コロナ禍で、自分の思い通りに物事が進まない状況が続いているせいか、最近の私は、何か起きても、
今はこれをするタイミングなんだな
…とポジティブに受け止める癖がついてきました。
違う言い方をするなら
「何とかなるさ~!」
英語だと
「 It'll be fine.」「 It'll be OK.」
って感じでしょうか。
損得勘定で物事を見ていくと、自分が損しているような気がしたり、自分ばかり不平等な扱いを受けているような感じになりますが、そんなネガティブな感情はスッと手放して、もっと大きな視野に立って俯瞰して自分の状況を見つめてみるようにしています。
こうして、何はともあれ、「今はそれをする時なんだよ」と気持ちを切り替えていく方が、うんと得だな…と気づいたんですよね。
今、その場所から出ていかなくてはいけなくなった時、「どうして自分ばかりこんな目に遭うのか?」「自分にとって損だ」と悪く受け止めると、どんどん気持ちが苦しくなっていきますが、そうではなくて、ちょっと見方を変えて、
- 私はここでの体験は卒業したんだな。
- 次の新しい場所に移行しなくてはいけないタイミングに来たんだな。
…と、自分の状況を俯瞰して受け止めてみるのですよ。
すると、損得勘定ではなく、何か宇宙的な大きな「はからい」の下で、自分が動かされているのを感じるので、感情的な反応をせず、するっと気前よく次の場所へと移動することができるのです。
今の私はまさにそれで、自分でもよくわからないけど、このタイミングで何か予定が入ってきたときは、「今はこれをするタイミングなんだな」と受け止めています。
この時、「これは良いことか?悪いことか?」とか「どっちが得か?損か?」等、値踏み&ジャッジをしていると、せっかくのチャンスを汚してしまったり、大事なタイミングを逃してしまうことにつながるので、あまり深く考え込まず、直感的に、気分が明るくクリアになる方をサクサクと選択しています。
結果、自分にとってはプラスにならないことであっても、何か目に見えない世界では、お互いのエネルギーの交換をしていたり、私のエネルギーがその場所に必要だったりすることも多々あります。
更には、そこで体験したことが、それが自分にとってプラスになったか?マイナスだったか?なんてことは関係なく、ただ単純に「今の自分にとって非常に必要な経験だった」…ということもあります。
心の成長のために、今、このタイミングで未体験のことを経験しなくてはいけなかった…。そういうこともあります。
だから、目に見える結果にとらわれず、流れに乗って、「これは自分に必要なのだ」と受け取っていくことが大切なのではないかな…と思います。
こうして体験していき、もう自分には必要無くなれば、もう同じような体験はやってきません。
万が一、また似たようなことが人生に起きても、過去の体験によって心の成長を遂げていたなら、上手に乗り越えていけるはずです。
成長とは、もしもまた同じことが起きても、落ち着いて冷静に解決に向かって取り組んでいける自分になった…ということです。
無用に感情をぶちまけず、解決策を見つけて、出口に向かってコツコツと取り組む力がついているということ。そして、ポジティブな影響を周囲に広げていける人になっていること。…これが成長の証です。
だから、今、コロナ禍で、いろんなことが思うように通らず、想定外のことも起きて、いろいろ大変ですが、こんな時ほど、「自分の成長度」をチェックするのに適しています。
- 物事の受け止め方はどうだろうか?
- 心の持ち方はどうだろうか?
- 臨機応変に柔軟に対応できる自分だろうか?
- 解決に向かってアクションが起こせる自分だろうか?
- 損得勘定に縛られていないだろうか?
…云々。
何か起きるたびに、自分の心の状態をチェックして、落ち着いて対処できているか?確認しながら毎日を過ごしていくと良いと思います。
流れに乗って行動していると、損をするどころか「棚からボタ餅」のような感じで、どんどん追い風が吹いて、物事が順調に動き出しますよ。
もちろん、途中でまた、何か起きるかもしれませんが、それも全部ひっくるめて「自分にとって必要かつ大切な体験なんだ」と思い、一つ一つのことに対して(面倒でも)丁寧に誠実に対処し続けていくと良いです。
おそらく、コロナ禍の今は、私だけでなく多くの人にとって「流れに身を任せていく」ための修行期間なんでしょうね。
こうして、いろんなことに対してネガティブに受け止めず、飄々とポジティブに取り組んでいくことが大事なんだろうな…と思います。