森の中の大きな木~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

目の前の出来事を全て「学び」にかえていく

昨日、noteにこんな記事を書きました。

身近で起きた出来事に対してモヤモヤした気持ちになったけど、それを自分なりに分析してポジティブに受け止め直し、「学び」に替えたよ…というお話です。

note.com

 

今、社会ではいろんなことが起きています。良いことばかりでなく、気分が落ち込んだり滅入ることもたくさんあります。

そのため、ちょっとしたニュースであっても、物事の受け止め方や感じ方が暗い方向へ落ち込み、ネガティブに傾きがちですよね。

かといって、そのまま落ち込み続けていると、どんどんドツボにハマっちゃうので、ここは自分の中できちんと線を引き、何があっても気持ちをポジティブに切り替えていくことが大切だと思います。

 

先行き不透明で不安定な情勢が続くと、人々の心の奥にある「不安な気持ち」や「行き場のない怒りの感情」がエネルギーとなって、人の体からメラメラと水蒸気のように沸き上がり、それらが上空で渦を巻いて「集合意識」となるのです。

これが社会全体を覆います。

すると、知らず知らずのうちに、このネガティブな集合意識の影響をみんなが受けてしまうのです。

特に「自分をしっかり持っていない人」「人の意見に流されやすい人」は、ネガティブな集合意識に飲み込まれて染まってしまい、意識や思考までもがズルズルと悪い方へと流されてしまいます。

だから、ネガティブな人たちは、みんな似た思考パターンで、同じことを言い合っています。でも、それは、自分で見つけた自分オリジナルの意見や思考ではなく、何かの影響を強く受けて、自分の全身を全て同じ色に染めてしまったからなのです。

 

◇◇

 

でも、こんな時だからこそ、私はあえて「みんなと違う」「私オリジナル」を大切にすべきだと思います。

みんなと全く同じ思考や感情を持つ必要なんて、本来は全く無いのですよ。

自分の正直な気持ちや素直な感覚をありのまま受け止め、そのまま「私の意見」「私の感覚」として大切にしてください。

 

 ◇◇

 

昔は、何かとすぐに「一億総〇〇」と言って、日本人は全員一糸乱れず同じ方向を向いて、同じことを考え、同じことをしなければいけない…みたいな価値観があったんですけど(汗)、今はもうそんな時代ではありません~。

落ち込んで凹む人もいれば、明るく元気な人もいるし、嬉しくて喜ぶ人もいれば、すごく腹を立てて怒る人もいる…。同じ現象を見てても、受け止め方や感じ方は人それぞれ…自由なんですよね。

 

だから、人が何を感じようと何を思おうと、自分は「〇〇だ」と感じたのなら、その〇〇を自分の真実として認知し、そのまま大事にすればいいのです。

 そして、他者が「△△だ」と感じたのなら、相手の△△という感性を尊重してあげればいいのです。

 それが自由であり平等だと思います。

 

相手の受け止め方が、自分と受け止め方と違うから…と言って、相手を差別したり、嫌ったり、憎んだり、無理やり矯正したり、自分の価値観を押し付けたり…なんてことは、絶対にしちゃいけないんですよ。

 

この逆もしかり。

 

相手を無理やり力ずくで変えることなんてできません。ましてや相手の心の中まで監視したり矯正しようとするのは、相手の人生を邪魔しているのと同じ…。とても恐ろしいことです。

 また、この逆で、自分の意見や気持ちを押し殺して、人の意見に無理やり自分を当てはめようとしたり、他人の意向に添うように自分の心の中までそっくり相手に受け渡してしまうことは、完全に間違っています。

お互いに、心の中はその人自身のものです。

だから、干渉したり支配するのはいけないことです。

 

◇◇

 

何かモヤモヤすることが起きても、そこで無理やり「相手を変える」のではなく、「自分を変える」方向でエネルギーと智慧(ちえ)を使いましょう。

何か気になることがあったり、モヤモヤや怒りを感じたら、相手を責めたり攻撃するのではなく、自分の「学び」に替えて、自分の心の成長の糧にするのです。

 

相手の行動から学びを得て、自分がよりよく成長できたら、自分だけでなく相手も徳を積んだことになるので、お互いにとってプラスになります。

そうなると、相手もこの貰い徳のお陰で、どこかで新たな気づきを得て、進化成長するチャンスが得られるのです。

 

だから、嫌なことが起きて自分の心が悪感情で汚れても、すぐに相手に向かって感情的な反応をするのではなく、ここはひとつ落ち着いて冷静に受け止めてみましょう。

そして、目の前の出来事から、どんなことでもいいので何か一つ「学びとなるもの」を見つけ出してみてください。

それを自分の心の中で消化してみてください。

 

これを繰り返していけば、世の中は「学びの種」の宝庫だと気が付くでしょう。

物事を上手に受け止めて、学びの名人になってみてくださいね。

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百日紅(さるすべり)が咲きました。