
東京旅の最終日に、築地駅(地下鉄)の近くに泊まりました。
そして、夕御飯タイム。
こういうときは、ご当地のこと聞くに限ります。
ホテルのフロントのお姉さんに「女一人でも大丈夫なお店で、お酒も飲めるところはありますか?」と尋ねたところ、ここ↓を教えてもらいました。
『越後屋八十吉』さん
お魚料理が美味しいところだそうで、フロントのお姉さんが個人的に気に入っているお店なんだそうです。
オススメならば…ということで、行ってみました。
築地駅から少し歩いて、お隣の東銀座駅の近くにある、小さな居酒屋です。
もっと大きくて立派なお店かと思ったら、焼き魚の煙がモクモクする、こじんまりとした小さな店構えでビックリしました。(一見、普通の居酒屋さん)
人一人が通るのが精一杯の通路の奥には、お座敷やテーブル席があるみたいですが、私は入り口近くの厨房前の小さなカウンターに座りました。
最初にお酒。
店主オススメのお酒(日本酒)は、なんと岐阜県の各務ヶ原のお酒『百十郎』でした。←これ初めて知りましたよ〜。
冷酒でした。後味がすっきりしていて、飲みやすく癖がない。とても美味しいお酒でした。
お酒の肴に頼んだのは、鰆の塩焼き、菜の花の胡麻和え、サラダ、クリームチーズの和え物などなど。
どれもとっても美味しかったです。
最近、日本酒を飲んでいなかったので、一合でも気持ちよく酔いましたよ〜(笑)。
私、実は今はあまりお酒を飲まないのです。
以前は日本酒がとても好きだったのに、人生の目的がハッキリしてきたら、だんだんお酒は必要なくなりました。
たまに、こうして楽しむ程度です。
旅先でこうしたお店に入ったとき、日本酒が美味しい土地に生まれ育ち、宴席の作法も身に付いていて、良いお酒の香りと味を身体でよく知っている…ということは、自分を助けてくれます。自分の経験がすごく役に立つのです。
何処へ行っても堂々と自信をもっていられます。故郷の伝統文化に感謝です(笑)
最後に梅酒の湯割りを飲んで、ご飯と味噌汁で〆。
ちなみに、私が入り口近くのカウンター席で飲んでいる間、ひっきりなしに次々といろんなお客さんがお店に出入りしていました。
女性客も多かったです。大人のご家族とか。
このお店、この土地の人に愛されている人気の居酒屋さんなんだな〜と思いました。
そして、店内では、BGMでずっと相撲甚句が流れていて、なかなかいい感じ✨でしたよ〜。
お酒も料理もとっても美味しく、通でも安心して楽しめる、落ち着いた大人の雰囲気の居酒屋さんでした。
私もここオススメだなあ〜と思いました。