私が住んでいる地域に特別警報が発令され、昨日から大雨で心配な時間を過ごしました。
私が住んでいる地区は大丈夫でしたが、同じ市内の他地区では土砂崩れや道路の陥没があり、更に隣の市では、川が氾濫して道路が流され、多くの家が浸水し、甚大な被害となりました。
BBQ場も鉄道の線路もまるで川のよう…幹線道路で崩落も 東海地方は9日も再び激しい雨の見込み | 東海テレビNEWS
朝から全国区のニュースで流れていたので、ご存じの方も多いと思います。
このニュースで驚いた友人知人から、「大丈夫?」とお見舞いの電話をいくつかいただきました。
私はお陰様で無事です。家も大丈夫です。家族も元気です。
今までも大雨で何度か怖い思いをしましたが、今回も何とか乗り越ることができました。
ただ、うちは大丈夫でも、被害に遭われて困っている人が多くいらっしゃるので、そうした人々のことを思うと本当に心が痛みます。
早く状態が落ち着いて、復興へと前進していくことを、心から願うばかりです。
こうして振り返ると、この20年くらいの間に、この地方全てが、まんべんなく自然災害を体験したんじゃないかな・・・と思います。被災していない所は無いくらいで、ほぼ全ての土地が「禊ぎを受けた」・・・という感じがします。
私が住んでいる町も、10年以上前に台風被害を受けて、大変な状況になりました。あれから何年経っても、あの時の緊張感は今も忘れられません。
その後も毎年、いろんな形で天候に振り回されています。
天候の変化により災害が起きやすくなり、今まで割と安全だった地域も、最近では容赦なく平等に自然災害が襲ってきます。
今や「もう安全なところなど、どこにもない・・・」という状況です。
しかし、雨は「大地の浄化」でもあります。
雨は決して悪いことでなく、「恵みの雨」という言葉もあるくらいで、自然界には必要なものです。
今は、地球自体が大きな変革期の中にあるから、浄化作用の強い「雨の降り方」になるのでしょうね。
◇◇◇
前にも、このブログでお伝えしましたが、今後も災害はたくさん起きると思います。
今までの常識が全く通用しないことも、多々起きてくると思います。
でも、今は「変化していくことが当たり前」という時期なので、「何も起きない」方が怖くて変なんだ・・・と理解して下さい。
今後、ますますいろんな問題も出てきます。自然災害でなくても、例えばコロナのような疫病という形で、「安心と安定が壊れてない世界」を体験させられると思います。
また、社会の仕組みや国際状況も大きく変化していくかもしれません。
「安定・安心」の足場が崩れていくので、常に足下に気をつけながら、臨機応変に足場を自分で作っていきながら、サバイバルで生き延びていくことが大切です。
そこでお願いですが、今更なんですが「安定していたものが崩壊した」「安心神話が崩れた」といって嘆き悲しまないでください。悲しむのではなく、前向きに「目の前にあること」に取り組み、行動していきましょう。
もう安心も安定も何もない世界に突入したのだということを、早く自覚して下さいね。
その上で、「変化を恐れる気持ち」「安定が手放せない気持ち」に、とことん向き合ってみましょう。
最悪、家がなくなっても、何とかなるさ~と開き直れるくらい、自分のエゴを捨てて下さい。いざとなったら、裸一貫でたくましく生き抜くぞ!・・・と割り切ってクヨクヨしない自分になりましょう。
手放せないものが多い人ほど、手放すための試練がやってきます。
また、変化を恐れる人ほど、変化に直面させられます。
自分の「土地」「家」「財産」「社会的地位」「肩書き」に執着しないでください。これらに執着していると、いざというとき、逃げ遅れて命を失います。またチャンスを逃します。更には、勘が鈍って失敗しやすくなります。
執着があると、迷いが起きやすくなります。
迷いがあると、大事な時、決断ができません。判断に甘さが出て、後で取り返しのつかない事態に陥ります。
だから、執着は捨てましょうね。
エゴやプライドも捨てましょう。
いざというとき、自分を守ってくれるのは「直感」「行動力」です。
そして、万が一の時、自分を救ってくれるのは「明るさ」「正直さ」「ポジティブさ」です。
お金や土地は何とでもなります。それより、自分の魂についた徳、自分の心の持ち方の方が大事です。こちらは、お金では買えません。体験を通して自分を成長させることでしか身につけていけないから・・・です。
これから、更にサバイバルの世界に突入します。
今までの常識は通用しないことを理解し、軽やかにこの窮地を乗り越えられるよう、不要なものを削ぎ落としていきましょう。