森の中の大きな木~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

大きく変わってしまった世界の中で

コロナ禍に突入してから昨年末までの間、私たちは、暗い異次元のトンネルの中を彷徨い歩いてきたような気がします。

 

今年に入ってからも、まだ少しの間、この暗いトンネルの中にいましたが、春の訪れとともに、今ようやくトンネルから抜け出てきたような感じです。

 

だけど、出口から明るい光が見えてきて、「やっと元の世界に出てこれた!」と喜んだのも束の間、光の下に出てみたら、以前とは(見た目はソックリ同じみたいだけど…)、全く異質な世界に出てきた…という感じなんですよね。

 

その、新しい世界というのが、今までの「当たり前」が全く通用しない世界で、恐ろしいくらい正直さが際立つ世界なんです。

 

自分の本音が剥き出しになるし、エゴや欲もオープンにさらされるし、ネガティブさがあれば、とことんネガティブに落ちていくし、その逆で、オープンかつポジティブであれば、そのポジティブさが羅針盤となり自分の未来が開けていく…という、ちょっと怖いくらい「自分のアクション」が具現化していく世界なんですよね。

 

おそらく、コロナ禍で人間の動きが止まって、皆が閉じこもっている間に、地球のエネルギーがすっかり変容してしまったんだと思います。

 

今も、変容は爆走中で、この世界に慣れる努力が必要だと思います。

 

(おそらく勘の良い人は、ここまでを読んで「あっ!」と腹落ちしたり、ピンと来ていると思うんだけど…笑)、ホント変わっちゃったでしょ?

 

古い価値観は、人々を拘束するための足かせでしかなく、世間体や人の一方的な意見は、ただの干渉&支配でしかなく、「愛」とか「絆」とか言っているけど、その裏にはエゴしかなくて、社会のシステムを維持するために、義理人情とか愛とかお金とか名誉とか…等々、いろんなものを持ち出して人を縛り付けて、「ここから出ていくと恐ろしい目に遭うぞ」と脅しをかけて、みんなで監視し合っている…という世界だったんですよね。

 

そういうのを、感覚的に感知できるようになったというか…、今まで目に見えなかったことが、感覚的にスッキリ見える(わかる)ようになって、今まで「これが常識的な生き方だ」と言われてきたものが、もうこれからは一切通用しないんだ…と、肌でわかる。

 

長いトンネルを抜け出てきたら、映画「猿の惑星」みたいなもので、過去のシステムはもう機能しなくて、すっかり変わってしまったこの新しい世界に、私たちは黙って順応していかなくてはいけない…と、そんな感じなのです。

 

だけど、「新しい世界のエネルギーに順応していく」ということは、過去の古いスタイルを捨てて、新しい世界のスタイルに自分を馴染ませていく…ということです。

 

だから、決して悪いことではなくて、古いシステムからの脱却であり、支配からの解放であり、人や社会にコントロールされるのではなく、自分の意思で自分の人生を切り開いていく&自分の人生の手綱は自分の手で引いて生きていく…ということです。

 

だから、本当はとても喜ばしいことなんだけど、ただ、社会の古いシステムで得をしてきた人たちや、古い価値観に強烈に縛られている人たち、親や社会からの刷り込みが強くて洗脳状態みたいになっている人たちには、混乱と恐怖しかなく、非常に苦しい時代の到来になるだろうなぁ…と思います。

 

まぁ、だから私たち人間は「コロナ禍」という試練の時期が与えられて、その間、今までの常識が一切通用しない特殊な世界を体験してきて、そのおかげで、古い価値観でガチガチだった頑固な石頭をカチ割られてきたはずなんですけどね…笑。

 

それでも、まだ、古い価値観でガチガチの人がいて、そういう人たちは、今までのやり方をこれからも頑なに押し通して、自然の流れで淘汰されていく道をたどっていくんだろうなぁ…と思うのです。

 

そうでなくても、様々な体験を経て頑固な石頭をカチ割られて、柔軟な思考に生まれ変わったとしても、みんな平等に寿命が尽きれば死んでいくんだし、そこはみんな一緒ですよ。

 

ただ、生きている間、自分は何をして生きてきたのか?自分が今世でしたかったことを、ちゃっとやってこれたか?←ここが大事なんだと思います。

 

エゴで生きている人たちは、本当の自分を生きていないし、また、刷り込みが強くて世間体ばかり気にしている人も、本当の自分を知らないまま生きているんですよね。

 

そのままでいいの?

本当にそれでいいの?

 

と、私は思うのです。

 

今年最後の桜

 

 

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