今から書くことは、私が感じたことです。
理解できない人は読まずにスルーしてください。
◇◇◇
今まで均衡を保つために張り巡らされていた糸がプチっち切れて、バラバラに飛び散ってしまった。
…そんなイメージが浮かびます。
今週に入って、このイメージがどんどん強くなってきました。
実は、昨年から世界の均衡を守ってきたガードが少しずつ砕けていくのを感じていたんですが、この春、均衡のガードを支えていた糸…この大事な糸がとうとう切れてしまい、バラバラに朽ちて砕けました。
一線を越えてしまったようです。
砕けだガードの欠片が、変化の風にのって、あちこちに飛ばされ散らばっています。
今あるのは残骸です。
まだ少しだけ以前の形態を残している箇所があって、遠目に見ると、前と変わっていない風に見えるかもしれませんが、実際には完全に破壊されています。
私達がよく知っている時代・慣れ親しんできた時代は、もう終わってしまったようです。
もう、前の世界には戻らないでしょう。
悲しいけど、あのキラキラ輝いて美しかった世界、あのシーン、人々との交流、笑顔…すべては思い出の中に存在するだけのものになってしまいました。
ここから先、どうなってていくのか?
さっぱりわかりません。
ただ一つ、わかることは、今私たちが心に思い描いたことが、そのまま具現化していく…ということです。
建前の自分がカッコよく体裁よく「思い描いた世界」ではなく、自分の内面の奥深くでドロドロと渦巻いたところにいる自分が、潜在的に「思い描いていること」。こちらが形になって現れてきます。
現に今、世界規模で「形」となって出てきています。
個々の人間の本音、本心。
そして、今の心の状況。自分の心をを支配しているもの。
何をめざしているのか?何を求めているのか?
それが、リアルに表に出てきて具現化していくのです。
不安にかられれば、その不安が具現化されて現実となり、恐怖を感じれば、その恐怖が具現化されて増長されます。
だから、今はネガティブに負けない強い心が必要なんです。
強くなって、現実と向き合わなくてはいけません。
◇
不確実で不安定な世界にいる私たちですが、それでもまだ、日本に住む私たちは安全で安心なエリアにいます。
だからこそ、今できること、あるいは、早急に取り掛かってやらなくてはいけないことが、たくさんあります。
私たちが今すべきことは何か?
それは、自分の足元に「しあわせな空間」を作ることだと思うのです。
今の日本だからこそ、今はまだ充分に実現可能です。
争いのない世界/正直さが尊重される世界/自分を磨くことに集中できる世界/愛のある世界/温かい心で満たされる世界/信頼と平等の世界
…云々。
これらは絵に描いた餅ではなく、他人事や綺麗事として片付けてはいけません。
家庭や職場など、今いる場所をより良き世界にしていくために、何ができるのか?何をすべきなのか?を真剣に考える時だと思うのです。
もしも今、猛烈に嫌だという気持ちで職場や学校に通っているとしたら、あるいは、強いストレスを感じながら家族といるとしたら、自分のなかで今起きている摩擦や葛藤に対して、今すぐ、自分自身の幸せのために立ち上がって対処しなさい…ということなのです。
選択肢に制限はありません。
お金や義理の奴隷になり続けるのか?
力ある者の言うなりになるのか?
世間体を気にして、自分を押さえこむのか?
それも、選択肢の一つです。
もしも、これからも今の状態を嫌々続けていくというのであれば、支配されることを自ら受け入れ、屈服する人生を生きる…と、自分から積極的に選択しているのです。
選択には痛みが伴います。
また、新しい扉を開いて進むときにも、もちろん痛みはおきます。
何をするにも無痛であることはありません。
ただ、自分の魂が求める生き方を選んだとき、人生の最期で後悔はないでしょう。
たとえ、生きているときには肉体的な痛みや精神的な苦痛があったとしても、全てを削ぎ落として向こうこ世界に旅立つ時には、魂は清々しさを感じているはずです。
もう奴隷や支配の世界から脱する時です。
がっちりホールドされた世界に一石を投じて、動きがなかった場所に波風を立てて、新しい風をそこに吹き込むことも、私たちに課せられた大切な役割なのです。
自分達が、今いる世界で、自分自身に対する不当な扱いや差別や支配…等、小さな迫害に対して、きちんと自分の意見を表明し、立ち上がることが、世界中で不当な支配と戦っている人々へ、ポジティブなエネルギーを送ることになります。
間接的に世界の人々をサポートすることへと繋がるのです。
自分の周りにいる小さな支配者たちから自分を解放し、心の自由を取り戻してください。
それはエゴでも傲慢さでもありません。人として守られるべき権利です。
◇
要は、自分に責任を持つ…ということです。
思うことを正直に伝え、自分の意思で「自分はどうするのか?」を決めて、それを行動に移すのです。
自分の人生の手綱を自分で引く…ということです。
もちろん、自分の人生に責任を持たなくてはいけないことへの恐怖や不安が出てくるでしょう。
しかし、責任をもつという選択をした自分を卑下しないでください。勇気ある決断をした自分をもっと褒めてあげてください。選択した自分を心から称えて、自分に自信をもちましょう。
その一方で、自分と向き合い、自分自身と戦うことで生じる苦痛を受けいれることが必要です。
この苦痛に耐えられるか否か?を、今、私たちは問われているのです。
純真に自分の生き方を見つめ直す時なのです。