令和2年(2020年)がスタートしました。
最近思うことですが・・・。個人的に、令和をアルファベットの頭文字で表記するときの「R」がカッコいいですよね!
昨年がR1、そして今年はR2。Rが付くと、何だか宇宙的で未来的だなぁ・・・と(自分の中で勝手に)そうしみじみ感じます。笑
2010年代が終了して、これから2020年代が始まります。
今までの「古い自分」は脱ぎ捨てて、「新しい自分」に生まれ変わって心機一転、これからの10年は新しい気持ちで生きていきたいなぁ・・・と思います。
これからも今まで以上に世界の至る所で様々なことが起きる(起こる?)でしょうし、今年も強大なエネルギーの渦に巻き込まれて、私たちは大きく揺さぶられていくでしょう。
でも、決して悲観せず、明るさと希望を見失わず、楽しむ気持ちをもって笑いを忘れず、堂々と通り抜けていきたいものです。
今年もコツコツとこのブログを書いていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
◇◇◇
この年末年始、ほんの数日間のことなのに、プライベートで沢山のいろいろなことを体験しました。
ささやかな日常の中にも、たくさんの変化があります。
そして、日々の暮らしの中で起きる「変化」に遭遇した時、その場にいた人々の反応が様々でいろいろあり、そんな他人の反応に対して自分はそれをどう感じ、どう受け止めるのか・・・をずっと考えつづける毎日でした。
今までの私なら、「そんな他人の反応など気にしないよ」と言いつつ、実は結構、心の奥に突き刺さっていたりして、その突き刺さった棘(とげ)の痛みを感じながらも、
「みんなそうなんだから、気にしちゃダメだ」とか・・・
「こんな些細なことは水に流して忘れるべきだ」とか・・・
「場を収めるために、ことを荒げて大事にせず、私が折れて相手を許してあげればいいんだ」とか・・・
そうやって自分の気持ちを押し込めて封印してきたと思います。
こんな風に自分の感じたことを無視することにすっかり慣れてしまい、これが当たり前だと思い込んでいたと思います・・・。
だから、今まではこうやって周囲の人たちの反応を見て、それに「何か」を感じても、相手のご機嫌を損ねないよう、相手の感覚に合わせて自分は我慢する・・・ということを、ずっとしてきたのです。
でも、この年末年始に、自分の気持ちを見つめ直す作業をしていくなかで、「自分の気持ちを押し曲げて相手に合わせることは、本当はしてはいけないんだ・・・」と、ふっと気づきました。
昔からの日本の価値観だと、自分を押し殺しても相手に合わせてあげて、相手が心地よくなるように上手に接してあげられる人を「素晴しい人」「気遣いができる良い人」と褒め称えるところがあるけど、いやいや・・・これからは、そんな自分の気持ちに嘘をついてまで他人に合わせてあげることは、「良い人」でも「素晴しいこと」でも「気遣い」でもなく、単なる「嘘つき」行為だ・・・と悟ったのです。
相手を心地よくさせる前に、まずは自分が心地よくなくてはいけない。
それに気づいたのでした。そして、
自分にも「心地よくなる権利」があり、自分も「心地よさ」を受け取るに値する存在なのだ。
・・・ということも悟りました。
すると、今居る「世界」が、今までとは全く違って見えるのです。
こうして年末年始にいろいろなことがあり、その「いろいろ」の中身は、今までと全く同じことの繰り返しなのですが、今までとは違い、自分の感性でしっかり受け止め、自分の感覚で感じ取り、そこから自分の心でいろいろなことを思いました。
そんな「自分の感性で受け止めたこと」「自分の感覚で感じたこと」「自分の心で思ったこと」等、これこそが本当の自分なんだなぁ・・・と。新しい発見でした。
すると、自分が外部に向かって発していく「自分の反応」も、今までとは全く違ってきました。自然に振る舞い、自然に話し、自然に受け止め、自然に行動する・・・。ただそれだけのことなんですが、それをしていると、とても心地よくて気楽で自由なのです。
そんな私の反応に対して、また周囲の人が今までとは違った反応をしてきて、その結果、不思議な化学反応が起きて、相手との関係性が今までとまた異なるものへと発展していく・・・そんな感じでした。
ああ、これかが「切磋琢磨」なんですね。建前や忖度を入れず、ちゃんと誠実に「本当の自分」を出しながら接していけば、自然と相手と正直な関係が出来ていくのだ・・・と。その正直なコミュニケーションの積み上げが「信頼」へと繋がり、人と人を結んで行くんだなぁ・・・と。
ちなみに、この段階で「相手と合わない」と感じたら、そのまま離れて疎遠になればいいことです。無理しなくても良いんです。合わないことは決してダメなことではなく、悪いことでもありません。
無理して付き合う必要は無し。
ただただ自分に正直に生きていけばいいのです。
◇◇◇
・・・とまぁ、そんなことを身をもってあれこれ体験し、そこからたくさんの「気づき」を得た、そんな年末年始でした。
心が成長すると、どんどん軽くなります。軽くて快適になります。
今の私は、本来なら気が重くて辛かった年末年始をカラッと明るく、またサラリと軽く通り抜けることができて、とても不思議な感じです。
今まで自分で「重い」「辛い」「我慢」「辛抱」と勝手に刷り込んできた年末年始の過去の記憶に、「気楽」「軽快」の新しい体験を上書きして刷新したような・・・そんな気分です。過去は消せないけど、過去の上に「新しい自分」をどんどん乗っけて上書きして、過去を刷新していけばいいんですよ。
いつまでも過去に縛られず、どんどん更新していけばいいのです。
そのために私たちは生きているのですから・・・ね。
この「気づき」を通して、私自身、昨年の皮を脱ぎ捨てて(脱皮?)、一回り大きくなって成長したことをふと感じました。
そして、すこし強くなったような気がしました。