分の中から抜き取っていくことが大切です。

自分では意識していなくても、この【支配する・支配される】という感覚は、本当に根深いところまで、心の深部にまで深く根付いているのですよ。良い・悪いと判断できないくらい、本当に深いところまで・・・。

だから、皆さんそのまま普通に生活しているし、これが当たり前だと思っているし、何の疑問も不思議も感じないし、【支配する・支配される】が原因で人間関係のトラブルに見舞われても「娑婆はこういうものだ」と平気でスルーしちゃうし、なかなか自分では気づけないのです。それくらい心と体に自然と染みついているので、気づいて引き剥がすことは本当に難しいことです。

でも、もう、この【支配する・支配される】という感覚を手放さなくてはいけない時期に来ています。

この【支配する・支配される】の刷り込みは、昔の階級社会を生き抜くためには必要な感覚でした。これを持たないと命の危険があるので、自分の身を守るために【支配する・支配される】の感覚が研ぎ澄まされ、強化され、それが先祖代々、子孫へと受け継がれて、今に至ってきたのだと思います。

ですので、昔は必要なものだったのです。でも、これからの新しい時代には、もうこれは必要ありません。むしろ、この【支配する・支配される】の感覚を持っていると、生きづらくなり苦しくなると思います。新しい時代のエネルギーに合わない感覚なので、そのまま持ち続けていると、心や体に無理がかかり病んでいくかもしれません。

ただ、長い間、人々の意識の中に浸透して染みついていった感覚なので、これを手放せと言われたら、丸裸にされるような気分になり、怖く感じたり、不安になるかもしれません。

でも、それでも手放すのです。手放すことを決めて、少しずつでも良いので、自分の中にある【支配する・支配される】の感覚を抜き取っていくことだと思います。

 

ちなみに、この【支配する・支配される】の感覚は、支配する立場の人たちは加害者でが悪者、支配されている人たちは弱者で被害者で可哀想な人たち・・・というものではありません。

表面上の関係だけ見て「こっちは加害者・あっちは被害者」というものではなく、支配する側も支配される側も、両者とも「同じ感覚」に支配されています。

相手は上の立場の人だから、私は黙って従わなくてはいけない・・・と思い込んでいるから、支配される立場に居続けるのです。

また、支配する側も、相手が支配されることを黙って受け入れているから、イコール受容していると(無意識の世界でそう)みなし、支配する・支配されるという関係を維持しているのです。

だから、どっちもどっちなのですよ。

相手が強くて立派で万能そうに見えたとしても、また、自分に対して横柄で威張った態度をとっても、「だから相手が上なんだ」と思う方が間違っている・・・ということです。

もっと自分を尊重して下さい。自分の存在を価値あるものとして認めて下さい。

相手は相手、自分は自分です。割り切りましょう。相手との間に境界線を引いて、相手の支配下に入らないよう自分を守って下さい。

もっと自分をリスペクトして、自分の力を信じて下さい。自分の中にある「いじけ癖」「卑屈になる癖」「相手を上に見てしまう癖」「相手が強くて自分は無力だと思い込んでしまう癖」に気づいて下さい。それがあるから、今の状況なのです。

こうした心の癖が、実は【支配する・支配される】の感覚なのです。そういう風に振る舞うよう刷り込まれてきたのですよ。

だから、もう手放しましょう。その刷り込みを脳から引き剥がして、宇宙に投げ捨て、手放してください。

勇気を出して、自分から引き抜いて、天に向かって放出して下さい。

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1年前に訪れた広島、原爆ドームの写真。過去の記憶を手放し、未来に向けて新たに踏み出す時です。