森の中の大きな木2~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

いざという時、自分を助けてくれるもの

この夏は、過去の記憶や感情がぶり返してきて、それらを全身で受け止めながら日々過ごしてきた…。そんなディープな毎日でした。

 

カラダの不調もあって、それらに対処するために、病院へずっと通っていたし(今も通院中)、ホント忙しかったんですよね。

 

だけど今、夏の名残である「残暑」が少しずつ和らいできて落ち着いてところで、ふと感じることは、よく頑張ってきたなぁ~ということ。

大変だった最中は、自分の中にある「陽と陰」の「陰」の方がボロボロ出てきて、逃げるわけにもいかず、また、蓋をして問題を先送りするわけにもいかず、とりあえず「今すべきこと」に取り組もうと、持ち前のガッツとエネルギーで行動し続けた…という感じでした。

 

結果的には、「これで良かった」と思っています。

 

これは、今まで培ってきた「私の生き方」の総括みたいなもので、気づいたことや感じたことの中でも特に「心に引っかかって気になること」は、決して無視しないで、ちゃんと着手して、できる範囲でオープンかつクリアにしておく…という生き方が、この夏の体調不調時においても、しっかり発動された…ということです。

 

つまり、「人生の単元末テスト」という感じかな。

 

以前の私は、問題が出てきても、オブラートに包んで見えなくして、そのまま先送りしてきたんですよね。

 

でも、10年くらい前から「こういう生き方は止めよう、かえって自分がしんどくなる」と思い、気になることはすぐにやってみて、クリアにしておく…という生き方にシフトチェンジしたのです。

 

最初はなかなかできずに大変でしたが、小さなことや身近なことからコツコツ取り組んでいき、いろんな場面で「気になることは、逃げたり蓋をしたりせず、すぐに取り掛かってみる」ができるようになってきました。

 

自分にとって得になることだけでなく、自分には「嫌なこと」「苦みを感じること」であっても、「今やっておいた方が良いな」と感じれば、重い腰を無理やりあげて、頑張って着手する…を、習慣化してきたのですよ。

 

そして、この夏。今まで隠れていた問題が表に出てきたような感じで、具合の悪い所がいっぺんに出てきて大変でしたが、それらを悪く受け止めず、全てのことをポジティブに受け取って、感情的な反応はせず、淡々と対処してきたんですよね。

 

これは、今までの積み上げがあったからこそ。

 

過去にコツコツ実践していたからこそ、落ち着いて一つ一つのことに対応できたのだと思います。じゃなかったら、ショックで落ち込んだり、パニックになって感情的な反応をしたり、時間とお金を惜しんで何もしなかったり、問題を先送りして「なかったこと」にしたり…等。非常に不安定な自分で過ごしていたと思います。

 

 

でも、お陰様でそういうことなく、実直かつ建設的に前進することができて、今は「よく頑張ったよ、自分。お疲れ様」という気分なんですよね。

 

未来の私に「実り」があるように、夏だった頃の私は一生懸命に頑張ってあれこれ取り組んでくれていた…ということです。

 

大変だからと言って逃げたりごまかしたりせず、ちゃんと自分と向き合って行動してくれた自分に、今とても感謝しています。

 

 

未来の自分のために、今の自分ができることは何か?

 

これを常に考えながら生きていくことは、とても大切だとしみじみ感じました。

 

そして、未来の自分のために、客観的に俯瞰して物事を受け止め、適正に対処していくことが必要だと思いました。

 

 

未来の自分から「あの時はありがとう」と言ってもらえるような「今この瞬間」を過ごしたいなぁ…と思います。

 

 

こうして迎えた秋。

 

過去に蒔いた種を刈り取るときです。

 

自分が蒔いた種から得られる収穫です。

遠慮することなく、喜んで受け取っていきたいなあと思います。

 

昨日の夕陽