森の中の大きな木2~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

健やかな秋

9月に入ってから、空気感がガラッと変わりましたね。

8月末に満月があり、その満月が明けて新しく9月がスタートしたところから、空気が一変したのを感じました。

 

季節柄「秋」らしくなってきたこともありますが、それとは別に、今まで夏の間、ジリジリと身に迫り来るような狂気じみた熱みたいなものがスーと消えて、急にフッと軽くなりました。

 

今までは、何かを始めようとすると、自分の中で何かが引っかかったり、心の中で抵抗や摩擦を感じて、すごくつらかったんですが、そういうのがスッと消えて、何でもスムーズに取り掛かれるようになりました。

 

あの熱を帯びた粘着性のあるドロドロ。あれって一体何だったのでしょうね。

 

私の奥深くで澱んで溜まっていた過去の記憶や感情、古い価値観や固定観念など、そういうものだったのかな…と思うのですが、それらが、痰が出てくる時のようにゴボッと出てきて、私の心に粘っこく絡みついていたような…そんな感じでした。

 

まぁ、そのせいで、この夏は何となく息苦しくて心が晴れず、イライラすることも多かったし、ちょっと鬱っぽい時もあったんですけどね。

 

私も「絶対に飲まれないぞ!」「負けるもんか!」と耐えて耐えて、踏ん張って頑張りぬいてきたから、痰のように絡んでいた熱も根負けして、さっさと私から手を引いて退散してくれたのかもしれません。

 

あるいは、満月の光できれいに浄化して成仏したのかしら笑。

 

どちらにしても、今の私は、肩も心も軽くなってすごく楽です。

 

何でもそうだけど、不調でつらい時というのは「嵐の真っ最中」に居るようなものだから、嵐が去るまでじっと動かず耐えて、嵐が過ぎ去るのを静かに待つのが大事ですね。

 

嵐の中で変に動いたり、無理して何かを始めると、後々それが失敗に繋がったり、自分の足を引っ張ることになるので、無駄に動かず「耐えて待つ」のが肝心。

 

今年の夏がまさにそれで、下手に動くと体力や気力を消耗して余計につらくなるので、なるべく動かず、その分、心の中で巻き起こっている砂嵐にじっと耐えながら、平常心を心がけて、なんとかやり過ごしていました。

 

お陰で、8月の終わりと共に、心の中の砂嵐が収まり、落ち着いてきたところです。

 

がんばって乗り越えた分、ちょっとは成長できたみたいです。

以前とは違って、何をするにも軽やかに取り組めます。

 

そう思うと、いろいろ大変な夏でしたが、いい経験になりました。

 

 

いよいよ秋が始まりますが、これから少しずつ涼しくなっていくので、外でカラダを動かして運動をしていきたいですね。

 

今までは暑すぎて、外に出ることも億劫でしたが、これからはカラダを動かすことで、カラダの節々に溜まった澱も放出していきたいです。

 

 

心とカラダを整えて、健やかな秋を過ごしたいです。

 

9月1日の木