自分の心が成長したかどうか?魂が進化したかどうか?は、
- 今まで怖かったもの(人・こと)が、怖くなくなった
- ネガティブな意味で、今までずっと気になっていたもの(人・こと)が、全然気にならなくなった
これで判断できます。
潜在的に「怖い」と感じるもの、ネガティブな意味ですごく気になるもの(偏見や差別、憎しみや怒りの対象になるもの)、これらに異常なほど執着してしまう自分をまずは知る、そして、その執着を手放す方向で取り組んでいくこと・・・。これが大切です。
こうして、怖いもの・ネガティブに気になるもの、それらから自分の心が解き放たれて自由になったとき、「心が成長した」「魂が進化した」と言えます。
でも、これは、何か一つ克服したから終わり・・・ではなく、死ぬまで延々と続く作業なのです。というのも、人間の魂の歴史を紐解けば、私たちは過去にたくさんの人生を経験しているので(過去世)、その数だけ、様々な感情や意識も積み重ねています。
この過去世の体験から得た「感情」が、じっとりと魂に染みこんでいて、その「感情」を手放すために、今のこの人生を生きているのです。
だから、潜在的に「怖い」「嫌だ」と感じるものは、過去世から引き継いだものもあり、それらを手放して浄化するために、あえて今世で取り組まなくてはいけない課題・・・なのです。
そして、この潜在的に「怖い」「嫌だ」と感じるものは、一つだけでは無く、幾重にも折り重なって魂にたくさん溜まっています。
だから、一つクリアしても、また次の課題が出てきます。それを生きている間、絶え間なく繰り返していかなくてはいけないのです。
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この、課題に取り組んで「怖い」「嫌だ」を手放して行く道は、魂を浄化することに繋がります。
自分を浄化するために、自分の課題と向き合い、真摯に取り組み、一つ一つを丁寧に手に取りながら、その意味を知り、そして手放す・・・。これを根気に根気にやっていかなくてはいけないのですよ・・・。
この「魂を浄化する生き方」をしていくことが、私たち人間の使命でもあります。
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人間が自分の「怖い」や「嫌だ」を克服していくことで、その人だけで無く、その人の足元や周囲も浄化されていきます。
人間の魂の浄化が進むと、その人は物事をクリアに受け止め、正しく判断し、何事もオープンにポジティブに対処するようになります。結果、自分が今居る場所に「ポジティブの種」を蒔くことができるのです。
ただ生きているだけで、ただそこに存在するだけで、浄化されたエネルギーを自然に発し、人々を癒やし、全ての生命をも癒やし、それぞれが自分に必要な体験を得ていくことを尊重し、見守り、全ての人々が自分の課題に真摯に取り組むことを陰ながらサポートするのです。
だから、一人一人が「自分の人生」に目覚めることが大切。
目覚めた者が発するエネルギーを受けて、人だけでなく、この世界もバランス良く変化・変容していくのです。
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成長したいのなら・・・、魂を進化させたいのなら・・・、真摯に自分の人生と向き合うことですよ。
逃げたり誤魔化したり言い訳したりしていないで、自分の現実を直視し、自分の課題をしっかり見つけだし、それにしつこいほど取り組み続けて下さい。
自分の課題に真面目に取り組んでいたら、そんな他人のことに気が回る暇など無くなりますよ(笑)。
他人の変化や成長に気を取られないでください。
自分自身の進化と成長にのみ、意識を合わせて下さい。
☆ 今日の記事は、昨日のこの記事↓の続きです。
他人のことはその人自身に任せて、まずは自分ですよ。
自分の進化と成長にのみ「責任」をもって取り組んでくださいね。