コロナ禍に突入して、もうすぐ3回目の春を迎えるのですね。
最初の頃は、未知の病に恐怖を感じ、常に緊張を強いられてきましたが、今は(いろいろ気を使うことは多いけど)それなりに折り合いをつけて上手に付き合えるようになった気がします。
これだけ感染が広がり、身近なところでも陽性になった人が出てきたりして、もう他人事とは思えなくなったことも大きいです。
そうそう、「これも一つの経験」…なんですよね。
社会の中で起きていることを自分が見聞きして、それに自分がどう反応するのか?…も、ある意味一つの「経験」だと思うのです。
だから、特別なことをしなくても、日々の暮らしの中で、自分は何を経験して、その経験に対してどんな反応をしているのか?…を、毎日コツコツ丁寧に観察しながら意識していくと、それだけでも充分に「多くの経験」を得らることができる…と思います。
私自身、コロナ禍で暮らしていくうちに、新しい発見を得たり、新しい習慣が生まれたりしました。
それらはちょっとしたことですが、例えば…。
コロナのお陰で、今まで気づかなかった小さな差別や偏見を発見し「これは改めよう」と意識を変えることができました。また、冬の寒い時期でも「窓を開けて換気する」という習慣が身に付き、なんだかいい感じです
その他、コロナが起きたからこそ始めたこと、チャレンジしたこと、大事だと気付いたこと、等々。また、得ることばかりではなく、不要だと気付いて手放したもの、断捨離したこと、整理したこと、処分したもの等…いろいろあります。
今まで通りの日常を送っていたら、多分やらなかったであろうことを、今の私はいろいろやっています。
そう考えると、私の人生が大きく変化したのも、このコロナのお陰だな…と、不思議な気持ちになりますね。
自分の勝手なはからいで「これは良い」「これは悪い」と決めつけてしまわないで、もっと大きな波に乗っかるような気持ちで、ゆったりかまえても良いんじゃないか…と思うんですよね。
あまりシリアスにならず、どんな出来事であっても、必ずポジティブな面があるので、そんなポジティブな一面を見つけるところから楽しんでいき、その一面を体験するような感覚で気楽にいろいろ経験していけばいいんだと思います。
シリアスに考えがると、シリアスになっていくし、ポジティブな面を見つけていくと、また新しいポジティブな面を発見していきます。
こんな感じで、私たちが生きているこの世界は、自分の心が描いたとおりに進行していくのでしょう。
何を思うのか?何を感じるのか?
それを大切に感じ取りながら、今のこの現実を明るくプラスに受け止めていきたいものです。
最近、お香にはまっています。パソコン仕事をしながら香を焚くのがマイブーム。これもコロナ禍から始まった習慣です。