昨年から続ていてる習慣ですが、実は私、夢日記をつけています。
その晩に見た夢を、朝起きた時にノートに記録しています。
夢の世界は、今こうして生きている世界と違う次元なので、目覚めると、夢の世界で体験したこと、そこで感じたエネルギー等が全て消えてしまいます。
この「消える」という現象を、私たちは「忘れる」と呼んでいるけど、本当にサーと消えちゃうんですよね。
だから、目覚めた直後の、まだ夢の世界のエネルギーをまとっている時に、ササっとメモしています。
こうして夢ノートを書き続けることによって、「私は毎晩、夢の世界へ行っている」ことを自覚できます。
今こうして活動している世界とは異なる世界があり、向こうでは向こうに私の居場所があり、こちらではこちらの私の居場所がある。…とまぁ、こんな感じです。
そして、あちらの世界では、あちらの世界の雰囲気があり、独特のエネルギーがあり、そこでの顔見知りもいて、私はひと夢ごとに、あちらで何やら活動しているんですよね。
それは、こっちの世界の価値観で「いい」とか「わるい」とか「価値がある・ない」とジャッジできるものではなく、全くの別世界です。
そして、ここ2~3か月ほど前から、どうも夢の質が変わってきて、感じるエネルギーが大きく変化してきました。
どうも私は、あちらの世界で誰かと交流しているようです。
私のエネルギーが必要な人、または、私のエネルギーが必要な場所へ行き、そこでいろんな人たちと交流しています。
私がわかることは、相手は女性なのか男性なのか、また、日本なのか、日本以外の場所か、…これくらいかな。
ほんやりと雰囲気は覚えているけど、具体的な話の内容は消えていて記憶には残っていないです。、相手のことも詳しくわかりません。
ただ、夢から覚めた後に微かに残っているエネルギーの感じで、どんなイメージだったか…が少しわかる程度です。そんな微かなものをノートにザザッと書き込んでいます。
以前はもっと鮮明に夢を見ていたんだけど、夢を目覚めた後に言葉で表現しようとすると、脳が地球上で理解できるような形に変換してしまうんですよね。変換するとき、実際の夢の世界から少しかけ離れたもの、違うものにすり替わってしまいます。
だから、完璧に夢の世界を再現することは難しくて、ちょとずつ脳が違う形に変えてしまったもので代用していました。
こんな感じで、本来は、夢の世界のあの独特の雰囲気やエネルギーを言葉で表現するのは本来は非常に難しいのですが、それでも、以前の夢は、まだ言葉に置き換えて表現することがギリギリ可能だったのです。それくらい、夢の世界のエネルギーが次元が低くて粗くて世俗的だったと思います。また、当時はまだ脳でコントロールできたということです。
でも、最近私が見ている夢は、高次になってきたのかな?
脳が処理できる内容ではなくなり、地球上で理解できるレベルを超えてしまった感じがします。そのため、夢で見たことを具体的にかつ忠実に脳が再現することは不可能になってしまいました。
具体的なことを思い出そうとすると、指の隙間から零れ落ちる砂のようにサラサラと消えてしまうので、忠実に思い出すことは止めました。
その代わり、ただただエネルギーを感じる。
感じたエネルギーを、自分の感覚で受け止めて理解する。
…そんな感じです。
だから、夢日記に書いている内容も、イメージや雰囲気で感じたことをメモしている程度です。それでも、これを毎日書き続けることで、私は、こっちの世界とあっちの世界を行ったり来たりしているのを自覚できるのです。
そして、脳は記憶していなくても、魂にはちゃんと記録されている…と感じています。
だから、覚えていなくても心配はいらないし、必要なことはちゃんと魂が吸収して得ている…と信じています。
◇
これから、私たちが活動しているこの世界は、ますます混乱していくでしょう。
今まで、スピリチュアルをビジネスにしていた人たちの中には、必死になって情報を集めようとしている人もいると思うんですよ。
だけど、もう大衆向けのチャネルやリーディングは機能しなくて、個々で自分に合った次元にアクセスするしかないんですよね。
そして、個々でアクセスして得たことも、人に聞いて回るのではなくて、自分の感性や感覚を使って的確に処理し、自分へのメッセージとして理解していくしかないのです。
人と同じことをしていてもダメで、ビジネスモデルもあるようでもうないし、ひと昔前と同じことを繰り返してもダメ。今はスピードが速くて、昨日のことも、もう過去ですよ。一日経ったら、すでに古くて機能しないのです。
人の心も「今この瞬間」の気持ちが大事で、一時間前の気持ちは「今の自分」から見たら過去のこと。もう済んだこと・古いことです。だから、執着しない・一点に留まらない・自由に動く・今の自分を尊重する・客観性を持つ・心を空っぽにする…等。これすごく大事です。
こういうことが、感覚的にわかっている人たちは、多分、夢の世界で会っている人たちです。だから、そういう人と、このリアル社会で出会うと「あっ!」とピンときます。フィーリングが一致するんですよね。
もちろん、みんな全く異なる個性の人たちで、ずっとそばに居続けるわけではなく、人生の一部分で少しだけクロスする人だということも、ちゃんと互いに理解しています。
そういうことも全部ひっくるめて、この人の雰囲気、どこかで会っているぞ…と感じる。最近は、そうした出会いが少しずつ増えてきました。
◇
目まぐるしく変化していく世界の中で、毎日必死に生きている私達。
そんな世界の中でも、常に自分の意識をアップデートし、執着を手放して、常に「今この瞬間の自分」を大事に生きていると、夢の世界のあの独特のエネルギーにも順応できるのです。
逆を言えば、今のこの世界で、いつまでも過去や世間体にこだわり続け、「今この瞬間」を生きていない人は、本物の夢の世界でとてもやってはいけないし、夢の世界に入っていくこともできない…ということです。
つまり、この世界で自分に制限を課している人は、夢の世界でも自分に制限をかけてしまうから、あちらで自由に冒険することは不可能…ということです。
こんな感じで、意識や感覚の部分で、これからの新しい世界に必要な存在かどうか?新しい世界に適応できるかどうか?…どんどんふるいにかけられている感がします。
エネルギーの交流。
エネルギーの循環。
これらが当たり前のように普通にできるかどうか。
今、とても大事な岐路に立たされいると感じるのです。