森の中の大きな木2

自由にマイペースに生きたい 「自分らしく生きる」ための心のメッセージ

古い価値観に縛られず、自分の気持ちを素直に感じて生きる

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今朝、家の掃除をしていたら、ふと、こんなメッセージが下りてきました。

 

「伝統」の中に生きていると、思考が停止した状態になり、自分の周囲で何か問題が起きても「当事者意識」が全く芽生えてこない。

たとえ、それが重大な出来事であったとしても、全て「他人事」に感じられてしまい、自分が取り組むべき問題だという意識が持てない。

結果、「これは自分には関係ない」と他人になすり付けてしまう。

 

「伝統の中に生きている」…これは、昔の古い価値観の世界の中を生きているということです。

また、「昔の古い価値観」とは、例えば、性別で社会的役割がキッチリ決められ分けられていた頃の価値観、(東洋だと)「儒教」の教えの影響を強く受けている価値観、社会に根強く残っている差別意識に基づく価値観、等々です。

 

昔は「こうあるべき」「こうするべき」と最初からキッチリ決められていて、どの人もみんな歩調を合わせて同じ考え方をしなくてはいけなかったんです。そして、みんな同じ方向を向いて、みんなと同じ意識をもって同じことをして、みんなで同じレールの上を通って生きていかなくてはいけない…という時代でした。

 

だけど、そうした「決められたとおりに生きる」「親や社会が敷いたレールの上を走るような生き方」をしていると、何も考えなくていいんですよね。自分から考えて判断する必要が一切ないのです。

 

逆を言えば、昔は、「私はこれをします」「自分はこれがしたい」という感じで、自分の意思を明確に持っていると、社会に適応できなくて非常に生きにくかった…ということでもあります。

 

「決められたとおりに生きる」ということは、自分の気持ちや意思など関係なく、他人や社会が作った生き方をしていくことなので、そんなとき「自分の意思」を強く持っていると、その意思がネックになるのです。

 

私が生まれ育った昭和時代はまさにそれで、だから昔は、自分の意に反して嫌でもやらなくてはいけないことがあり、みんな従わざるを得なかったのです。

そうしたレールは、社会の中だけでなく、各家庭のなかにもありました。

 

それに黙って従わないと生きていけない時代だったから、みんな自分の心を麻痺させて、「自分は何も感じない」というようにして、生きていたんですよね。

特に戦争を挟んだ時代は、そういう傾向が強くて、社会が人々をコントロールしていたのです。

戦後もそういう価値観が続き、経済の発展のために、人をコントロールする必要がありました。学校の教育も社会での躾も、結局は「自分の心」を感じさせなくするためのものだったと思います。

気持ちを麻痺させて、感覚を鈍らせ、その代わり、他人の指示には従順に従う人間をたくさん作る…。そんな社会だったのです。

 

こうした矛盾と摩擦の多い世界を、私たちの魂は長い間をかけて生きてきたわけですが、もう、こうした「自分を麻痺させるあり方」は手放すときがきたのだと思います。

 

伝統の中にどっぷり浸かり、「変化は要らない、このままでいい」と駄々をこねている人たちは、結局は「決められたレールの上を歩く」というスタイルが楽でいいと思っているのです。「伝統の中にいる方が、自分には得で利益がある」と感じている人たちは、このままの状態であり続けることを強く望んでいます。

そして、絶対に今の在り方を手放そうとしません。

いつまでも、このままであり続けることが「正しい」と信じ込んでいます。

だけど、伝統の中では幸せになれない人、不平等さに苦しむ人、そういう人たちもたくさんいます。伝統は正義ではなく、単なるシステムの一つでしかありません。

伝統の中にいることで守られている人たちは、その殻を破り、伝統という高下駄を脱ぎ捨てて、自分にも新しい冒険とチャレンジの機会を与えなくてはいけないのです。

 

伝統という世界の中に隠れたまま、外の世界を見ようともしない人たちは、これからは伝統という殻に包まれたまま、静かに衰退し没落していくだろうと思います。

 

 

当事者意識を持てず、ずっと他人事のようにして過ごし、面倒なことは人に押し付け、都合のいい部分だけをかいつまんで受け取り、自分だけ利益を得て、自分さえよければいい、自分が楽ならそれでいい…という思考。それは「伝統」でなく、単なるエゴです。

でも、多くの人が、自分のエゴを「伝統」という言葉のオブラートに包んでごまかし、自分のエゴを正当化しようとしています。

 

「本当の伝統」とは、ピクリとも動かないものではなく、全く変わらないものでもなく、本来は、時代と共に少しずつ形を変えながら息づいているものです。

人々の意識の変化に適応しながら、少しずつその時代を生きる人々にも受け入れられる形で変化し続けています。

社会状況や時代の変化に合わせながら、その時代を生きた人々が勇気と責任をもって微調整を繰り返し、少しずつ変えられてきたものが、今「伝統」として残っているのです。

そして今は、さらなる大きな時代の変化に合わせて、今までにない全く新しい伝統を作る時なのです。

 

そんな大事な時代の変革期に、今も「伝統」を盾にして、自分のエゴを堅持しようとする人が大勢いると、世の中が良い方向へと向かっていけなくなり、世界全体が不幸な方向へと突き進んでしまうように感じます。

 

伝統に縛られるのではなく、自分の気持ちを知り、自分の感覚に添って素直に生きていくこと。これが今はとても大切だと思うのです。

 

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急に寒くなりましたね。風邪を引かないようお気をつけて。